今日は無事配達された.究極までに表面積を増やして大きく見せるための涙ぐましいまでの努力が素晴らしい.しかし,半端におかずをつけるならあと少しうなぎを増やしてもよいのでは.
久しぶりに小澤の「悪魔の踊り」を聴いている.
心に少しゆとりができてもよい状況になってきたので,秋に福島を訪問することを考えている.研究打ち合わせ兼合同ゼミ兼三連複体験ツアーだ!もちろん,優先順位は書いたとおり!(昇順か降順かは各自ご判断ください)
スケジュールを調べた限りでは,社会心理学会が終わった翌週,日曜日に福島記念がある日がよさそうだ.その翌週でもいいぞ.ご夫君以外に誰を誘おうかなー.
最近,査読を頼まれることがぼちぼち増えてきた.今回初めて英文誌(とは言ってももちろん私の名声は国外には響いていないので国内学会のもの)の査読を依頼されたのだが
「3週間後までに英語で査読報告」
を書くだけの時間的精神的能力的余裕がないので,にににににほんごでおおおおおおおねがいしますだ.
スクリーンをぶっ叩かないように指し棒を持たなかったのだが,その代わりスライドを切り替えるためにキーボードをぶっ叩きすぎたようで,副査のM先生にまず最初の感想として
「勢いよくキーボード叩いてましたね」
と言われてしまった.
「すんません.修論の時はスクリーン叩きまくってました」
と答えたら,既にその場でその事実を知るほぼ唯一の人になってしまったH助手が大受けしていた.
公聴会が終わった.5年ぶりにした結婚指輪は,心なしかきつくなっていた.そして,ジャケットの下には「サイン入り」タコTを着た.要するに,精神的武装だ.
中身としては,45分台でそれなりに息継ぎをしてプレゼンできたので,まあ,合格点.質疑応答に関しても,「たいがい何聞かれても10倍返します」状態で臨めたので,とりあえず問題なし.副査の先生方も,妙にお優しかったぞ.
もっとも感謝すべき人に心から感謝し,院生を誘って晩飯を食いに行き,フランス−ウルグアイ戦をまた院生と観戦した.いつもの日常だが,心の軽さを感じる.
感謝すべき人には,FTFで話すとどうしても軽いノリになってしまう(なぜなら,きちんと心からの気持ちを伝えたら,感極まってしまって,かえって相手に迷惑だろうから).というわけで,後でメイル出した.
「泣いちゃうから,ちゃんと感謝の言葉が言えないよ.ごめんね」
私をここまでたどり着かせてくれたのは,あなた.
そして,こんな私にしたのも,あなた(笑
こないだ導入したメールフォームシステムがうまく動いている(当然だが)ので機嫌がよい。
人間科学部の魅力には何と言っても幅広い研究が挙げられると思いますが、それ以外に他大学と比べて目立った点はありますか?
という問いにあなたならどう答える?(ちなみに、庶務に来た問い合わせである)
去年の6月は4勝13敗だったと聞くと、あとの試合を全部負けてしまうような気がしてくる。昨日は伊良部の技巧的な好投にしびれたが,今日はムーアになんとか「三度目の正直」で立ち直って欲しいと願っている.
とはいえ昨日はどちらかというと巨人がサヨナラ負けを喰らったことの方がうれしかった.サード塁審の明らかな誤審&退場宣告についてニュースステーション以外のメディアがあまり報じないところが気にくわないが.あまつさえこれはなんだ.あのビデオ見てもまだそう言えるかぁ?
んー? 馬は干し草食べたろうか?(食わぬことはないだろうが,だいたいフレッシュグラスを食っていると思う)
314PCにWindowsXP Proをクリーンインストール.インストールが完了してもすぐにパッチを当てなければならないのが時間がかかるのう.後はボスがお望みのソフトを入れなければならないが,とりあえずはOfficeと一太郎(苦笑)とAcrobat Readerくらいかな.
SASのライセンス更新期限まで1ヶ月を切ったので,起動するたびにログ画面に警告が吐き出されるようになった.ご丁寧にも一つ一つのプロシジャを実行するたびごとに「あと何日でライセンスが切れるぞ,早く更新しろ」というメッセージが出る.うざい.更新したくないとか金がないとかいうわけではなく,単に事務からまだ書類が来ないだけなのだ.
