来週は研究室の「夏休み」ということで助手室の一切のサービスは停止される.もし出勤したとしても,部屋に鍵をかけてノックには応答しないぞ.
ここぞというところでヤマカズがアキレス腱を断裂したものの,福間が頑張ったのであった.しかし,今年はいかにも苦しい.
ところで昨日は地上波で中継がなかったのでCSスカイスポーツで試合を見ていたのだが,実況がものすごくヘボかったのが印象的だった.所詮CSアナ,ということか.
と思ったらCBCのアナウンサーやんけ.やる気ないだけか.
浄土真宗では「冥福を祈る」とは言わない.真宗の場合,死者は必ず浄土に行って仏となるので「冥土」をいつまでも不幸せな状態でさまよい歩く危惧はないからである.
es本日公開の札幌・シアターキノでは「白衣を着た人1000円」割引があるようだ.東京の「心理学部100円引き」よりずっとよい.是非梅田でもやってくれ.みんなで18日に「講座費で買えない」白衣を着て行くぞ.
一番社会的に迷惑なのは「自分には社会的スキルがない」と自覚していない人である.
同じデータをつっこんでいるはずなのに、対数線形モデルにかけるとSASとSPSSで違う結果が出るということについて、うんうん悩んだ。
破綻→業務停止になりそうな雰囲気.私の入っている学会でまだ事務センターに業務委託をしていたところは… GDは事務局は移管しているが学会誌バックナンバー取り扱いが移動していない.他はよくわからない学会もあるんだが,多分,ないのかな?
6時前.今日は比較的天気がよいらしい.部屋は東南向きなので,眩しい日の光が窓からいっぱいに射し込んでくる.
お部屋で朝食の後は,写真のアップロード作業.サーリセルカ編,ヘルシンキ編前半も完成した.
9時過ぎにホテルを出ると,ピーカンの青空.日陰は涼しいが,日なたはまぶしくて暑いくらい.街行く人は半袖が多い.まずシベリウス公園に行こうということで,わざわざ中央駅まで行って24時間チケットを買って,改めてバス乗り場に行って路線バスに乗り込む.バスの運ちゃん,目つき悪い.10分ほど乗って海際の公園に到着…というのはちょっと嘘で,どこが公園か分からなくて適当に降りたら,バス停2つ分くらい手前だった.公園の裏から入っていくと,向こうから来たおばあさんが話しかけてくる.アザミのような植物と,蓮みたいな植物の葉っぱを交互に指して何か言っているのだが,何せフィンランド語(推定)なので全然意味が分からない.仕方ないので「Kiitos」と言ってみました.
シベリウス公園は単にシベリウスとパイプオルガンのモニュメントがある公園.それだけと言えばそれだけ.観光客がバスを仕立ててたくさん来ていた.しばらく休憩してからまた引き返すバスに乗って中央駅付近まで戻る.
中央駅のそばに中央郵便局があって,ムーミンのはがきや切手などを売っていたので,ちょこちょことおみやげを購入.郵便博物館はガイドブックによれば無料なのに行ってみたら4ユーロもしたのでパス.しかし,何でもかんでもあっという間に数千円のオーダーになるのは何とかならないものだろうか.ならないね.
11時半を過ぎてお腹が空いたので,昨日通りがかりに感じが良さそうだった,公園沿いにある(そしてホテルの斜向かいでもある)フィンランド料理店「Kappeli」に向かった.A老師によればお薦めはラップランド料理の「Lappi」だったらしいのだが,まあよかろう.この店は帝政ロシア時代に建てられたらしく,なかなか重厚な雰囲気ながらも,セルフサービスのカフェやバーも併設していて気取りのないところだ.メニューはよくわからないので,安直にコースを頼む.シベリウス・コースと,なんたら(偉い人の名前)コース.前菜+メイン+デザートで,ランチにはちょうどいいくらいのポーションだった.味に全然期待していなかったことも功を奏したか,なかなかおいしかった.比較的都会的なアレンジなんだと思う.私の食べたメインはGooseのローストにベリーのソースをかけたもの.ご夫君はperch=スズキのムニエルにグリーンのソースをかけたもの.付け合わせはポテトが主流らしい.おいしかったよ,おいしかったけど二人でランチに85ユーロでおいしくなかったら悲劇だよねえ.
というわけでこの旅行おそらく最初で最後の「普通のレストランで食事」が終了.自炊にかなり味をしめたので,今後食べ物に期待できない地域に出かけるときはこの方法を多用することになると思われる.
お腹も満足したので港のマーケットをぶらつきながらロシア正教会(ウスペンスキー寺院)に行き,再び天気がとてもよくて青空に映えている大聖堂を眺めながらホテルに帰還.
1時間ほど休憩を取って再び外出.今度は今回の旅行で初めてのまともな買い物タイムである.ホテルのそばにほとんど行きたいショップが建ち並んでいるから便利.まずはMarimekkoへ.ここは元々は服飾のブランドだが,バッグや食器,文具系のものも売っている.ビビッドな色が印象的だ.自分用&おみやげに数点購入.次にAarikkaで小物をいくつか.とてもかわいらしいデザインのものが多いので,買う手が止まらなくなりそうなのを抑えるのに苦労する(w この辺りがフィンランドブランドの定番だろう.
次にデパートStockmanの地階にあるCDショップに行き,シベリウスのCDを2枚購入.欧州に出かけてその地の出身である作曲家のCDを買うのはもはや私にとって定番と化している.CDショップの隣は携帯ショップで,NOKIAを中心にいくつかのブランドの電話が売られていた.こちらの携帯は,圧倒的に形のスタイリッシュさを優先させた感じ.着メロ文化はいつまで経ってもまったく根付かないようだが(メロディ的なものはあるにはあるが,和音はない),持っていてカッコイものはたくさんあってうらやましい.日本だとせいぜいauのキューブ型のやつくらいだもんな.
