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2002-08-12 SPSSなんか大嫌いだ

_ カローラ

の何が嫌かって「いかにも私が日本標準」という顔をしているのと,ボディカラーが悪趣味なこと.以上.

_ SPSS嫌い加速

マニュアルが簡単すぎる.依拠してるデータが書いてない.出力結果が書いてない.ダメ,ダメ,ダメ.まるでマイクロソフトの如く「私に任せておけば安心なんだから,あなたは黙ってなさい」的なところがあると思う.

と,対数線形モデルでまた2時間悩んだ後,恨みがましく記述.

_ 恥ずかしい勘違い

某先生からメイル.10/10に東京の某シンポで喋る講演要旨を「1000字でくれ」との依頼と読んで「今週中に作ります(今日やるつもりだけど今日中にやれる自信があまりなく,かつ即答(返す刀で送ること)しなくてもよさそうなものに関する私の標準的な〆切設定)」とお返事したら,「1000字じゃなくて100字ですよ」との訂正がすぐにやってきた.恥ずかしい勘違いと共にひどい労力損をするところであった.というわけで,98字で作って返信.

IT時代を迎え,各企業組織で導入が盛んなネットミーティングシステムが,集団の創発性(相互作用によって生みだされる新たな「知」)を高める可能性について,社会心理学的な実証実験データに基づいて論じる.(98字)

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_ メモ

八木牧場の川渡りの見学は,もうやってないらしい.こういう場合,ネットの情報は実に紛らわしく,結局電話で聞くのが「最新」である.

_ 巻き貝シミュレーション

小学校の時,夏休みの自由研究のテーマに「植物の葉の付き方(葉序というらしい)」を取り上げたことがあります.いや,取り上げたというのは正確な表現ではなく,思いついたのはご父君で,私は内心「何が面白いのかちっともわからん」と思いながら,それでも自分でテーマを思いつく創造力がないので,ただひたすら記録を採って発表したのでした.葉が何枚で茎を1周するかを1/3とか5/13とかで表していたのです.テーマが難しすぎた(本人が考えていないとばれた?)せいか,クラス代表にはならなかったような気もします.

ふーん,フィボナッチ数列か… と,20年以上経ってから検索して知った.小学校時代にこれが「面白い」と思えていたら,数学的センスがあったんだろうな.きっと.しかし情けないことに今に至っても「はぁ,なるほどねえ」としか思わない(笑

_ 疲れました.もうやめます.

結局のべ6時間くらいかけて,「4.388はlog(80.50)だ」「SASとSPSSで推定値の求め方は全然違うらしい」「SPSSではそうやって出たSASとは異なる推定値の有意性をどうやって検定しているのかわからん」という3点を得た.多分最後の不明が解決すればなんとかなるんだけどなあ.

estimateの95%信頼区間を求めて,その値のe^xをとって,「From these data, therefore, there is significant evidence that...」って書いてある.therefore で片づけるなよう.

ああ,この世にSPSSなかりせば,こんな風に一日を潰すことはなかったろうに.恨めしや.

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2003-08-12

_ [work] 最近家でも仕事ができるようになってきた

人間的に向上してきたらしい.だったらボスにより「閉鎖」が公言された研究室に行く必要はないだろう.というわけで6時起きでお仕事中.気分転換にリビングや寝室の本棚を整理し,段ボールに詰めている.

今日はレポートを採点君Σにかけた後,翻訳のチェックをしたり,翻訳のチェックをしたり,翻訳のチェックをしたり…

さすがにそろそろ「新しいかたち」の骨組みをきちんと考えないとやばい.

(11:20記)採点完了.私が採点を担当した分の平均点は75点.目指しているあたりをジャストで突いているので,採点君Σの性能は我ながら素晴らしいと自画自賛.

_ 午後は休息

涼しいので午後に休息を取ることにした.すぽくらに行っていつものメニューをこなし,いつもの2倍運動すると宣うご夫君@ダイエット期間中を残してあがった後,コーナンに行って食器を包むシートなど買ってきた.ファミマに寄って週ベ増刊号を買おうとしたが,なかった.ちぇっ.

_ [tigers] あああ…

やっと勝てたよ…

あっちゃん4番で,いつもの通りの「大活躍」

そういえば今日は日航機墜落事故のあった日.中埜社長(当時)に今年の優勝も捧げたい.あの夏から,やっぱり18年.

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2004-08-12

_ しかし何ですな

旅の途中にリアルタイムでウェブ日記を更新する人ってあんまりいないいような気がするな.これほど書く事柄と暇のある時もないような気がするんだけど.不思議だ.

_ 帰国

使用機材の到着遅れで,搭乗は少々遅延.ラウンジから32番ゲートはかなり遠かった.結局,離陸渋滞もあってフライトは1時間遅れだったが,機長氏(後で分かったことだが合コン仲間小川キャプテンらのお友達だった由)の説明によれば上空でなんとか取り返すらしかった.今回の機材は行きと異なり747で,Fもある仕様.FとCとの間はカーテンで仕切られた上で「入ってくるな!」というプレートまで掛けられて,とっても越えられない壁な気分である.この便も少なくともCはかなり埋まっていた.Fに乗ったのは,ラウンジにいた音楽評論家風情(黒のノーカラーシャツに黒ジャケット,髪の毛は総髪風になでつけている.ちなみに「University of Tokyo」というわかりやすすぎるロゴの入った手提げカバンを持ち,お付きらしいおじさん(このひとはCだった)に「会長」と呼ばれていた)の夫婦など数名.まあもともと数名しか座れないのだから当然か.FAは男性&ベテラン女性が多かった.エンタテインメントシステムがMAGIC Iでちょっと使いでが悪かった.その他は行きと特に変わりなし.しかしJENのクラシックチャネルのNR熊本マリには未だに慣れない.っていうかいつまで経っても下手ではないか.プリーズカムバック黒田恭一氏.

行きに途中で寝てしまったスタスキー&ハッチを見ながら夕食を食べた後,睡眠.いつものことで帰りはよく眠れる.シベリア上空を半分くらい通過したところまで寝ることができた.その後は雑誌を読み尽くしたり,音楽を聴いたりで時間をつぶす.ご夫君は安定剤を飲んで寝ていたようで,さすが出張慣れしておられると感心した.すごくよく効いたらしく,ほっぺたを殴っても鼻を握りつぶしても起きませんでした.

この便のフライトマップは,行きと異なり,英語と日本語表示しかなかった.日本の地名の中で「Zaozan」というのがあって,一体このザオザンという日本ではないような地名は何だろうかと思っていたが,どうやら蔵王山ということだったらしい.札幌・蔵王山・東京・大阪・佐賀・鹿児島と,地名の選び方が(素人にとっては)意味不明である.猪苗代湖と磐梯山系がきれいに見えた.ロンドンも北欧もとてものっぺりした眼下の景色だったので,日本に帰ってくると改めて山国なんだなあと思う.そしてゴルフ場が多いぞ.