ご母君経由「ぷいぷい」情報.ムーアシロホシテントウというテントウムシがいるそうだ.このテントウムシの星の数と同じく今年は18勝はしてもらいたいね.
お忙しいのはわかりきってるわけですが
私にも一応レディネスというのがあるわけですから
いつ誰にどういう仕事を振っているかくらいは
事前に教えていただいてもいいんじゃないですか?
っていうか,教えてくださいって頼んでたのに
ほったらかしているってのが気にくわない
最低限の協力くらいできませんか
簡単ですよ,私がやるようにあなたもやればいいんです
今日は昨日の面目躍如とばかり朝からちゃんと学会…というとすごく聞こえがいいが,その実午前のセッションしか参加する予定がなかったので,つまりここで行かなければ仙台に行った意味は何もない(えーと,マイル修行??)ことになってしまうのである.8時半過ぎにバス停に行ったら,杉浦さん&学生さんたちがいた.農学部キャンパスというのがどのくらい離れたところにあるのかさっぱり感覚がつかめなかったが,10分弱で到着.歩いては行きたくない微妙な遠さだということがわかった.
ちゃんと説得納得ゲームのセッションに出たし,fkさんと初対面したし,私が時事通信にしゃべったコメントが昨日の日経夕刊に出ていたらしいこともfkさんから聞いたし,学会印象記の原稿もちゃんと人を見つけて頼んだし,私のミッションはちゃんとこなした.ゲーミングはいくらルールを本で読んだり説明を聞いたりしてもちゃんと実感できないことが多いので,体験するのが一番なのだ.でも,歩きたばこをする人の役を演じるのはなかなか大変だったけど(笑
以下,よくできたゲームであるという前提をおいた上で,ちょっとだけ感想(ふりかえり用紙に書けなかったこと).議論の時もちらっと出たが,社会的価値(迷惑な行為をする人=悪,やめるよう説得する人=善)が明白なものを「説得納得させる」というのは,役割は交代するとはいえ,そしてゲームであるとはいえ,やってしまっていいものかという気はしないでもない.それまでにいくつもグループ・ワークやもう少し単純な構造の同種のゲームをやることで,お互いにラポールができた関係でないと,特に学生の場合は(よほどデブリーフィングを慎重にやっても)厳しいかもしれない.
で,ちなみに申し上げておくと「新しい傘のアイディア」ブレストの研究をやったのは,Hさんじゃなくて,私です(笑
いや,ありましたよ.あっただけマシですけどね.ソファがあってフリードリンクなだけじゃちょっと悲しかったっす.
伊丹到着後,1時間20分ほど後に成田から伊丹に到着するご夫君を待つために,到着ゲートから出ずに,さくらラウンジに潜り込む.本当は出発空港でしか入れないのが「原則」なのである.一応「夫を待ちたいのでもし空いていたら入らせてもらえませんか」と頼む体勢は整えていたのだが,ちょうど受付嬢が席を外したのを幸い,そのまま入ってしまいました(笑 これこそ迷惑行動か!!!
果たして関西版も載っていたのだろうか.近在で唯一の日経読者に問い合わせてはみたものの.fkさんからの情報だとどうもフレーミングの発生比率を私がアバウトに言ったままの数値を載せているらしい.研究者はそういうところ厳密なんだよ.ちゃんと「きちんとした数値出しましょうか?」って言ったじゃんよ.ぶつぶつ.
いやはや,研究者としての社会的責任というのを考えると,電話取材は受けるべきではないのかも.あーでも発言しないでマスコミの歪曲した事実が真実と取られるのもしゃくだし.
HISセミナー営業withWさん@東京電機大学.この「夫婦漫才」コンビも「方向性の違い」により,今回で解散の予定(w
伊丹空港には少し早めに着いてラウンジで査読の仕事.相変わらずラウンジからホットスポットにうまくつながらないのはどうしてなのだろう.羽田には6分遅れて到着.今からタダ飯を食べてから,東京電機大学に向かう.御茶ノ水からにするか,神保町からにするか.それが問題だ.東京モノレールの「山手線内割引きっぷ」は土日祝限定なので使えない.がっかり.