そして別のデパートSokosの地階にあるスーパーへ行って食料品を仕入れる.野菜はたいてい量り売りで,自分で計量してシールを貼るタイプ.案外加工食品が安い.適当に魚のミートボール(…というのかな)と,そこらのマーケットでも目についたさやえんどうを買ってみた.後はビールとか水とか,そんな感じ.
いろいろと袋をぶら下げて,ホテルに帰還.今日は本当によく晴れて気持ちよい日和で,ホテルのそばの公園にも多くの人が出て日光浴をしている.暗く長い冬の分,今のうちにいっぺんに光合成しておけよ,って感じだ.
早速購入したシベリウスのCDを聴きながらなごむ.PCにつなぐDVDプレーヤーを持ってきていると何かと便利だ.ご夫君はせっせと夕食の準備をしている.ありがとう.
ヘルシンキ市内をうろうろしていて思うこと.アジア人旅行者はたくさんいるのだが,日本人は少ない.日本人にとってフィンランドは冬来るところなのかもしれない.
スーパーやキオスクなど至るところにスロットマシンがあって,多くの人々が買い物の途中に楽しんでいる.若い入れ墨をした兄ちゃんなど典型的だが,買い物袋抱えたおばさんがやおら始めたりもしている.調べてみると,どうやら公営ギャンブルの一環で,その売り上げは社会福祉事業に使われたりなんかもしているらしい.なるほどー.
そして当然街に溢れているのはフィンランド語.英独仏あるいは他の北欧系言語と比べても,組成が全然違う.完膚無きまでに分からない.何を意味しているのか類推することすら不可能な欧州言語もなかなかない.フィンランド語の歴史について記したウェブサイトを読むと,その特徴がよく分かる.
街で話す人は「よー」「よー」と言いまくっている.Jooはイエスの意味で軽い相づちのようだ.そして店に入ると「ヘイ!」と声をかけられるので誰何されているのかと思うがさにあらず,単に「Hello」なのであった.
夜中に何度も目覚めつつも「たくさん寝よう」と心がけて5時過ぎに起床.もちろんこの時間になると外は明るいが,何度か目覚めた深夜は普通に夜だった気がする.去年のフィンランド北部がきっぱりほぼ白夜だったのとは随分違うようだ.
昨日の日記を書いた後,7時頃から気になる露天風呂へ.当然こちらでは水着着用で入るわけなので,持参のものに着替えてバスローブを羽織って出かけた.山小屋風なホテルにバスローブとは随分豪華と思ったが,きっとこのために準備されたものなのだろう.朝食の準備をしている管理人の若者に「風呂,入るから」と告げて外へ.風呂は摂氏39度とパンフレットにはあったが,西欧人向けにややぬるめな感じで,少しだけ硫黄の香りがするが湯色は透明であまりくせはない.源泉かけ流しかどうかはよく分からないが,別にこだわりもないのでよしとしよう.部屋にはシャワーブースしかないので,広々と湯船に浸かることができるとさすがに日本人としてはうれしいものだ.かなりお湯がぬるく,対して外は10度少々しかないので,芯から温まるというのはちょっと無理だったが(笑
朝食は8時から,先ほど風呂に入るために通り抜けたパブリックスペースで簡単なバフェ.卵はないものの,ハムやチーズ,野菜(トマトとキュウリが定番のようだ),酢漬けの魚,何やら危険そうな香りのするクラッカーの類,コーンフレーク,パンなどが並べられている.もちろん各種ジュースとコーヒー紅茶もあるので,コンプリメンタリーの朝食としては十分だ.ホテルには10部屋近くあって満室のようなのだが,勇んですぐに食べに来る客は今日に限っては私たちだけのようで,監視役?な若者と微妙な緊張感を持ちつつ,むしゃむしゃと食べる.彼も私たちが消費したものをチェックしては皿に補充したり,かと思えばお湯を沸かしにかかったり,努めて作業を見つけてうろうろと立ち働いているさまが面白い.多分,彼も緊張していたのだろう.
その後ホテルの周辺を少しお散歩.道の向かいはもう海岸である.磯のにおいがして,すぐそばには港がある.この辺りは漁業関係の施設がいろいろとあるようで,壁面に大きな海老のイラストがあるところなどは,きっと海老の加工場なのだろう.砂浜には鳥がたくさんいた.
9時過ぎにホテルをチェックアウト.目の前に遠く眺められる島へのツアーが港から出るらしいということだったので行ってみたが,ほとんど人気なし.ロンプラをよく見ると on request のようだし,天気もいまいち曇天なので,ここはさっさと次の目的地に向かうことにした.次の目的地は,この町から150キロほど東にあるアークレイリだ.
アークレイリへの道は,ところどころ雨模様だったものの,道はきれいに舗装されているし,交通量も少なく,ほぼ順調に推移した.窓からの眺めは,農場(羊・馬・牛)だったり,ところどころに残雪(というかミニ氷河?)が残るフィヨルド地帯(野生ではないかと思われる羊が結構いる)だったりと少しずつ変わるが,基本的にはとても静かで穏やかなものだ.そばに川が流れているので,霧がかなり深いところもちらほらある.たまに動物が車道の近くにいることがあるので,私が,
うまーっ
ひつじーっ
と叫ぶとご夫君が車を停めてくれて,写真を撮ろうと試みる.しかしどいつもこいつも(特に羊は)警戒心が強く,外に出て近づくとすたこらさっさと逃げてしまうのだった(悲 立派な角のあるおとうさん羊の写真が撮りたいのに,なかなか難しい.そろそろアイスランドのFMに飽きてきたので,持参のiPodと車載用スピーカーを出して,持参の音楽も楽しみつつ,11時半ちょっと前くらいにアークレイリに到着.これもまた深い入り江にある港町だ.ガソリンがなくなってきたので1度目の補給をしてから,市内に入った.
アークレイリは少し雨模様.アイスランド第二の都市で,一応メインストリートには観光客の姿もそれなりにある.元来建物がとてもカラフルなので,実は寂れた雰囲気なのかもしれないのに見た目には華やかで活気づいて見える.コインパーキングに車を停め(この料金は15分10Ikrと安い),レイキャビクの教会と同じ人がデザインした教会を見る.こちらもコンクリート打ちっ放しで斬新な外観だが,内装はステンドグラスを多用した,結構クラシックなものだった.少し高台にあるので,豪華客船なども停泊している港を一望することができた.