成田には定刻に到着.今日は危惧していたほど暑くない様子.

それにしてもロンドンだろうが成田だろうが,ラウンジ内で携帯で,しかも声を落とす配慮もせず話すおバカ様は排除してほしい.

_ 21時

LOギリギリのかつくらに滑り込んでトンカツエネルギーを補給した後で帰宅.お疲れさまでした…というのは避暑旅行には似合わないな.

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2005-08-12

_ [iceland] In Eastern Iceland

We are fine also today. Now in Internet Cafe and check the result of Japanese professional baseball game. We are so happy to know Tigers beated Ore-ryu Dragons :-)

↑これも現地時間8/11夕に現地のネカフェから書き込んだもの

です.

_ [iceland] 霧の朝

4時過ぎ起床.今朝は昨日よりも霧が深く低いところまでたれ込めていて,さらにフィヨルドを覆い隠してしまっている.残念だが今日は移動距離が長く,早く出発しなければならないので,この街の美しい眺めは半分も楽しめなさそうだ.まあ,長い旅の間にはそんな日もあろう.

今朝は朝食がついていないので,昼食用と2つご飯を炊いたが,なぜか片方が大失敗.普段通り炊いたつもりだったということだが,昨日のパスタをゆでたときからなんとなく片方の電熱がパワーダウンしていたので,そのせいかもしれない.とにかく朝食用の白いご飯をおシャカにしてしまった.米はもう残り少ないので炊き直すのも得策ではない.考えた末に,今朝のごはんはカップヌードルとチーズ(JAL機内でくれたもの)とクラッカー(やっぱりJAL機内でくれたもの)ですませることになった.ランチ用の炊き込みご飯だけでも無事炊けてよかったよかった.おにぎりを製造し,身支度をして,さっさと7時に出発.

_ [iceland] 海を目指して

今日の目的地にアプローチするためには,まず昨日はものすごい霧で恐怖の峠だったところを再び戻らなければならない.地上から見ると一面霧に包まれているので,ああ,またあの恐怖を味わうのか…と思ったら,意外にも,いや考えてみれば当然かもしれないのだが,山の中腹部分はきれいに霧が晴れて,昨日は見えなかったフィヨルドの上部をよく見渡すことができた.頂上付近は再び薄い霧に包まれているが,昨日のようなひどいものではない.つまり朝早くは霧の舌の部分がぐんと海に近いところに降りているということなのだろう.マウイのハレアカラ登山の時にツアーガイドが「地上に近いところがガスっていると案外上の部分は晴れていることが多い」(といって結局あのときは上も霧だったが)と言っていたことを思い出す二人だった.せっかく霧が晴れているので,ところどころにある滝や,湿地帯に群生している綿毛をもつ植物(名前は何だったっけ)などを撮影したりと,いろいろと寄り道をして楽しんだ.

峠を越えて,昨日ガソリンを補給したEgilsstadirから一路南へ.今日は400キロ以上も走るロングロングドライブなのだった.ひたすらダートの道を越え,海を目指す.比較的天気はよく,ダートの道も一応整備しようという気持ちがかなりある雰囲気のものなので,路面そのものは激悪というわけではない.途中でやたら人なつこく「おい,俺撮るか,俺撮るか」と近づいてきてくれる(いや,ただ単に「うるさい,向こう行けやゴルァ」なのかもしれないが)アイスランディックホースを後ずさりしながら撮ったりもした.羊は必ずcowardですぐにすたこら逃げていくのに,馬は向こうから近づいてくる.牛は不動.面白い格差だ.

走りやすい方のダートではあるのだが,しかし高低差が大きく,しかも前のまったく見えないくらいの坂を登り詰めたと思ったらすぐにカーブして急な下り,といった具合にまるでジェットコースターのような展開が何度も何度も待ち受けているのにはなかなかまいった.フィヨルドを通過する大変眺めのよいドライブなのだが,まったくもって息の抜けない1時間だった.最後に転げ落ちるような坂を下ったところで,ようやく海があらわれた.

_ [iceland] 海沿いドライブ

途中,ひなびた港町(といってもこぎれいなホテルがあった)Stafafellでの休憩,「東部アイスランドから山を越えて来ると,そこにまるでメトロポリスが出現したような」とロンプラに評されている小さな街Hofnでの休憩・給油を挟みながら,今度は一路海岸沿いを西へ向かってドライブ.左手は海,そして右手には徐々に氷河が姿を現し始めた.この氷河はヴァトナ氷河Vatnajokullで,アイスランドはもちろんのこと,欧州最大規模の氷河である.滝も最大,氷河も最大.案外欧州のナンバーワンをアイスランドが獲得しているらしい.関心のある方はアイスランドの地図を眺められるとよく分かるはずだが,そりゃもう,めちゃくちゃでかい.地上から私たちが眺められるのは,それが海に向かってせり出して溶けてきている数カ所でしかない.内陸部ドライブでは,氷河は遠く眺めるだけのものだったが,こちらでは氷河が溶け出した湖を遊覧船でまわれたり,実際に氷河をさわれたりするハイキングができるのである.つまり,今日は「氷河day」なのだ.

_ [iceland] classical Arctic view

まず氷河dayの幕開けは,Joklaselの氷河クルーズだ.海沿いを走っているとふと前に白い柱のようなものが見える,と思ったらそれが溶け出した氷河からできた「氷山」なのであった.今までもそうだが,アイスランドのView Pointはいつも突然現れる.タイトルはロンプラでここを説明している部分にあった文章だが,まさにそういう感じ.小さいときに図鑑で見た「氷山」とはこんな感じだった.光を受けて青く光る氷が,湖のそこここに大小さまざまなサイズで浮遊している.レイキャビクからでも400キロ程度で,舗装道路を進めば容易にアプローチできることから,観光客も多い.運良くすぐに11:55の遊覧船の予約ができたので,早速水陸両用の遊覧船に乗り込んだ.ライフジャケットを着て,まだ車状態(なぜなら乗り場は地上である)の遊覧船に乗り込む.一つの便に客は25名程度だろうか.遊覧船は地上から滑るように湖に入り,40分の氷河クルーズのスタートだ.

大小の氷山の間を縫いながら,後ろにライフセーバーの乗り込んだゴムボートを従えて遊覧船は進んでいく.水の上だから多少冷たいが,それでも震えが来るほどの寒さはない.確かに昨日よりは1枚重装備をしているが,それでもウールのものは着ていないのだから,やはり大して気温は低くないということだろう.時折船のすぐそばにある小さな氷の塊を見ると,確かに「氷山の一角」で,上に見えているのより遙かに大きな塊が下にあることがよく分かった.巨大な氷山を横目にした折り返し点で一旦ボートを停め,ガイドの女性が小さな氷の塊を手にしながら説明をしてくれた.小さな氷の塊は,彼女がツルハシで砕いて客に一つずつかけらを渡してくれる.口にした氷からは1200年前の空気がぱちぱちと溶け出し…はしなかったが,無味無臭でとてもきれいな味がした.最近氷河が溶けるペースはやはり非常に早まっているそうだ.地球温暖化問題,ちゃんと考えなければいけないなあ.