ル・シエルでビーフカレーをタダ食しつつ,チャットでM君をうらやましがらせたりした後,京急〜都営三田線で神保町へ.古本屋街を一つ奥に入った通りを歩くと,ちょうどお昼時で飲食店は軒並み行列だった.クラシックな雰囲気の店が多く,下町っぽい感じ.
東京電機大学は17階建ての大ビルヂングを擁する都心の大学(もう一つのキャンパスは,確か埼玉県ポッポー谷市だったと思われる)だが,さすがに男子学生の姿ばかりが目に付く.なんせ「電機」だものな.なかなか女子高校生の気は引かなかろう.
今回のセミナーは去年から数えて実に3回目なのだが,また会場は一杯で80名程度の参加者があった.そんなになぜ「心理学実験・調査の基礎」が受けるのか全然よく分からないのだが,多分私の「調査」編は添え物だと思った.そもそも研究計画を立てるに当たって,なんて話は実験だろうが調査だろうが変わりないのだから,そうなるのも仕方がない(と,自分を慰める).Wさんの発表を聞きながらいろいろと作業.ただし,MOを持ってきていないので,それほど進まず.
自分の講演は,それなりに笑いが取れたのと,1時間ほぼぴったりで終わったので,よし.板書無しで1時間しゃべりまくるのは疲れる.
それにしても,非会員なのにこれだけ貢献したのだから,HIS事務局にはSID2006の事務局を格安で引き受けてもらいたいものだ.
今回は我々のサクサク講演度が増していたせいか定刻にセミナーが終了した.偶然同じ便をとっていたWさんと一緒に羽田空港に行き,またもやル・シエルに入って私だけタダ飯を食べ(今度はサンドイッチセット),ラウンジでしばらくまったり.伊丹便は北ウイングに変更になっていた.新しくできたダイヤモンド・プレミアラウンジがどこにあるのか,彼ら専用のセキュリティゲートはどこにあるのかは,探検し損なった.あと,クリスタルガイザーのレモンウォーターも買い損ねた.失敗失敗.
伊丹に着いたのがほぼ20時.西宮北口行きのバスが20:10発だから何とか間に合う!と思ったら離陸する飛行機を2つも待ったのでゲートに着いたのは20:08頃.もっと遅れればあきらめもつくがなんとも微妙なタイミングだ.決死の覚悟で大疾走して空港ビルを出かけた…ところでご夫君に捕まった.お迎えに来てくれていたのだった.ありがとう.
昨日は自宅にいたので記者会見もライブで見た.すごくわかりやすい「頭のいい人」という雰囲気が,きっとまた反感を買うだろうなあと思った.
しかしやはり「阪神」に手を出してしまったのが彼の失敗ではないだろうか.大阪出身なのに,阪神(タイガース)が多くの関西人にとってどういう存在なのかを見切れなかったのか.もったいないことだ.天敵発言の星野SDを攻撃していたが,関西人があれに影響を受けたとは思いにくい.もっと素朴な(そして多分くだらない)関西人の自尊心に対する攻撃と捉えられたのではなかろうか.しかも彼らは20年に一度くらいの「躁」状態なのである.そこにいきなり冷水をぶっかけてしまった.検察に捕まろうが捕まるまいが,あのやり方は彼の人間的評価をとても落とした.
例えば今朝の普通電車の車内,垂水から乗ってきた二人連れのおばちゃん.座席に腰を下ろすなり1人が
「今日からは日本ハムやなあ」
「そやなあ.札幌やなあ」
それで話が普通に始まってしまうような,そういう存在なのである.東京にも名古屋にも広島にもおばちゃんはいると思うが,
「今日からはソフトバンクよねえ」
「そうね,福岡ね」
などと言うだろうか.多分,言わないと思う.
今日は悪魔の数字の日なのか.
学生の反応は実に分かりやすい.今日はちょっと時間の読みが狂ってペース上げちゃったなあ,と思ったらそのとおりの展開になった.ということは,学生の大部分は真面目に取り組んでいるということを示しているので,いいことではあるんだが….ともあれ,検定統計量から有意確率を考えるときに確率分布を持ち出したところで学生がパニックになったのは明白なので,来週もう一回ゆっくり復習しましょう.