他に博物館や植物園もあるようだが,やっぱり立ち寄らず.車を停めたところにある店がたまたまロンプラに載っていて「毛糸製品のファクトリーアウトレット.だから他のどこよりも安い.That's a theory」なんて書いてあることを発見したので,これは入るしかないでしょと行ってみる.アウトレットといってもごく狭い店だが,所狭しとセーターやマフラー,それに帽子など,そして毛糸も並べてある.確かに昨日ゲイシールの土産物屋にあったものよりは安い,ような気がする.ご母君に毛糸を…とも思ったが,何を作るのに何玉くらい必要かよくわからなかったのでとりあえずやめて,自分たち用にセーターを購入した.免税の手続きもしてくれて,お土産にとポストカードも2枚くれた.
満足して車に戻り,入り江を渡った対岸の駐車スペース(アークレイリの街がよく見える)に車を停めてランチ.雨模様なので外で食べるわけにもいかないのである.今日のメニューは,炊き込みご飯のおにぎり.さて次の目的地は,Gottsfoss(Falls of God)である.
という名前の滝はどこにでもあるような気がするが,ここの由来は,昔々のとあるえらい人が「アイスランド人はこれまで信仰してきたPagosの神の信仰を続けるか,それともキリスト教に帰依するか」という大問題に対して後者を選択し,その証としてこれまでの信仰だった神の象徴をこの滝に投げ込んだ,というところにあるそうだ.ここもまたGullfossと同じく,一体どこに滝なんてあるんだろうというところに突如として大瀑布が出現する.車を走らせていると,向こうの方に地面から霧が立ち上っているところがあるなあ,と思ったらそれが滝なのである.Gullfossより少し規模は小さいのだが,滝壺のすぐそばまで歩いていくことができる.強烈な量の氷河から溶け出した水が,耳をつんざく轟音と共に滝壺に流れ落ちている.岩を伝って歩いていくのだが,ところどころ浮き石があって結構怖い.ここで足を滑らせようものなら,運が悪ければそのまま滝に引き入れられてしまうに違いない.大した高さはないのだが,足がすくむ思いをした.少し離れたところにあるレストラン付近からの眺めもとても美しかった.
次なる目的地=今日の宿泊地は,ミヴァートン湖である.火山の噴火によってできた巨大な湖だ.神の滝からさらに30分ほど走ると湖が見え始めた.まだチェックイン時間には少し間があるので,PseudoCrater(実際は水蒸気爆発の跡)がよく眺められる散策路のある観光スポットに立ち寄ってみる.ところどころ雨が激しく降るところもあるのだが,観光スポットに来ると不思議とそれがやむ.いいタイミング,なのか,それともそういうところだから観光地になっている,のか.よくわからない.
車を降りた途端にわんわんと虫がつきまとってくる.そもそもアイスランドは火山と湖が多いだけあって虫(というか,蚊だ)が多くいるのだが,ここは特にすごいらしい.何せミヴァートン(Mvyatn)というのはアイスランド語で「蚊の湖(vatn)」という意味なのだそうだ.歩いてくる人の中には,頭にすっぽりネットをかぶっている人までいる.個人用蚊帳ということなのだろう.ただこの蚊,特に刺さないらしいので,うるさいだけで大した実害はなさそうである.
風がないところでは,ふと立ち止まると蚊ががんがんまとわりついてくるので,一生懸命頭を振りながら歩く.湖の際の方に出て行くと,風が強いのでさすがに蚊はいなかった.広い湖の向こう側には,温泉が噴出しているらしい白い煙が上がっており,ところどころにPseudoCraterがあり,噴火でできたらしい小高い山もある.印象的な眺めだった.
その後,湖の周りをぐるっと回って今日の宿泊地Reykjahlidに到着.途中は,火山が爆発して溶岩がバラバラと落ちまくってそのまんま,といった感じの,ご夫君曰く「地獄に来たみたいやな」という荒涼たる風景も広がっていた.一番最近では1700年代にものすごい規模の爆発があったらしかった.
ホテルはこの地域に2軒あり,私たちが宿泊するのはそのうち少し大きな方だ.ここも山小屋風のつくりだが,観光客が休憩したり食事を取ったりするハブとして使われているらしく,たまたま入った時間はものすごい客.大バコホテルにありがちな「大宴会場」的なフロアがあって,そこでみな食事をとっていた.そんな中「おっと,こいつらは宿泊客か」というような雰囲気でチェックインを受け付けてもらい,部屋へ.エレベータなどなさげな2階建てだったので,上階に案内されたらどうしようと思っていたが,幸いにも1Fの一番奥の部屋がアサインされた.フロントの女性が「今日の予約は1泊で,ツインルーム.セパレートのベッドね」と確認するから「その通りだ」と答えつつ「わざわざセパレートのベッドって言うかな」と思いつつ部屋に入ったら,確かにとってもセパレートだった.つまり,ベッドは横にではなく,縦に二つ並んでいたのである.スキー場の宿泊所にありがちな,細長い部屋を想像してもらえればいいだろう.確かに縦に並べた方が広く感じて,それはそれでいい.部屋からは,残念ながら湖は見えなかったが,すぐそばの教会がよく見えた.なんでも,1700年代の大爆発の時,奇跡的に被害を免れたところなのだそうだ(ただし,建物は新しく建て直されている).