クルーズを満喫して船を降り(ちなみに料金は一人2200Ikr,結構高いよ),湖に一番近いところに車を停めてランチ.今日も元気だ,おにぎりがうまい.

_ [iceland] 間近で氷河を眺める

さらに車を西へ走らせる.するとところどころに右へ折れるダート道があり,「眺望あり」のマークがついている.さっきの湖は「氷河が溶け出した」ところなので,氷河そのものにはあまり近づけなかった.しかしどうやらこれを走れば氷河に近づけそうなので,行ってみることにした.石ころ満載の,まさに4WDでないと絶対に通れない道なき道をどんがらどんがらとしばらく行って,もうこれ以上どう見ても道はないところで車を停め,下に降りてみた.そこには,目の前(といってももちろんさわれるような距離ではない.そんな距離だと逆に危ない)に氷河の先端部分が一面に広がっていた.周りでは小さな氷の塊がきしむ音がし,時折目の前の氷河が,ズシーンと大きな音を立てて崩れている音も聞こえる.これもまた,先ほどとはひと味違った氷河の楽しみ方だった.

同じようなView Pointにもう一カ所立ち寄ったが,そちらは山の上の方にある氷河を間近に眺めることができた.なんと向こう側の氷河の上に立っている人も! それなりの重装備をすればそんな大胆なハイキングも可能なようだった.しかし軽装備の私たちがそんなことをするのはまさに自殺行為なので,ここはおとなしく眺めるだけで退散.

_ [iceland] 氷河を触ってみる

次の氷河体験はSkaftafell国立公園だ.ここはビジターセンター完備,遊歩道もきちんと整備された氷河観光スポットである.高山植物の咲き乱れる,歩きやすい遊歩道を1.5キロほど歩くと氷河に触れるところまでたどり着けますよ,という仕掛けである.マクロレンズ修行中の私は,きれいな花を見つけては写真を撮りまくる.氷河が枯れて半世紀以上も経つと,そこには徐々に植物が生えてくるようだ.遊歩道から少しそれると苔が群生していてふかふかだった.さらに歩くと,昔は氷河からの川があったらしき,角の取れた丸い石がごろごろと並ぶ地帯に入ってくる.ここまで来ると植物の数は減り,苔の姿はなくなる.またさらに歩くと,だんだん氷河が近づいてきて,さすがにガレ場が続くようになる.

20分ほど歩くと,ようやく目の前に,砂山と見分けのつかないような「氷河」の先端部分が現れた.頂上に大小の石をいただく真っ黒い塊,といった感じだった.そこから先に行くのは非常につらそうだったので,この氷河を触ってみることにした.しかしそれも小さな流れを渡らなければならず,なかなか大変.しかも上部の石が頻繁に転がり落ちてくることもわかり,実際危なそうだ.二人で順番に身軽な状態で流れを渡り,ひやひやしながら氷河にタッチ.氷河の山肌は,冷たかったが,指先が真っ黒になった.素人は危険なことをなるべくしないようにしましょう.

帰りながら気が付くと,遊歩道の数カ所に1980年,1940年,1904年に「氷河はここまでありました」というポールが立っていた.その間の距離から考えると,氷河の退潮はほんとうに著しい.またこの数年でそのペースは上がっているようだから,今のように容易には(いや,これまでも加速度的に歩く距離は伸びてきたはずだが))氷河にたどり着けなくなる時も,そう遠くはなさそうである.

_ [iceland] 一日の終わりは

さまざまな形での氷河体験を終えて,一路今日の宿泊地へ.ロングドライブも無事に完遂できてよかったよかった.

今日の宿泊地は氷河地帯を抜けたKirkjubaejarklausturである.アイルランド人聖職者が最初にやってきて教会を建てて住み始めたところだそうで(Kirkは教会),それにちなんだ名前の付けられた滝や岩などもある.1700年代の火山の大噴火(Lakiと称する)でできた溶岩台地に囲まれた,今は穏やかな雰囲気の海沿いの土地だ.今日泊まるホテルはアイスランド航空のホテルグループに属しているのだが,そんなホテルがあるような場所には思えない,ひなびたところである.氷河地帯の国立公園内には宿泊するところが少なく,今回も4月の時点で満室といったような人気だから,少し離れたここにベースを置いて,氷河観光をしようというツアーが多いのかもしれない.今日も大きな観光バスが停まり,夕食時のレストランはおじおば団体が満載だった.

遠目に滝の一部なども眺められる部屋で,まずは世界陸上など見ながら休憩.イシンバエワが棒高跳びで世界記録を樹立した場面を目撃した.国別メダル数で日本に銅が1ついていて,初めて400Hで為末がメダルを取ったらしいことを知る.その後,いつものように夕食を製作.今日のメニューは,ハヤシライス(レトルト),めかぶ(再登場),トマトとサヤエンドウのサラダ(これで使い切った),中華スープ(フリーズドライ)である.電熱調理器も調子が戻ったようで,今度はうまくご飯も炊けた.よかよか.明日のランチの分を残すと若干米が足らなかったので,1合分はサトウのごはんを追加.

今日は昨日よりは遅くなったが,それでも早めに就寝.明日が最後のアイスランド観光である.

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2006-08-12

_ [06travel] ザルツブルグで行ったところメモ

レジデンツ…中がザルツブルグ音楽祭の野外コンサートの会場になっている都合か何かで,普段公開されているはずのところがクローズされていた.入場料を払って入るところはギャラリーだった.なぜこの私が選んで美術展などに.むむむ.

ザンクトペーター教会…切り立った崖の中にカタコンベを持つ教会.カタコンベのそばにも立派な墓が建ち並んでいて実にはかばかしく好ましい.

ホーエンザルツブルク城塞…上記教会のそばから切り立った崖をケーブルカーで20秒ほど上がったところにある.ザルツブルグを一望できる眺めが素晴らしい.

新市街と旧市街は川を挟んで向かい合っているが,2つを結ぶ通りは観光客でごった返している.宿泊しているホテル(Raddison SAS Hotel Altstat)は川沿いで,幹線道路に面しており,また遅くまで騒ぐ観光客で結構うるさい.内側の部屋の方がいいんだろうな.

_ [06travel] ザルツブルグ2日目

結局ホテル裏口前すなわち私たちの部屋の直下では,午前4時頃まで多くの人が騒いでいた.途中で我慢できなくなり遂に耳栓着用.川沿いで特に店があるようなところでもないのに,一体何だったんだろうか.そして朝から雨.