本務校の大学院の統計講義.相関検定,対応なし/ありの平均値の差の検定を,われながら流れるように鮮やかに説明して(お得意の自画自賛モード)悦に入っていたら,少なくとも一部の学生に
ついていけてません
と言われてしまった.だって区切りごとに「質問は?」と聞いても何も言ってくれないんだもーん.これまでの同じ授業では分からないことが結構その都度質問されていたので,質問がない=ついてこられている,と解釈したのだが,実際のところは,質問できないほど取り残されていたらしい.反省,反省.
来週は演習問題の時間にすることになった.
交流戦ソフトバンクホークス戦.テレビをつけると阪神と対戦しているチームのユニフォームはとっても緑でクラシカルだった.ソフトバンクが南海ホークスの復刻版ユニフォームで戦っていたのである.南海のユニフォームを着た王貞治,というのは何とも貴重だが,実に違和感があった.解説のもっさんと小山さんは大興奮でうれしそう.黒いソックスをきっちり上に履くのが特にお気に入りらしく「こうでなくっちゃあ!」と大熱弁をふるっておられた.この二人,とっても息が合ってて楽しい.
試合の方も今年の阪神らしく終盤までもつれて最後に突き放すという展開で理想的な勝利.多分明日は相手は杉内,こっちは…なので多分負けるから,先勝できてよかよか.
京都から山陰線の各駅停車に揺られて胡麻(南丹市日吉町)へ.保津峡あたりは川下りのボートや船も見えたりしてなかなか楽しい風景が続く.亀岡あたりから田んぼが増え,園部を越えるとかなりの田舎となる.胡麻の1つ手前は「鍼灸大学前」駅なのだが,そこにあるのは「明治国際医療大学」だった.知らないうちに大学名称が変わっていたらしい.また「胡麻」は決してゴマの産地だというわけではなく,馬をつないでいた場所=駒から来ているのだそうだ.
胡麻駅は普段は無人駅で,さらにICOCAが使えない.そんなこととは知らず(福知山線なら無人駅の武田尾でもICOCAは使えた)タッチで改札に入ってしまっていたので,どうやって精算したらいいんだと思ったが,今日はコンサートゆえにそういうトンチキな客もいることを計算に入れていたのだろう,園部駅から精算担当の駅員さんが出張してきていた.
かやぶき音楽堂までは農道をゆっくり歩いて15分くらい.古いお寺をどこかから移築したものらしい.天井がとても高く,涼しい風が吹き抜けて大変心地よい空間だ.1階の板の間+畳敷きのところと,2階と3階は天井桟敷風に席があって,200名くらいは入れるそうだ.座布団がみな柄がバラバラで,なんでも初回は「お代はいいからみなさん座布団持参できてください」ということだったとのこと.演奏はもちろんザイラーデュオで,今年はオール・シューベルト・プログラムだった.序曲・ロンド・大ソナタ,そして休憩を挟んでハンガリー風ディヴェルティメントの4曲.序曲とロンドはいまいちお二人の呼吸が合ってなくて「大丈夫か?」「ひょっとして喧嘩した?」とか思ったが,徐々に呼吸も合っていってほっとした.中休憩では奥様の焼いたチョコレートケーキと大関ご提供の発泡タイプの日本酒がサービスされたし,コンサート終了後にはすぐそばの田んぼで収穫した米のおにぎりが1個ずついただけるという特典もあった.総じて「雰囲気を楽しむ」コンサートとしては成功だろう.
コンサートが終わった後はまたあぜ道を15分歩いて駅前へ.元同僚かつ甲山院生のMさんご一家のセカンドハウスにお邪魔した.阪神大震災後に人生観が変わった(ファーストハウスは仁川にある)というMさんがこの地にセカンドハウスを建ててから10年強なのだそうだが,とても管理が行き届いたぴかぴかのスウェーデンハウスだった.大きな窓がいくつも取られているのに,冬でもとても保温性が高い「魔法瓶」構造なのだそうだ.さすがにこの地にはいかにも北欧ちっくな白とダークレッドの木造のおうちが似合います.
そして恒例(笑)の家内探訪.個人的には大聖寺伊万里等々のコレクションを納めたガラスケースがとても気に入ったが,伺うとなんとIKEAでとてもお安く買われたとのこと.後で調べてみると本当に安かった.是非私も.その他にもお嬢さんやそのお師匠さんやお友達が書いたエッチングや油絵などがさまざまに飾られ,とても和やかな空間だった.しかもご夫君とお嬢さんによる心づくしの昼食もいただき,大満足.