ここのホテルはフロント前にインターネットにつなげるPCが置いてあった.チェックインしたときは空いていたのに一休みして出かけると先客が.最初はメイルを書いていたので黙って待っていたら,その後延々と世界陸上の結果をチェックしていてなかなか席を動こうとしない.ここでそんなに世界陸上のことを気にしなくてもよいだろう!といらいらしつつ,20分ほど待たされた.しかし,人には文句を言うわけだが,ようやく使えるようになった私たちがやったことはメイルチェックと阪神の試合結果のチェックなのだから,世界陸上に熱を上げるおじさんと同じ穴の狢である.中日との2試合目はなんとか勝ったようでよっとする.メイルには,Nボスからの再閲読のコメントが入っていて,ちょっと仕事のことを思い出して暗くなる.でも放置.ご母君からは,井川劇場が開演する直前のタイムスタンプで「グッドニュース」というタイトル,中身は「今阪神は7-1で勝ってるよ!」というメイルが入っており,その後の彼女を襲った悲劇を考えると心から同情する気持ちになる.とりあえず日本語が入力できるわけもないので,日記に「元気です」だけ書いておいた.
さてまだ夕食には早い.そこでロンプラ曰く「ミヴァートンにもブルーラグーンあり.有名なそれと違って,なんてったって泳ぐのはタダ」と書いてあった巨大露天風呂に出かけることにした.さっき見た,白い煙がもうもうと上がっている地帯だ.ホテルから車で3分ほどの距離だった.わさわさと人がいる.
レセプションでロッカーの鍵を借りて水着に着替え,外に出るとそこにはまさに「ブルーラグーン」があった.硫黄のにおいがきつく,お湯の色はブルー…いや多分透明.下は細かい砂利で,その色は溶岩だから黒い.本家の規模よりはおそらく小さいのだが,それでも日本にはあり得ないくらいのサイズの露天風呂である.サウナも併設だ.ところどころ「危険!100度くらいあるぞ!」というプレートもあったりして恐ろしい.沖合(というのかどうかよく分からないが)に行くと水深が120センチくらいになり,それに応じて湯温も低くなっていく.欧州人(ざっと話している風を聞いた感じ,アメリカ人はほとんどいなさそう)はそういうところの方が好みなのかもしれないが,われわれ日本人はやはりそれなりに熱い湯でないと風呂に入った気がしないので,水際あたりの浅いところで温まる.欧州の人々はここまでの規模ではなくともそもそも広い風呂に入る経験はあまりないだろうから,一様にみなぎらぎら目を輝かせてうれしそうだ.そんな中,浸かりながら延々と携帯電話でしゃべっているイタリア人(推定;イタリア語を話していた)が印象的だった.湯に浸かりながらとにかく電話をやめることがない.どっちかというと仕事の電話っぽい感じだったが,今じゃないとだめだったのか.カアラさんに「アイスランドの携帯電話事情を取材してきてね」と言われつつ,ここまでそもそも携帯電話で話している人すら見なかったのだが,ここでこんな人に会おうとは.でもアイスランド人じゃないけど(笑 とにかく記念に写真を撮ってみた.
じっくり温まって風呂から上がり,シャワーを浴びて露天風呂体験は終了.温泉巡りが大好きな日本人には,アイスランドは非常にお勧めの観光地だと言えるのではないだろうか.
ホテルに戻って夕食の作成.今日は,牛丼(具はレトルト),めかぶ(乾燥めかぶをもどして添付のタレをかける),みそ汁(インスタントものに,ゆでたサヤエンドウを突っ込む)の3品.この自炊作戦も去年の時と比べると随分豊かな食卓になってきた.またまたおいしくいただきました.明日のスケジュールを相談してから,今日も早めに就寝.
18日までオーストリア・チェコに出かけます.
夕方UKBから羽田に移動し,さらに成田にバス移動してエールフランスの夜便でパリ経由ミュンヘンへ.そこからはレンタカーでオーストリアとチェコを巡ります.
いつも通り現地から適宜ブログを更新する予定ですが,最近自宅サーバの運用が,主にサーバによるものではなく通信回線によるものと推測される原因により不調なので,ひょっとすると倒れてしまうかもしれません.そうなったらごめんなさい.当然メイルも受信不能になるので,そうなったらgmailか大学のアカウントに連絡よろしく.
→と思ったのだが,UKB便が(那覇便が回されているらしく)ディレイすることが出発直前に分かったので,急遽伊丹便を買い直し,しかも空港までタクシーで駆けつけてギリギリ間に合うという惨事に(笑 まあそのおかげで羽田からは余裕でした.
普段JAL使いな私はおそらく初利用.微妙に2タミと雰囲気が違う.エールフランスのラウンジは搭乗口の真上にあって,結構広めだが,私たちと同じ便(というかもうこの時間このターミナル北ウイングから出発する便などこれくらいだ)に乗る人々でかなり混雑していた.
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今日は11〜13時に東京ミッドタウンのイタリアンでランチMTG.来年の某行事にご参加をお願いする某ジャーナリスト(別にもったいぶって秘すわけではないが,正式に決まっていないので一応)の方にお引き合わせいただいた.2時間弱だったが,さまざまに興味深いお話を聞くことができてとても有意義だった.キーワードは「最後に正義は勝つ」と「多事争論」.そして
セカンドライフは絶対流行らない
で意見が一致したのはうれしかった(笑
したかったのだが,お盆の帰省ラッシュのためにお昼の中途半端な時間帯すらまったく空席がない.せっかくシャトル便でフライトを取っているのを有効活用してみたかったのにな.残念.
明日から出かけるので,家に泥棒が入っていないか,家が燃えていないかを外出先から確認すべく,リビングルームにネットワークカメラを据え付けた.いやもちろん作業をしてくれたのはご夫君である.現在14時過ぎ.部屋が暗い.さては昼寝をしておるな(笑
こんなことになるなら「ハナタレ」「おにぎり」だけではなく「どうクラ」も札幌M君に録画しておいてもらえばよかったと思ったが後の祭りである.ちょっと努力すれば友達の友達くらいから手に入りそうな気もするけれども,まあそこまでして,か.
この番組は私たちのように熱狂的なファンを生む一方で,当然のことながらややヒステリックなまでの拒否反応を示す人たちもいる.同族嫌悪のようなものを感じるものもある.私など,北海道人がどんな人か知らないし,そもそも知りたいほど北海道らしさに関心もないので,多分この番組を面白いと思うことと北海道がどうたらとは独立なのだが… きっと北海道ニューロンをもつ人とは反応するポイントが違うんだろう.また,このところ洋ちゃんやNACSも随分ネームバリューが出てきたので,その分叩く意味も生じたということでもあるのかもしれない.一ファンとしては「ヒゲがんばれ,うれしーがんばれ,ミスターがんばれ」という気持ちで見守るのみである(なぜか洋ちゃん頑張れとは思わない.彼はこの番組制作において頑張れない立場にいることが役割なのである).