→朝になって見てみると、ホテルの直下は「Altstadt Keller」というどうやらビアホールらしき店だった。金曜の夜ということで、ここで大騒ぎしていたのだろうか。しかしこんなにうるさい夜はいつぞやのフィレンツェ共和国広場前のホテルサボイに泊まって以来のことだった。

_ [06travel] ザルツブルグ音楽祭

10時過ぎにホテルをチェックアウトして(車と主要な荷物はすべて預けたままで)祝祭大劇場へ。冷たい雨がそぼ降る中でも観光客はたくさんいて、モーツアルトの生家など既に入り口に列ができていた。頑張るねえ。私はそんな気力も趣味もないので一直線に歩いて5分ほどで大劇場に到着。さすがに正装とはいかないまでもスーツにネクタイだったり女性もそこそこきれいな服の人たちでわさわさしていた。日本人の姿もちらほら以上に見えて、中には着物をお召しの方もあった。また,ハイジみたいなチロルの服を着ている女性も.これも礼装に入るらしい.ちなみに私たちの服装は,ご夫君がダークスーツ,私が黒白のノースリーブワンピースに白いボレロ+ヒールというごく普通のものだったが,特に浮くような感じはなかった.

祝祭大劇場は外側も中身もごく簡素な雰囲気で、ニューイヤーコンサートの会場なんかを想像するとギャップは大きい。座席は前から9列目の向かって右サイド。周りはいかにもいつも来てますみんなかおなじみですって感じの人たちが多かった。ちなみに料金はEUR150で、音楽祭ウェブサイトから直接予約したが、ニューイヤーとは違って、早めに動いてさえいれ入手困難プラチナチケットということもなさそうだ。今日のプログラムは記念年らしくモーツアルト主体で、

Wolfgang Amadeus Mozart
Concerto for two Pianos and Orchestra in E flat major K. 365(316a)

Fabio Vacchi (*1949) Giusta Armonia commissioned by the Salzburg Festival World Premiere
Wolfgang Amadeus Mozart Symphony in C major K. 551 "Jupiter"

の3曲。最初の2台のピアノのための協奏曲を弾いた2人のピアニストは、一人がパレスチナ人、もう一人はイスラエル人。意味ありげな取り合わせだ。息の合ったセッションを見せた後はがっちり握手&肩を抱き、マエストロ・ムーティを交えて互いの演奏を称えあっていた。2曲目はナレーションが入る(ドイツ語;英語字幕)珍しい構成の現代曲で、これもメッセージとしては「人類は貧富や民族や宗教の差を越えて一緒にならねばならない」ということを伝えるものだったようだ。

メッセージ性の強い2曲の後は休憩を挟んで定番のジュピター。普通に名演。音響がどうとか聴衆がこうとか、何も言わずともよい心地よい音楽空間だった。こんなところにしょっちゅう身をおける人はうらやましい限りだ。

ムーティ御大も、キュッヒル蛸親父も、トバイアス・リーも、そしてK(青)さんもお元気そうでした。

_ [06travel] プラハに移動

コンサートがアンコールもなくあっさりはねた後は再びホテルに戻り、荷物と車をピックアップして慌ただしくザルツブルグを後にした。結局新市街はまったく見られなかったが、まあ、次の機会ということにしよう。

プラハまでは、途中リンツまで高速で、その後は一般道をひたすら北上するというルートだが、チェコ国境(パスポートチェックも何もなし)を超えると途端に雰囲気が変わる。似たような田園風景なのだが、やはりこれが旧・共産圏というものなのだろうか、少しずつ荒んだ感じが否めない。特に国境付近はざらついた感じで、しょっちゅうヒッチハイクをするような雰囲気の人がいて、気がつくとミニスカートをはいた化粧の濃い女性ばかり。どうやらただのヒッチハイクではないらしかった。

総距離400キロ弱を休憩3回、5時間ほどかかって走破。お疲れ様でした。これから2泊はフォーシーズンズプラハ。今日の夕食はルームサービスであっさり済ませた。

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2007-08-12

_ [07travel] ミュンヘン

といっても空港は市街地とは遠く離れているわけだが.

到着した第一声は「さむっ!」であった.到着前に一雨あったようなのだが,それにしても寒かった.去年も「猛暑だ」と7月に聞きかじった頭のままやってきたら15度でえらい目に遭ったわけだが,やはり今年もそうきやがったらしい.0時前に眠ったが,4時にはきっぱり覚醒するいつものパタン.まあ,体調は悪くない.朝ごはんは昨日のミュンヘン行きのBAでもらったサンドイッチ(チキン+ツナ,チーズ+卵)とインスタントカフェオレ.英国製のサンドイッチにトラウマがある(人生唯一「食べられない」サンドイッチを購入したのがロンドンのコンビニ)私だったが,ご夫君が試食して

まあ,食べられなくはない

というので食べてみた.一応,喉を通った.

_ [07travel] 今日の予定

ミュンヘン→(飛行機)→フィレンツェ→(レンタカー)→ボローニャ(泊)

イタリア入りしてから比較的時間に余裕があるので,気ままにうろうろしながら移動する予定.

_ [07travel] ミュンヘン→フィレンツェ

吐く息が白いほど涼しい朝.あまり天気はよろしくない.例によって早く起きてしまった.朝食は昨日のLH機内で配られたサンドイッチ.ロンドン便だから…と期待していなかった(というかハナから食べたくなかった)のだが,案外喉を通るレベルのものだった.その後,ホテル周囲=空港を散策してから7時半にホテルをチェックアウト.ここは毎年この時期はビーチバレーの大会(スポンサーはダイキン)の大会が開催されているようで,去年と同じように仮設のサンドコートとスタンドが作られていた.しかも3面も.

ミュンヘン空港8:55発フィレンツェ行きのLHに搭乗.チェックインは長蛇の列…と思いきや,SFCの特権を生かしてスピーディに済ませることができた.ルフトハンザのラウンジで追加の朝食をとった後,飛行機に搭乗してからは雄大なアルプスを越えて1時間半ほどでフィレンツェ到着.こちらは晴れていて,そこそこ暑い.

フィレンツェ空港ではまず車を借りる.空港の建物の並びにいくつかのレンタカー会社が並んでいて,そこで手続きしてそこで借りて乗っていくという簡単な形式.今回はランティスというハッチバックのコンパクトカーだった.一応オートマだということになっていたのが,クラッチなしながらギアチェンジはマニュアルにも変えられる形式.そのせいか,なんとなくクラッチのつなぎが微妙らしい.

車を出してさあどこに行こう?決めていなかったのだがあまり街中をうろうろするつもりもないので,まず10キロほど走って丘を登り,フィエゾーレへ.ここからは,フィレンツェの街を一望することができる.少し曇りがちだがいつもの美しい風景を楽しむことができた.