帰りにはすぐ隣の畑からタマネギやら大根やら水菜やらを引き抜かせていただき,おみやげに持たせていただいた.ごろんごろんとしたのをざっと新聞紙に包んで紙袋にして下げて,今度は特急電車で京都へと戻ったのであった.ありがとうございました.
朝暑くなる前に,と6時半過ぎに出かけてご近所ウォーキング.枝切街道の分岐点から茨木街道を西北に向かって進み,西国街道宿河原の椿本陣までというコースをたどった.まだ歩き足らないので郡山団地の奥からゴルフ場横を抜けて茨木弁天に出て戻ろうと思ったのだが,広大でよく似た建物が並ぶ団地の中をぐるぐる回ってもどこから入り込むのかわからなくなってしまった.以前は弁天の方から抜けたのでわかりやすかったのだが,逆もまた真なりとはいかなかったわけである.やむなく宿河原まで引き返してバスに乗って帰宅.
こんな時もiPhone(さすがにiPadを抱えて散歩はどうかと思う)があればすぐに現在地が特定できてロストすることもなかったなあ,と思った.私自身は今ところ購入予定はないが,はびーは次世代モデルを検討中とのこと.
歩いている途中で団地の皆さんがたくさん外に出ていて,周辺の溝掃除や雑草抜きをしているところに出くわした.そうだ今日は拙宅付近も一斉清掃の日だった,と思い出して,さては出遅れちまったかと焦ったのだが,帰宅してみるとまったくその様子はなし.実は開始時間が9時だったようで,ちょうどうちが掃除を始めた頃からわらわらと人が出てき始めたのでほっとした.半年ぶりに家の前の側溝のふた(グレーチング)を上げて大掃除.すっきり.
昼は茨木あるいは北摂で一番と評判の高いのうどん店唐庵に行ってみた.店には開店前に到着したのだが既に10名ほどの列ができており,開店直後に満員.いわゆる「行列ができる人気店」だった.はびーはカレーうどんとおにぎり,私はしじみうどんにわかめをトッピング.コシが強くて食べ応えのある麺だし,量もなかなか多かった.値段はそれなりにするので「さぬき」地元の店と比べるのは酷だと思うが,店は広々とこぎれいで気持ちの良い空間なので,これはこれでありではないだろうか.ただし,並んでまで,というほどではない,かな.
その後はいつものように昼寝→安田記念→阪神戦を見てのんびり.今日の6回裏は野球のお手本と言うべきよい攻撃でした.満足.
今日も「面白い」論文があった.
1つは以前オンラインニュースでも話題になった「M&Msを食べる行為を繰り返し想像すると,事後に「どうぞ」と差し出されたM&Msを食べる量が減る.コインランドリーの洗濯機にコインを入れることや,M&Msをボウルに移すことや,チェダーチーズを食べることを想像しても,そうはならない」ことを示した論文.実験が5つもあって,4つめまでは簡単だったのだが,5つめがばりばりに学習心理学な感じで,そのあたりの知識が絶対的に足らない私としてはなかなか歯ごたえがあった.
Morewedge, C. K., Young, E, H., Vosgerau, J. (2010). Thought for food: Imagined consumption reduces actual consumption. Science, 330, 1530-1533. doi: 10.1126/science.1195701.
もう1本は最近PDの一人が「はまって」いる,2D-4D ratio(人差し指と薬指の長さの比率)に関する研究.facial attractivenessとはそもそも関連が指摘されているそうなのだが(「ほんまでっかTV」並みだがちゃんと研究論文はあるのだ…),今回は体臭や声との関連を見たという.リバプール大学の男子学生数十名に,シャワーを浴びて無臭石けんで体を洗ってもらってから,脇にコットンを挟み,24時間後に回収.それを同様の年代の女性にかがせて「魅力度」と「男性性」を評定させたという.聞いているだけでおえっとなりそうな研究であった.ちなみに,関連はあまりなかった.ただ一つ救いだったのは,この実験は冬に行われていたことであった.