ところで「吉本(のクズ)芸人」があの番組に一度でも出たことがあったなら教えてほしい.制作に関わっている関西人がいるなら教えて欲しい(藤村Dは名古屋人,嬉野Dは佐賀人なので広く見れば関西人かもしれないが,普通関西人というのは京阪神の人間を指すものであろう).私の知る限り,これは明らかに事実誤認である.
少なくともJALの場合(Unitedはさにあらず),
F:宿泊設備
C:座席
Y:貨物室
というクラス分けのようだ.なぜならFに乗るとまずはリラクシングウェアへの「着替え」だし,夕食が終わると毛布のかわりに布団が配られるからである.実際,Cのシェルフラットよりも現時点で一番古い型のFシートの方が遙かに寝やすかった.
到着が遅れたせいで乗り継ぎが危険な状態にあったため,飛行機を降りた途端にグランドスタッフが待ち構えていて,乗り継ぎのためのデルタ航空のカウンターまで付き添いの全力疾走となった.イミグレもUS Citizensのところを通過させてくれるという特例措置だ.これまでは親指指紋+眼球撮影だけでよかったのに,今回は10本指全部になっていた.こりゃ時間がかかるぞ.さらにそれを抜けてもこれがまた国内線のカウンターが遠い遠い.途中のターンテーブルで荷物を回収し,ごろごろ転がしてまた預けて,さらに必死で走ってデルタのカウンターにたどり着いたら,ソルトレークシティ行きの便も遅れていたw 意味ねーじゃん!と思わなくもなかったが,イミグレで行列するのはいつもとてもだるいので,それを回避できただけでもよかったとしよう.
サンフランシスコは気温17度だそうだ.相対温度は比率尺度ではないから正しくない表現だが,日本の半分だ.
飛行機を降りていきなり全力疾走して疲れたので,デルタのラウンジでちょっぴり休憩して,コーヒーを飲んでからソルトレークシティへの乗り継ぎフライトのために改めてチェックイン.サンフランシスコ便の到着遅れに合わせるかのように45分ディレイしてくれたから,荷物はついてきてくれるだろう.搭乗ゲート前での10分ほどの待ち時間の間に日本に朝がやってきたので,起床直後の札幌M君と連絡がつき,SHIPについてわずかでも打ち合わせができたのは収穫だった.このフライトもまたもやボンバルディア(CRJ900)であった.ボンバルディア機はトラブルが多いことで(日本では)つとに有名だが,離陸の際はびっくりするくらい全力疾走をする,なかなかかわいいやつである.
まさに塩の湖のそばにある街ソルトレークシティに到着したのは,予約していたジャクソンホール行きのフライトの15分前.いっちょ前に大きなソルトレークシティ空港の中をまた走ってゲートへ.到着したのはフライト時刻の5分ほど前.ゲートのおじさんはめちゃくちゃ迷惑そうな顔をしたが,
「もう,とりあえず乗った乗った!」
という感じで誘導してくれた.当然我々の予約席はリリースされていたので,最後部の席におさまった.そしてまたもやここでもボンバル(CRJ700).今日は3連発であった.
ジャクソンホールに近づくと入道雲がかなり発達していて稲光も見えるし飛行機もがたがた揺れた.着陸間際はかなりスリリングだったので,久しぶりに着陸成功の大拍手をすることになった.人間は走っても荷物は走ってくれまい,とあきらめていたのにちゃんとスーツケースも一緒に乗ってきてくれていて,一安心.
早速ハーツでチェロキーを借りて一路本日の宿泊地へ.素晴らしい山々をいただくグランドテイトン国立公園に入ると,ところどころ道端にバイソンがいたりしていい感じ.小一時間でロッジに到着.山々を真正面に見られるよい部屋を割り当ててもらえていた.とりあえず一泊.
グランドテイトン国立公園といってもなじみはないと思うが,一番わかりやすい事例を挙げると,
シェーン,カムバーック
のところです.というのを現地に到着して初めてまともに開いたガイドブックで知りました.このところ我々の旅行はこんなのばっか.
宿泊先は400近くの部屋がある大規模なロッジだが,そのうち9割はコテージである.しかし私は残り1割のホテル棟の部屋に泊まっている.ちょうどグランドテイトン山脈が真正面に見える絶好のポジションだ.日暮れまではたくさんの人たちが眼下にいてわぁわぁ言っていたが,夜になった途端に静寂が訪れた.ここは部屋にテレビはない(でも無線LANはつながる).簡単だが流しもついているので自炊には便利(夕食はカレー).そしてロビーフロアには北京五輪観戦のための特別室が設けられていた.
日本時間で書いた.以下はアメリカ山部時間.
例によって到着直後は「存分に寝たぞ〜」と思ってもちっとも時間が経過せず,23時に寝て起きたら3時.一生懸命4時まで寝たけどそれが限界だった.5時過ぎにロッジを出て空港方面に南下し,Schwabacher Road(ダート)でSnake Riverの河岸に出てみた.水面にGrand Tetonがくっきりと映し出されて美しい.残念ながらやや雲が厚く朝焼けは見られなかったが,静かでよかった.その後いくつかのビューポイントを巡りつつ(大体同じ人に同じタイミングで会うのが面白い)あれこれと撮影.子鹿・ペリカン・ビーバーなどを目撃した.ロッジに戻って朝食.