そして次はアルノ川を越えてミケランジェロの丘へ.こちらはいつものようにツアーも含めた観光客が多い.今度は反対方向からまたもやフィレンツェの街を一望.当然のことながらフィエゾーレよりも随分距離が近いので,その風景には迫力がある.何度来てもやはりフィレンツェの街はほとんど完璧なまでに美しい.

さて後は街中だが,フィレンツェはもうよく知っているので,お気に入りの場所だけを再訪することにした.まずはどこよりもお気に入りのサンマルコ修道院.近所に適当に車を停めて(イタリアの街中は路上に駐車スペースがたくさんあり,無料かパーキングチケットを切るところかは場所次第だが,とにかく便利である),フラ・アンジェリコの受胎告知と,修道士たちの部屋のフレスコ画を鑑賞.その後,お腹が空いたので近所のマクドでランチ.ゆったりランチを楽しむ時間がない日には,確実に時間が読めて(というよりも自分でコントロールできて)味に不安を感じる必要がないマクドはやはり便利だ.そのまますぐ先のサンタマリアデルフィオーレへ.相変わらずの大迫力と大観光客である.最近のツアー客は圧倒的に中国・韓国人が多く,日本人は小さなグループがちらほらくらいで全然目立たなくなっていた.日本人の海外脱出率はそう変わっていないはずだが,どこに消えたのか? ドゥオモと鐘楼の周りを一周した後,またもや相変わらず行列しているアカデミア美術館の前を通過して車に戻り,フィレンツェに別れを告げて高速A1で一路ボローニャに向かった.

_ [07travel] フィレンツェ→ボローニャ

A1はイタリアのど真ん中を走るメインの高速道路だが,その割にはカーブが多く,振られまくる.途中サービスエリアでの休憩を挟みつつ1時間半ほどでボローニャ付近に到着.しかし,ボローニャに入った最初の出口で降りずに(大抵最初の出口は大きな街の切れっ端部分で,ここで降りてしまうと結局時間がかかってしまう),もう少し先で,と思ったらいきなり全然降りられない車線に進入してしまって焦る.このままボローニャを通過してしまったらどうしよう!と思ったが,なんとかボローニャの街の周りを半周ちょっとしたくらいでなんとか降りられた.

この時点で16時過ぎ.今日から3泊するアパートのチェックインは,担当者とアパートの前に18時待ち合わせということになっている.というわけで,アパートの場所を確認してから先に中心部を軽く観光することにした.アパートはボローニャの中心部を取り巻いてぐるっと一周できる環状道路から通り1つ離れたところにあり,便利(といっても歩いて中心部に行くのはちょっと距離があるが)で静かなところにあった.街の中心部には,教会と共和国宮殿と噴水,というイタリアの諸都市にお馴染みのモニュメント群がある.教会のファサードはヴァチカンの干渉にあって壮麗にできなかったらしく,ファサード上部に大理石が張られず裸のまま,という奇妙な外観をしていた.中に入りたかったのだが,リュックがノーだと言われたので断念.ネプチューンの噴水のあたりでうろうろし,アコーディオンを弾いているいかにもイタリア人っぽいおっちゃんなどを鑑賞しながら時間をつぶした.

18時ちょい前にアパート前に戻り,チェックイン.ちゃんと建物の玄関前に担当者の女性は待ってくれていた.まずは建物の玄関の鍵を開け,次にエレベータホールに入るための鍵を開け,エレベータに乗って5階にたどり着いてフラットのドアの前へ.ドアには厳重な檻,いや柵があるのでまずそれを開け,ようやく次にフラットのドアの鍵を,今度は2つ開けて室内へ.このセキュリティの厳しさはどうだ.フラットは100平米以上あるとのことで,リビングルーム,2ベッドルーム(主ダブル+副シングル×2,キッチン,洗面スペース×2(バス,シャワー,トイレ2つ,洗濯機等々完備)の構成だった.各部屋にエアコンも完備.バカンスシーズンだけのレンタル,というところまでの既居住感はないが,コンドミニアムよりももうちょっと雑な雰囲気がする.しかしまあ広々していて使いやすそうだ.

一旦外に出て車を駐車場に入れ(一応駐車場のゲート入口はリモコンゲートなのだが,出口は開きっぱなし.あまりというか全然セキュリティの意味がない(笑),荷物を出してさあ再び部屋に入ろうとして,鍵にやられる.エレベータホールには入れたし,檻も開くのだが,どう頑張ってもドアの鍵が開かないのだ!かなりの順列組み合わせをすべて試した,という気がするのに開かない.これは困った,というわけで,もう一度担当者のお姉さんを携帯で呼び出して,ドアの開け方を再度伝授してもらう.携帯を持っていて&担当者の携帯番号をメモしていて助かった! お姉さんはしばらく電話でやりとりして埒があかないのが分かったようで,もう一度来てくれた.ドアの鍵が2つあるうち,メインの鍵は開いていたのだが,もう一つの(どちらかというと手の込んだ方の)鍵を開けられていなかったことが分かる.左に回して「引く」必要があるのに,私たちはドアをとにかく開けたいばかりにぐいぐい押すことしかしていなかったのだ.考えてみれば,ヨーロッパのホテルで「引かないと開かない」ところがあったような… とにかくお姉さんごめんなさい.やっと部屋に入ってひとごこち.

その後,今度は最低限水だけでも買いたい,と再び車で出かけてバールを探してさまよう(ちなみに部屋を出るとき5回くらい鍵開けリハーサルをやってから出かけた).ぐるぐる環状道路を走ったあげく,ボローニャ駅前でようやく開いているバールを見つけて購入成功.日曜日はどんな店もほぼ完全クローズなのは相変わらずらしい.特にバカンスシーズンだからひどいのだろうか.当然スーパーも開いていないので食材購入は明日ということにして,ごはん+インスタントみそ汁で夕食とする.その後は疲れ切って,食べたなり,バタンキュー.

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2008-08-12

_ アメリカ時間8/11の記録

起きたら5時半.時差ぼけはやや解消されつつあるらしい.今日も「日の出の頃に活動が活発になる」という動物たちを見たいので,バイソンやエルクが多いというヘイデンバレーへ.これが遠い.100キロ弱あったろうか.ちょうど中間地点あたりで遠くの山の向こうから太陽が顔を出し,目的地に到着する頃にはイエローストーンリバーに朝靄が立ちこめていた.残念ながらエルクは発見できなかったが,向こう岸から泳いできて道路を渡るバイソン,泳ぐムース(推定),集団で道路をふさいでGメン75拡大版のごとくのっしのっしと歩いてくるバイソンの群れなどを目撃.群れは無事我々の車を無視してすれ違っていってくれた.

8時過ぎにホテルに戻り,さっさと朝食を食べて改めて観光に出発したのが9時.今日は北へ向かい,ぐるっとメインロードを一周する予定だ.途中にあるのは基本的にGeyser.どうやらそれがイエローストーンの売りの1つらしい.非常に濃度の高い泥状のものMud PotはArtists's Paint Potとの名の通り絵の具がぐつぐつ煮えているようで面白かったが,あとはまあ,Geyserである.