Ferdenzi, C., Lemaitre, J. F., Leongomez, J. D., & Roberts, S. C. (2011). Digit ratio (2D:4D) predicts facial, but not voice or body odour, attractiveness in men. Proceedings. Biological sciences / The Royal Society. doi: 10.1098/rspb.2011.0544.
今日は会議日ではないが,人文学会(学部で運営し,紀要を発行している学術団体)の総会が行われ,その後恒例の懇親会が行われた.例年春にある教員組合の懇親会と並んで,甲山の文学部に着任した際にMTM先生に,
「是非,ご参加なさいね☆」
と言われたイベントである.もちろん,毎年参加している.
このイベントは,研究室のある建物から歩いて5秒だが大学の敷地ではない関西学院会館の宴会場で行われ,同会館のレストラン(某ホテル経営)から料理が提供される.これが昨年度に「大変なもの」であったがために,今年は冒頭に料理長が挨拶に立って料理の内容を一つ一つ説明するわ,明らかに普段は見かけない年代のスタッフ数名がフロアをうろうろしているわ,名誉回復に必死のご様子であった.大変といっても食中毒が出たとかそういう類ではなかったのだが,親会社である酸素某社の偉いさんが学会長に調査結果持参で詫びに来るような「やらかし」であったことは間違いがない.事情を知るわれわれは皆,「いやあ,去年はひどかったですよねえ」と語り合いながら,ニヤニヤ.
料理よりメインはワイン.今年はアマローネとラトゥールの1997がちょっとした目玉だったが,前者の方が味わいがありおいしかった.ラトゥールはヴィンテージが個人的にうれしいものだったので,空きボトルとコルクをお持ち帰りさせていただいたが,味わいはどちらかといえば平板で,よく言えば「完成された」もの.先にアマローネを飲まなければよかったと若干後悔した.カリフォルニアのシラーも供されたのだが,これがスパイシーという想像からほど遠く,よく言えば華やかでフルーティ…いや何だかへんてこりんな味だった.
なお,今年のシェフ(挨拶した料理長ではなく,去年やらかした当人らしいが)渾身のフルコースであるが,まあ,普通だった.満足というのには今ひとつ達さないが,きっと素材はよいものを使っていたのだろう.去年のように参加者が異口同音に「なんじゃこりゃあ!」とその場で言い出すようなレベルではなかったので,進歩だということにしておきたい.
今回は全員心理のメンツなテーブルだったが,最後は酒を飲まない限りは絶対出てこないだろうというむちゃくちゃな話題で超盛り上がった.ジェンダー差の深淵を見た思いであった.
原因帰属と社会的状況(2回目)
話題は主に対応バイアスについて。Epley et al.(2002)のクイズショウ実験(わざと回答者にとって正答が出しにくい問題を出しているという状況であることを知っていても、出題−回答の様子を見ている人々は回答者の知的能力を低く評価し、その傾向は距離が遠いと顕著になる)について解説した後に、では対応バイアス傾向には文化差があるのか?ということで文化的自己観の話を挟んでMiyamoto & Kitayama(2002)の実験へ。各トピックは3回構成で紹介する研究は各2本。(1)当該トピックの中心的概念の説明+1本目の仮説+方法→(2)1本目の結果と考察+2本目の仮説+方法→(3)2本目の結果と考察+まとめ+確認テストという民放バラエティ的ぶつ切り方をしているのだが、わざと従属変数の作り方の説明を不親切なままで終えてみた。「よくわからなかったのでもう一度説明してほしい」という大福帳へのコメント多数。直接質問に来た学生もいた。「知りたい」という意欲を持って講義を聴いてくれている学生がそれなりにいることがわかって何より。贅沢を言えば、あともう一歩、手元に配布している論文読めば書いてあるよ、という気もするけれどもね。
ポスドクAyaさんとM2君の調査計画を検討。
M2君はまたもや「ある概念を実験操作に落とし込むときに迷宮に入り込んで出てこられなくなる。しかしリサミで「なんでそんなことすんの?そこ迷宮だよ」と言われたらすぐに気づく(少なくとも、気づいたふりをする)」というプロセスをたどる。この件にかけてはどうも抜群の安定感があるのはどうしたことだろうか。よく勉強しているし関連論文を読解する段では特に問題があるように思えないのだが、実践となるとほぼ常にこれだ。どこかの(すべての)理解が浅いことには間違いないのだが、はてさて…
Before...
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