いったんホテルをチェックアウトしてYellowstone方面に向けて出発.しかしまずはすぐそばのColter BayでJackson Lakeでの水遊びを楽しむ.私はそもそも湖や川となると船に乗りたくなる人なのだが,ここ最近は遊覧船に乗るのももちろんだが,自分で漕ぐ船も好きだ.というわけで2人乗りのカヤックをレンタルして湖に漕ぎ出し,1時間半ほどわっせわっせと漕いだりぷかぷかと浮いたりを楽しむ.途中でGrand Teton山脈が一望できるところで小休止して,お弁当のおにぎりを頬張る.船で出てこないと見られない風景の中で食べるおにぎりは素敵に美味し.
たかだか30マイルも離れていないところなのに,風景がまったく違う.そして暑い.日焼けしまくり.
まずはとっかかりのWest Thumbというところで間欠泉(もどき)を見学.海中にも穴があったがどうも「死泉」っぽい雰囲気だった.とはいえ熱気は噴き出しているので暑い上に熱い.そろそろ腕や首筋がひりひりしてくる.
さらに車を走らせて宿泊場所のOld Faithful Innへ.とてもクラシックな山小屋風の建物.観光客用のホテル館内ツアーもあるような有名どころなので,ロビーフロアは人がわさわさ.しかし宿泊棟の方はさすがに静かだった.こちらの部屋はJackson Lake Lodgeに比べると眺望はきかないが,そこそこの広さ.同じようにテレビはない.そしてネット環境なし.世間から隔絶されている.多分そういう「気分」を味わえというのがアメリカ人的ご都合主義エコロジー思想なのだと思う.
まずはホテルエリアのすぐそばにあるOld Faithful Geyserの見学.これは比較的等間隔に噴出する間欠泉だそうで,しかもその間隔が1時間程度で規則正しい,ということで見学者が多い.30分ほどの待ち時間はカフェテリアで買ったアイスを食べながら過ごす.びっしり並んだギャラリーの前でちゃんと予告通りの時間に噴出はあった.しかし遠巻きにしか見られないし,規模的にもアイスランドのものよりは随分かわいらしい規模だった.アイスランドの間欠泉は,すぐそばまで近寄れて,数分おきに「もかもかっ」として大噴出するのでめちゃめちゃ面白いのだ.
ホテルまで戻る途中に明日会う予定の従姉Mayuちゃんのご夫君Steveの仕事の話をしていたら,前を歩いていた日本人女性たちが異常反応を示した.彼はとある大学の研修旅行のアテンドをしていたのだが,どうやら偶然にもアテンドされているその大学の学生がすぐ前にいたらしい.しばらく彼女らに露骨に誰何されながらホテルの前まで来ると,確かに従姉のご夫君が学生たちの点呼をしていた.しかし,お仕事中だったので声はかけず.彼がやっているツアー会社はYellowsone Glacier Adventures, Inc. なので関心のある方はよろしく.
19:15に夕食の予約を入れていたのでダイニングルームへ.こちらも混雑していた.予約がないと原則的には入れないというくらい人気があるらしい.といっても要はレストランの体をなした店が国立公園内には大してないということなのだろう.安直にディナーバフェをいただく.まあ,アメリカにしては許せる味ではなかったか(と思ったなら翌日もそうしておけばよかったのだ.嗚呼).
本日最後のレクは,腹ごなしも兼ねてすっかり冷え切った空気の中をCastle Geyserまで散歩.これの次回噴出予想時間は「明日午前3時半から5時半の間」…って待てるかい!(笑
部屋に帰ってシャワーを浴び,なんとか寝ないよう努力しようとしたが,22時前にはダウン.
どこのコンドでもたいてい直感的に使いにくいものは、電子レンジと包丁。電子レンジは日本のそれよりパワーが強いのか、下手すると食品の水分が抜けまくってふぎゃふぎゃになる。包丁は10種類ほども用意されているが、大体切れない(スパッと切るというよりごりごり切るという感じにしかならない)上に、切れそうな顔をしたものほど切れないという特徴がある。
快適なのはシステムキッチンの高さ。今泊まっているところはおそらく93センチくらいだと思うが、室内でも靴を履いているのでちょうどいい感じになる。日本ももうそろそろデフォルトを変えればいいのに。
起きてみたら土砂降りに近い雨が降っていたのには参ったが,それも7時を過ぎた頃にはまずまず小止みになり,ここ数年ではあり得なかったレベルで余裕を持った出発の朝.走ってバス乗り場に行かないなんていつ以来でしょう.さて,今回はどんな旅になるのやら.
本日のフライトはエールフランスでCDG経由アムステルダム行き.AFと言えば「微妙にフラットにならないために寝ている間にずりずりとずり落ちる」シートが我が家的には有名で,あんまり積極的には好まないのだが,いろんな都合でまた乗ることになった.
欧米エアのフライトは一般的にサービスが雑で,日系エアの必要以上なまでのきめ細やかさとは対極にある.たいていの場合はその方が気楽なのだが,今回は食事の際にはびーが「はよ食え」「はよ食え」と急かされる事態に.もちろん言葉で急かされたわけではないが,1分おきくらいに見に来て,はびーは「僕のペースで食べさせろ!」とややキレ気味であった.彼が大してゆっくり食べていたというわけでもないのでそう言うのももっともだったように思う.そして,食べ終わったと思ったらすかさずデザートのサービスを始めた.早く終わりたくて仕方がなかったのだろうか.その後のタービュランス予想を気にしていたのかもしれない.しかし,そうして(私たちが,というよりも,サービス側が)待ちに待った)デザートのケーキとヴァニラムースが素敵においしかったのでよかった.
その後は,暗くなった機内で寝たり起きたりを繰り返しつつ,空港で買った有川浩「阪急電車」を読む.映画化決定に合わせて文庫化がされたものらしい.映画にしやすい感じの,なかなか小気味のいい作品.児玉清の解説とともに,楽しめた.西宮北口に5年住んだことがあり,主人公的な存在のうちの1カップルが通っている「沿線の有名私大」に勤務しながらも,あまり今津線沿線の駅周辺をうろうろしたことがないので,ちょっと涼しくなったら@almore君を見習ってフィールドワークしてみるのもよさそうだ.