公園のほぼ北端にあたるMannmoth Springs Hotelでの従姉のMayuちゃん+息子のKei君と待ち合わせの時間が11時だったのだが,結局数分すぎたところで現地到着.息せき切ってホテルのロビーに駆けつけると,ほどなく2人がやってきた.本来はこのホテルでランチしてから軽く周辺をお散歩する予定だったのだが,しかし不運なことにKei君が昨夜から発熱したということで,ランチをご一緒するのは中止にしてお茶だけにした.アメリカンサイズのシングルアイスを食べながらしばしおしゃべりし,おすすめスポットをいくつか教えてもらう.彼女の話によれば,今の時期は観光客は多い割にほとんど花は終わりかけなのであまりイエローストーンの良さを享受することができないとのこと.とはいえ他に時間の取りようもないのだから致し方あるまい.彼らにしてみればもっとも良い姿を体験してほしいということなのだろうが,世の中とは得てしてそういうものである.

彼女の話で面白かったことが1つ.彼女は結婚して「米国で観戦するオリンピック」というのを今回初めて体験しているのだが,

「何を見ても金メダルか勝つか」

なのだそうだ.なるほど.アメリカ人のメンタリティが常に「上から目線」なのも仕方がないようだ.

Kei君を病院に連れて行くというMayuちゃんと別れて,火山からの噴出物がテラス状に堆積しているUpper Terraceへ調子よくご夫君の運転で車を走らせていたら,その直後から「Police」が背後にぴったりとくっついてきた.あれえ,なんでだろ?制限速度は守ってるよなあ,と思っていたら,いきなりパトライトを点滅させ始めた!(笑 慌てて停止したら,なんとスピード違反をしていたらしい.出てきた警官は「時速25マイルのところを30マイル以上出してただろ」とおっしゃる.確かにその速度は出していたが,制限速度が35だと思っていたのである.国際免許証を出すと「パスポートは?」とおっしゃる.ここ10年というもの旅行中にパスポートを「持ち歩く」などということはまったくない.素直に「持ってない」と告げると,ぶつぶつ言いながら免許証を持ってパトカーに引き返し,しばらくしたら戻ってきて,

ほんとなら95ドルの罰金だからな!ちゃんと速度表示を見て走れ!

と免許証を返してくれ,違反の方は放免してくれた.よかったよかった(笑

Upper Terraceをぐるっと見学した後は一路東へ走り,Tower Fallを見学したり,ハクトウワシが舞っているのを写真に納めたり,ホットドッグを食べたらおまけにLay'sのチップス(アメリカのポテチなんざきっとまずいに決まっていると思ったらこれのClassicは素敵においしかった)が付いてきて喜んだり,ちょっとだけ道をそれて3000メートル級の山の頂上の手前までハイキングして遠目にグランドテイトンも見えるくらいのほぼ360度のクリアなイエローストーンの眺望を楽しんだり,エルクをようやく初めて目撃したりとドライブを楽しむ.どこもかしこも「ほんの数週間前まで高山植物が咲き乱れてました!」という雰囲気満点(笑 そしてようやく「黄色い岩」な大峡谷へとたどり着いた.確かにここはイエローストーンだな,という感想.滝もきれいだったが,やはりアイスランドのそれと比べると迫力的には「普通」だ.その後は途中さらにGeyser群を見学しつつ40マイルほど走って宿に帰着したが,眠くて眠くて運転が大変だった(笑

宿に戻ったのが18時頃.すぐに夕食.昨日と同じバフェじゃつまらないと思ってスペシャリテを頼んだ.二人とも大しておなかがすいていないのでパスタにしたのだが,気絶するほどの量のそれが運ばれてきて驚愕.ああ,やはりここはアメリカだった.私が頼んだPasta Primaveraは,何が入っているのかと聞くと「野菜だ」といわれたのだが,確かに野菜(緑と赤のピーマン)がごってり入っていたがソースが辛いのなんの.量がどうこういう以前に,こんなくどい味のものを継続して食えるかアメリカ人は.ご夫君は「国立公園内とは言えそれなりのホテルに泊まってもやっぱりアメリカはアメリカか…」と以前の出張滞在のことを思い出して絶望的な顔をしていた.それでも「これは野菜.栄養分」と唱えながら半分強は食べて投了.ご夫君はサーモンのパスタを3/4くらい.やっぱり日本が戦争に負けたのは仕方がない.部屋に帰ってキャベジン飲んで,すぐ寝た.ぐぅ.

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2009-08-12

_ BadAssのお姉さん

ずいぶんな名前のように思えるが、日本にもチェーン展開しているハワイアンコーヒーの豆を売っている店の話である。しかし1年半前にはマウイ島に3軒あったのが今回1軒になっていた。仕方がないので島をぐるっと半分弱回ってそのホノコワイ店まで行ってきた。

店には前回も相手をしてくれた芦屋出身のサーファーのお姉さん(多分ほぼ同い年くらい)が今日もいて、しばしの間楽しくおしゃべり。新型インフルエンザ騒ぎの他、最近のビッグメジャートピックとしてのりピー事件の顛末について話したら「ワーオ」(カタカナがぴったりくる感じ)という感嘆詞を連発して驚いてくれた。話した甲斐があった。

最近コーヒー豆の収穫量が少なくなってきたので、豆を売る店を縮小しているのだそうだ。ホノルルに新店を出すことは決まっているのだが、マウイやハワイ島と同じロースターを使えるとは限らない、とも。この業界もいろいろ大変なのね。。。なんだかんだ言いながらコナピーベリーをかなり買い占めてみた。ここ地元ハワイにおいてもピーベリーは8オンスパックで2500円弱するのである。

_ 高等部勝利おめでとう!

甲子園は9時台に満員になったとか。きっと大声援だったのだろう。対戦校にはお気の毒だった。次は中京大中京と対戦とか。いい感じに「伝統校対決」だ(平安が勝ってもそうだったけど)。

ちょうどその頃、私たちは「吉兆」としか思えない強烈なダブルレインボーをただ呆然と眺めておりました。とりあえずアップしたのは2ショット用のコンデジで撮ったものなので強烈さがあまり伝わりませんが。。。

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2010-08-12

_ 昨日の2枚

調査の結果「お買い得品が多いらしい」との情報を得たスーパーDEENにて買い出しをして,ばんごはん.すべて込みで2人分10ユーロもかかっておりません.

コンセルトヘボウはこんなホール.右上方2名の男性が立っているところから指揮者やソリストは入場し,また,はけていきます.チェロ持って2往復は大変そうだった.