で,やっぱりずりずりとずり落ちながらも,ほぼ定刻にCDGに到着し,入国→短いラウンジでの休憩を経て,アムステルダムへ45分の短いフライト.荷物も無事についてきてくれて,ハーツで車(アウディ)を借りて,エンジンのかけ方がわからず5分迷って,目的地に着いたと思ったら同じ会社のやっている「ホテル」の方で,といろいろありつつ2泊するコンセルトヘボウ近くのアパートメント着が22時過ぎであった.
ミシュランのロードマップも持ってるし,どうやら車にもCD-ROMだかDVDだかのナビシステムはついているようなのだが,とりあえずこれを使っている.音声ガイドがついたら完璧なんだけどねえ.
豊中M君に教えてもらったところでは,Google Mapの経路探索はユーザの履歴を収集してソーシャルに構築されているそうだ.つまり私たちも利用しながら情報を提供しているわけで,道に迷って申し訳ないw
今日はNASA研(関西の若手中心とする社会心理学者による講読会)の夏休み特例会のため広島へ.広島といっても東広島ではなく広島市内である.会場がどこだったか記憶が定かではないが,保存してあるメイルさえ見れば現地に行ってからでも何とかなる,と思ってしまうところがまさにGoogle脳である.これが1人で行くならもうちょっとちゃんと調べるつもりになるのだが,同行者がいるのでなおさら「なんとかなる」感に拍車がかかる.二人とも拍車をかけている可能性は濃厚だが,まあ,なんとかなるだろう(笑
11時前の新幹線なのでそれまで書斎で仕事.昨日機嫌良く書き進めていた論文原稿をもうちょっと書き足そうとしたら,なんだか中身が古い.どうやらDropBoxに保存したのはいいが,クラウドと同期されないままに電源をオフしてしまったらしい.ということは,出張と休暇の間のどこかのタイミングで研究室往復を敢行しなければならない…うううう.やらかした.
午後は広島大学東千田キャンパスで研究会.
夕方からはホテルにチェックインして身軽になった後にマツダスタジアムに移動して広島−ヤクルト戦を観戦した.3塁側内野指定席3500円+生ビール飲み放題1400円というプランで,15名ほどかたまって座ってわいわいと観戦.野球のルールすら知らない人からレプリカユニ等々に身を固めたコアな広島ファンまでいたが,あまり客のいない内野席だったこともあって,緩やかに広島を応援しつつ気楽に見ることができた.甲子園で観戦するときはどうしても戦闘モードになってしまうのに比べたら,雰囲気を楽しむことができてよかった.途中で球場内をぐるりと一周.座席もとてもフィールドと近い感じがするのだが,一番外周でもどこからでも試合を眺めることができた.席の種類も趣向が凝らされていて,「ボールパーク」志向の強さを感じた.広島という土地でどの程度それが受けるのかはよくわからないし,甲子園もそうなってほしいかと言われると微妙(その分絶対に座席数は減るので)だが,一見さんとしては面白い経験をさせてもらった.試合の方はマエケン先発もぴりっとせず,打線も相手Pを打ち崩せず凡退の山,8ウラに前田智徳が満塁のチャンスで登場するも止めたバットにボールが当たって凡退,と残念だった.
試合終了まで待たずに球場を出て,近所の焼き鳥屋「カープ鳥」で反省会.
19時前に自宅を出て,伊丹→羽田便で東京まで移動.宿泊はなんとw東横イン.こんなところで初めて利用することになろうとは思わなかった.早朝発の国際線に対応した無料送迎バスがあるのがポイントらしい.空港からの移動も15分おきに出ているそのバスで,10分程度.有名な内観の本はちゃんとあった.もちろん部屋は究極にミニマムなつくりだが,シャワーのお湯の出はびっくりするくらい良かったし,バスタオルもふかふかとはいかないがふかくらいではあったので,ツインで8980円ならお得とは言えるだろう.いや,愛用したくはないけれど.
女子サッカー決勝戦の開始ホイッスルと共に?3時半に起床.4時半の無料送迎バスで空港へ.送迎バスはまるで路線バスなのだが,この時間でも大入り満員だった.車内テレビはもちろんサッカー.チェックイン後はサクララウンジへ.既にたくさんの搭乗待ちの人がいた.朝が早すぎたせいか名物だというカレーはなかったが軽く朝食をとることができた.そして当然ここもたくさんあるテレビはみなサッカー.さすがにわーわーいいながら観戦ということはなかったが,チャンスやピンチのシーンでは思わず声を上げる人もたくさんいた.負けてしまって残念.
6時前に搭乗が開始され,出発口からはバスで搭乗便まで運ばれた.BAの日本発着便に乗るのは初めてだが,印象的なのは座席の配置.2-4-2の配置だが,2席ずつが互いに向かい合わせになっていて,座ると顔が向き合うようになる.横並びよりもコミュニケーションはしやすい感じ.もちろん知らない人だと気詰まりだろうw そういうときには半透明のシャッターがあって,それを上げればよいというしくみらしい.窓側に座ったはびーは進行方向とは逆向きに座っているので離陸時に背中から引っ張られる感覚を味わい,なかなか変な気分だったそうだ.
早朝便なのでまずは朝ご飯.可もなく不可もなし.座席はフルフラットになり,若干足と頭の位置が腰より高いので(つまりハンモック的な体勢になるので)寝やすい.朝食後は5時間ほど一眠りして,宿題に持って来たポスドクの投稿論文(第1回目改稿分)を読んでコメントする.このところめっきり機内エンターテインメントに接する機会が少なくなり,たいていの場合,ひたすら寝ているか本を読んでいるか作業をしているかである.はびーはともかく私においてはほとんど酒も飲まない.今回も映画等々は一顧だにせず,ヘッドホンで音楽を聴くのみ.エリザベス女王戴冠60周年記念CDなどもあって賑々しい.しかし,機内インターネットサービス,復活してほしいなあ…
予定通りの時刻にヒースロー空港到着.前回のアイスランド行きの時だかいつだったか入国審査で延々と待たされた記憶があり,今回はオリンピック開催中ということもあり相当待たされるのではないかと覚悟していたが,機内でファストパスがもらえたこともあり,まったく待たされることなく通過することができた.荷物をピックアップして一旦外に出て,ヒースローエクスプレスに1駅だけ乗って(無料)ターミナルを移動.空港内は若干オリンピックムードで,それと分かる服を着たガイドの人がうろうろしていたり,到着ゲートから出て来るところにメディアゾーンが設けられていたり,グッズショップがあったり.しかしそれだけと言えばそれだけ.
ターミナル1で改めてアイスランド行きのチェックインをして,ラウンジで必要最低限の仕事を片付けた後,再び機内の人に.前回は日本時間の深夜にロンドンに到着し,ほとんど朦朧とした状態で乗り継ぎに4時間待って,ほうほうのていで丸一日ほどもかけてレイキャビクに深夜にたどり着いたのだが,今回はそれに比べたら道中は楽である.
ケフラヴィーク国際空港には15時過ぎに到着.必要最低限の両替をして,レンタカーを借りて,空港からレイキャビクまでは40キロ走って,繁華街近くのアパートメントにチェックイン.アパートメントのチェックインはホテルと違ってフロントがないので困難がつきまとうことが多い(そもそもある場所が分かりにくいし,着いたら管理人にコンタクトを取らないといけない)のだが,今回はすぐに電話がつながり,管理人はアパートメントにいたので,とてもスムーズにいった.
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前日は19時台に寝てしまい、最初に目が覚めたのが23時過ぎ…(笑 欧州の場合、来て数日は3時には必ず目が覚めてしまうのが常なのである程度のことは仕方がないとあきらめているが、ここまでひどい時差ボケも珍しい。それでも何とか2時までベッドでごろごろ「起きないように」頑張って、その後1時間半くらい起きてあれこれ作業したりして、また3時半にベッドに入って、5時半に本格的に起床。
昨日が雨だったのが嘘のように、今日は快晴。日本がこれまでにないくらい酷暑に晒されているのも嘘のように、冷え込んでいる。ヒートテックのタートルネックの上に長袖のポロシャツ、さらに袖無しのダウンジャケットを着て、ちょうどいいくらい。ただし、万全の日焼け対策が必要そうだ。まずは早朝のほとんど誰もいないエンゲルベルクの街中を散歩してみる。6時20分頃に夜明け。周囲の山々が少しずつ太陽の光に照らされてくる。完全に明るくなってしまう前の、峰々の頂上付近が徐々に赤く染まっていく光景は、いつどこで見ても本当に美しい。
8時にホテル提供の朝食を済ませ、ランチのおにぎりを製造。キチネット付きの部屋だったのはいいが、置かれている鍋に蓋がなく、一時は炊飯は無理か、と思ったのだが、ちょうど鍋を覆えるサイズのフライパンを発見。こいつをかぶせて蓋だということにしてみた。ぴったり塞がるわけではないので通常の蓋よりもかなり水分が飛んでしまい、やや堅めの炊きあがりになったが芯が残るというようなことはなく、まずまずちゃんと炊けたので一安心。
相変わらず計画性からはほど遠い私たちの旅行。今日は何をしよう?と思案して、とりあえず「ゴンドラで目の前のティトリス山の中腹にあるトリプゼー(湖)まで行き、湖畔をハイキングして湖面に映る山々を楽しみ、早めにツェルマットに移動しよう」と決めたのに、フロントで「ゴンドラのチケットください」と言ったら「ティトリス山までね?」と言われてその分のチケットをさっさと買わされてしまい、あー中腹まででいいんだけどまあいいかー、となってしまった。しかしこれが結果としては当たりで、中国人観光客の破壊的な多さには閉口したけど(後で調べると、ここはもともと中国系をはじめとする日本以外の東アジアからの観光客が多いところらしい)、雪遊びはできたし、ヨーロッパで一番高いところにあるという吊り橋も渡れたし、周囲360度の眺望を存分に楽しめたし、十分満足できた。トリプゼーの方は観光客風の人は少なくハイキングを楽しむ人たちがちらほらいる程度。湖畔をぐるっと1周すると小一時間だったろうか。周囲にはのんびりと草を食む牛たちがおり、かれらはみなカウベルを首からぶら下げているので、からんころんと心地よいBGMもある。ぐるっと一周したところで岩の上に腰を落ち着け、お昼ご飯。素敵においしゅうございました。
鉄道駅近くのCOOPで食料品の買い出しをしてから、13時頃にエンゲルベルクを出発し、一路ツェルマットへ。事前のはびーの見込みによれば「3時間くらい、いや、そんなにかからないかも?」とのことだったのだが、それは実は相当甘い予測で、確かに最初は高速道路+山を貫通する長いトンネルの連続で「列車で行くと風景を楽しめるけど、車だとそうもいかないねえ」などと悠長なことを言っていたのが、いつの間にか山道が相当に多く含まれた時間のかかる難コースに化けてしまい、上り下りの激しい大きな峠道が2つあった上に、走っているのが車だったりバイクだったり自転車だったりするのでなかなかスムーズな走行が厳しかったようだ。その分絶景は味わえたけど…お疲れ様。
ツェルマットはガソリン車が規制されているため、手前の鉄道駅でパークアンドライド。15分ほど山間の線路を抜けて到着。これから3泊滞在するアパートメントは駅から荷物を転がしながら歩いてでも5分もかからない、中心街を少し外れたところにあった。大勢の観光客(ここに来ると日本人が優勢になる)が闊歩する中を宿探しというのはブリュッセルの時のことを思い出す。あの時は宿がなかなか見つからず大変な思いをしたが、今回はスムーズ。鍵の受け渡しもアパートのメイルボックスにはびーの名が書かれた付箋が貼ってあり、中を探ると鍵入りの封筒がある、というセキュリティを大胆に無視する大変気軽なシステムだった。部屋は2ベッドルーム、広い浴室つき、リビングもダイニングもあり、キッチンも充実、という大変贅沢な内容で、2人にはもったない…ようなところに最近いつも泊まっておりますね。
まあ、鉄板の美しさということで。
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