_ アムステルダム国立美術館

ここが所蔵しているフェルメールの風景画「小路」というのがとてもよい,という話をetlovesLGさんから伺ったので,アムステルダムに滞在しながら取り立てて何も見ないのもつまらないか,という気持ちもあり,朝一番に行ってみた.コンセルトヘボウの対面にあるのでアパートメントからも徒歩圏である.今は2004年から続く大規模な改修と新館建設?がなかなか終わらず,ごく小さな別館にごく有名な作品だけが飾られているという,美術館的には不十分な,私としては十分な状況が続いているようだ.

ここの見物は,上記を含むフェルメールの4作品とレンブラントの「夜警」をはじめとする多くのコレクションだそうだ.「小路」はデルフトの街角の風景を描いたものだが,確かにとても美しく素晴らしく奥行き感に満ちていた.すぐ近くに似たような構図の別の画家の作品があったのだが,段違いの魅力があった.「夜警」は,大きい絵だったw

私が一番気に入ったのは,白アスパラガスを描いた静物画.おいしそうだった!残念ながら絵はがきになっていなかったのだが,アドリアン・コールテという画家の作品だそうだ.

_ ユトレヒト

10時過ぎにアパートメントを出て,一路ユトレヒトへ.これもハーグ同様にアムステルダムから車で1時間かからない近郊である.中央駅の巨大ショッピングセンターの駐車場に車を停めて,街歩きへ.ここも運河が街の中をにょろにょろと流れているのだが,道路より1レベル低い運河の岸辺にカフェがあったり,あるいは道路沿いのショップで売るのだろういろいろなアートワークを作っている工房が並んでいるのが特徴的だった.

いや,われわれの目的はそんな街のようすではなく,ミッフィーであった.やや街外れにあるユトレヒト大学近くの中央博物館までずんずん歩き,近年別館となったミッフィーコレクションを見学.子供の目線と大人の目線の両方が考えられている展示で,原画をあれこれ見て回る大人の足下を子供たちが駆け回っている,という状況だった. 何よりやばかったのはショップである.大阪のミッフィーショップでも初回は常軌を失ったので,ここに来たらさらに度を超してそうなるのはやむを得ないことだろう.特に膨大なポストカードコレクションはゆうに100種類以上あって,

これ,全部!

と言いたくなるほどのものだった.それをこらえてなんとか20枚ちょっとを厳選.それ以外のちょっとしたグッズも,日本ではミッフィーではないキャラクターのものはほとんどないので,あれもこれも,と手が出るのをこらえるのが大変だった.Tシャツは,想像通りキッズものの方がずっと魅力的だったのだが,4〜5歳児向けのものまでしか展開がなく,いくらオランダ人が巨大でも着るのは不可能. いや,別に買うのは自由やん(着れないけど)

というはびーの発言はあったが,購入を断念した.

買い物袋をぶら下げて街の中心部に戻り,ミッフィー信号機を見て,ちょっと反対側の街はずれまで歩いてディック・ブルーナ氏の次男によるというミッフィー像を見て,ユトレヒト観光は終了.

_ ケルンへ移動

ユトレヒトからは200kmちょっとの道のり.途中のパーキングで昼食休憩をとった以外はひたすら高速道路を走って…と思ったら,途中でカーナビ(昨日からこれが意外と使えることに気がついてiPhoneは補助的使用となった)が「交通事情によりリルートしました」とおっしゃり,どこともわからぬドイツの地方都市の中を走り抜けることになったが,15時台には特徴的なケルンのDomが視界に入るところまで到達.まずは近郊のショッピングセンター(イオンモール伊丹にさも似たり)で買い出しをした後,16時過ぎにはDomapartmentにチェックイン…

と思ったがここで問題が発生.アパートメントの前まではたどり着いたのだが,レセプションらしきところのドアは鍵がかかっていて中には誰もいない.「不在ならここに電話してね」というメモが貼ってあったのでそこにかけても誰も出ない.仕方がないので予約した時のウェブページにあった連絡先にかけてみるとようやく人が出た.「誰もおらんやんけ!」と問い質すと,すぐ隣のホテルのフロントに鍵を預けてあるからそこに行け,という.それならそうと早よ言え!と毒づきながら鍵を受け取り,ようやく部屋へ.これまたごく普通のアパートメントの1室を宿泊用に提供しているところだった.2LDKで,リビングも寝室もアムステルダムのそれよりかなり広かったが,キッチンはかなり貧弱で,電子レンジもなかった.あまり長期滞在を想定していないのかもしれない.といってもこちらも1泊なのでそれはそれでなんとでもなる.リビングの窓から身を乗り出すと,Domも見えた! 駅裏でやや雰囲気はよくないが,駅徒歩3分Dom5分という立地でこの広さで1泊75ユーロは破格だろう.そう思えば,すべてが許せるw

なお,翌朝になって分かったのだが「隣のホテルのフロントに鍵を預けてあるからそっちに行って」という指示は,はびーの携帯メイルに届いていた.そういえば予約の時にSMSのアドレスを聞かれたっけ…とのこと.しかしその後時代は移り,彼はすっかりそのガラケーをほったらかしにしてiPhoneに夢中になっているため,気がつかなかったのだった.

_ TOUSへ!

チェックイン〜荷物を2階まで階段で運び上げる〜車をパーキングロットに停めるの一連の手続きにものすごく時間がかかったため(でも75ユーロと今の相場状況なら笑って許せる),ようやくほっとリビングのソファに落ち着いた時には既に18時を過ぎていた.ちょっと休んでご飯作るか,と考えていると,はびーが,

例のところ,今行かんと明日は移動に時間かかるから開店までケルンにはおられへんで.

とおっしゃる.例のところとはTOUSである.ケルンに1泊することになった理由は,水曜どうでしょうの影響がもちろん大きいが,もう1つが,今回立ち寄る先でTOUSのショップを持っているのはここだけだということだった.ひょっとして18時で閉まっちゃってるかも…と思いながら,中央駅を通り抜けるとすぐ目の前に現れるDomのあまりの巨大さに驚嘆しながら,そそくさとその前を通過して目指すショップへ.ヴィトンやブルガリなどは派手派手しくDom前広場に店を構えているが,TOUSはそこからやや外れたところにあった.なんとか店は開いていて,やったら声のでっかいおじさん店員と話をしながら品物をチェック.ちゃんとTOUSのリュックを背負って行ったのですぐに趣味を理解してもらえたのはよかった.ラインアップはお世辞にも充実しているとは言い難かったが,定番のハンドバッグと,季節もののショッピングバッグぽいトートバッグを購入.実に満足.

ちなみに,汗かきS君にさんざん苦労させてバルセロナで買ってきてもらったバッグは在庫していた.価格を見ると,バルセロナより1割ほど高かった.それでも,日本のほぼ半額である.会計時におじさんに「日本にもTOUSいくつかあるけど,高過ぎ!」と愚痴ったら「そうなんだ〜,でもそれは君たちが悪いんじゃね?(それでも買うから)」と切り返されたのには参ったw いや,私はもう日本では買いませんから…

_ 本日の夕食

Kolschビール3種とともに.予想どおり私はコップ1杯半で轟沈.

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2011-08-12

_ 休暇

19日まで夏休みです.フィレンツェ3泊→バルセロナ3泊の予定.フィレンツェは5年ぶりくらい5度目,バルセロナは15年ぶりくらい2度目.あまりスケジュールは決めずに,気ままに行動する予定.

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2012-08-12

_ 3日目

宿を出てまずはともかく西へ西へと走って欧州最西端へ.パフィンが至近距離で観察できて大感激!その後は果てしないダートロードをほとんど転がり落ちんばかりに踏破し,ディニャンディの大滝を経由して,合計450キロほども走って宿泊地イーサフィヨルズルに18時過ぎ着.前回東部フィヨルドを訪れた際は雨でほとんど何も見えなかったが,今回は道中大雨も到着地の天候は曇天なるもまずまず.詳細は以下.

_ 道路

今日走った道は,舗装道路(制限速度90キロ)が6割,未舗装道路(ダート)が4割くらいだろうか.車幅は舗装道路は大抵中央線が引いてあり,ダートもほぼ2台がぎりぎり対抗できるくらいの幅はある.ただし橋だけは例外で狭くなっている.舗装道路は走りよいが,ダートは特に雨の時は凶悪な場合がある.かなりの頻度で道路に穴ぼこが開いていて,そこに泥水が溜まっている.回避できるときは回避するが,どうしようもなく全面的に穴だらけの場合もあるので,まともに突っ込むとがくんがくんと揺れるし水はねはすごいしで,あっという間に車は泥だらけになる.また,山越えの峠道であってもほとんどガードレールはないので,調子に乗って高速でカーブに入ってハンドルを切り損ねたりしようものならフィヨルドの底へ真っ逆さまに転落することもあるだろうという状況だ.はっきり言って怖い.かといってそろそろと運転しているといつまで経っても目的地にはつかないので,大変メリハリの利いたドライビングテクニックと度胸が必要になる.私はそのどちらもないので助手席で緊張しつつ見守るだけだが,はびーはあまり苦にしないようだ.これまでにも,アイスランド初回の初日からかなりの猛烈な状況(穴ぼこが深すぎて自分の車のはねた泥水がフロントガラスにばっさり被ってきて前が見えなくなるようなことがしばしば)は経験済みだし,モンタナやハワイでも相当なる悪路は走ったことがあるので,想定の範囲内ではあったが,なかなかに厳しい450キロだった.

といっても悪路ばかりがあるのではなく,時にはフィヨルドに囲まれた湾内の浅瀬に橋がかかっていたり,海中トンネルがあったり,イーサフィヨルズルに抜ける最後のフィヨルドはなんと5キロほどもあるトンネルが貫通していたりで,ちゃんと現代的な道路建設にも頑張っているのだな,ということが分かった.

_ パフィン天国

欧州最西端(ヨーロッパ大陸においてはポルトガルのロカ岬をそう称することもあるようだが,あれはユーラシア大陸最西端であって,欧州にアイスランドを含めるならば,こっちのがより西だ)ラゥトラビャルグは,ガイドブックにあるとおり野鳥の楽園だった.笑うくらいすぐそばまでパフィンに近づくことができた.

雨の降りしきる中を上下レインコートに身を固め,カメラを携えて崖の先端に向かう.切り立った崖は最大で海面から400メートルほども高さがあるらしい.一歩でも足を踏み外したら死ぬが,地面にうっすら白いラインが引いてあるだけで例によって何の柵もない.ここにいる鳥は保護されている=捕食されないのだそうで,カモメやパフィンは人間が近づいてきても平気である(ちなみにパフィンは食用にされていて,アイスランド料理のレストランに行けば食べられるらしい).特にパフィンはそれが顕著だった.ちゃんと「お捕まえになりたい場合は引き換えにあなたのお命いただきます」な状況であることを理解しているのだろう.全然こちらを警戒していないので,それを踏まえて写真を撮影する分には,めちゃくちゃかわいい.崖の中に営巣していて,そこで子育てをしているようだった.崖でぼーっとしていてあちこちに飛び交ったりしてはいなかったが,その分いろんな表情の写真が撮れた.

前回アイスランドを訪れたのも半分以上はパフィンを見たいというのがその理由だったが,南部の海岸で自ら崖をよじ登って彼らの根城に近づき,必死の思いで写真を撮ったのだった.それに比べて今回のパフィンパラダイスはどうだ.ガイドブックに至近距離での写真が載っていたが,てっきりかなりの望遠レンズで撮ったものと思っていただけに,まさかiPhoneのカメラで同じくらいのサイズの接近映像が撮れる(このブログに載せている写真はパフィンも含めてすべてiPhoneで撮ったもの.もちろん,一眼レフでも別に撮ってる)とは思わず,感激だった.

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2013-08-12

_ マッターホルンの朝焼け

2回目のトライで,ほぼ完璧な朝焼けを見ることができた.時刻は午前6時24分頃.日本語のガイドブックで「ビューポイント」とされている場所とは違う,登山鉄道の線路が通っているあたりの高台から見た.ざわついておらず快適.夕焼けと朝焼けとこんなに違いがあるとは想像していなかったが,朝焼けの方が暴力的なまでに美しかった.こんな風景,生まれて初めて見た.iPhoneのカメラですらこの程度には撮れるのですから,ねえ.6時35分頃に満足して降りて行くと,ビューポイントから宿泊場所に戻る人の波.ほぼすべて日本人.西洋の人はこれを見ることを愛好しないとは思えないのになぜいないのかというのが疑問である.ひょっとしてもっと違う手段で別のところから鑑賞しているのだろうか?

朝ご飯を食べておにぎりを作ったら,本日のアクティビティ開始.今日は3つある展望台のラスト1つ,スネガ展望台方面に出かけた.こちらのメインの交通手段はケーブルカーだ.地下トンネルをものすごい斜度で3分ほどぐいぐい登る.登山電車にせよケーブルカーにせよロープウェーにせよリフトにせよ,交通機関への注力っぷりはすごい.ちなみに料金は,どれもとても高い.私たちは3日間乗り放題のフリーパスを購入したので相当に割安だったが,といっても1人100スイスフラン以上するのである.

スネガ展望台とその上部からまた大パノラマを楽しみ,逆さマッターホルンの見える湖も見て,あとはひたすら徒歩で下山.600メートルほどを下るのだが,ほぼずっとマッターホルンが真っ正面に望める素晴らしいハイキングコースだった.ただし,たっぷり実測2時間かかるので,しまいには足ががくがくに(笑

夕方に少しお土産を見にツェルマットの街中を散歩した以外は,午後は何もせず.心地よい疲れのせいか19時台に寝てしまった.ここまで来ると,どうやら今回の旅は時差はずれたままで帰国することになりそうである.

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