Cosi e la Vita

_ この日は

震災のことを思い出す日．

やっぱり，思い出さなきゃいけないと思うんです．どういうことをどのように思い出すかは，人それぞれのスタイルがあるにしても．それが，多少なりともあのことを体験した人間が最低限やるべきことなのではないかと．

_ うんこの製品はいいな

スラッシュドット日記(by kanegon_p)よりの情報．このカードリーダは確かにいいね．メモリスティックを使う私とは趣味の合わないソニー好きっさんも少なからず共存している我が環境にも．

_ 頑張らなくっちゃ

論文を書く暇がある時に書いておかないと，後で大変なことになるるるるる．あ，土日の缶詰（センター試験本部待機）のためのさまざまな設定もしておかなくっちゃ．いくら時間外手当がいただけるとは言え，せっかく人に邪魔されず大学にいられる土曜日と，せっかく家で惰眠を貪れる日曜日をつぶされるんじゃ，割に合わないよ．

_ おとうさま，おかあさま（目に星もーど）

「車ごときにン百万は」なんて言わないで，プジョー買ってよーん．

_ 事務作業

学年末のこの時期，どの学年にもその学年なりの伝達事項があって，忙しい．まあ，MLで流せるようになっただけまだマシだが，周知役は私なので，昨日からそういうメイルを書きまくっている．だんだん何を言って何を言ってないか，分からなくなってきたナリね.

_ カタルシス

いろいろとグループ・ダイナミクスに気を遣い，駆け回ったことによって，謝辞における順序が少しでも上になっていることに，カタルシスを得る私．そして，誰の謝辞と比べても，私のそれがウェットであることに，ますます意味不明な自信を深めるのであった．．．

_ 検索ワードをぶつ切りするからこんなことに

「ルータ　アライドシステム」でひっかかってしまった．ルータという単語はあったのだが，他は「カアラ先生」「ダン・エイクロイド」「システムリソース」でチェックされたらしい．まあ，それはいい，だけど，何もリンク踏まなくてもいいやん^^;;＞検索した人　それに，検索するなら「アライドテレシス」でやった方がよかったよ．

_ あの日から8年

体験した者としては，やはりいつまでも忘れないようにしたい．何十年も経てば，単なる防災訓練の日にもならぬのかもしれないが．

_ 久々に

すごく心理的/物理的に追い込みのかかってる状況です．がふー．

1/22中：SID2003 Submission Paper（完成度25％）
1月中：異見・意見の原稿1600〜2000字（完成度0％）
2/7まで：科研報告書〆切（完成度50％）

これに平行して，チャット実験と，基本図書と雑誌購入選定と，日心WSのエントリー×2?と，査読1本と，対社心研原稿の追い立てをやらねばなりません．あ，日心発表した方がよかですかねえ→一本いっとくことにしました

_ 昨日の「ジェネレーションギャップ」

宴会で「どんなタレントが好きか？」という話になった。その時々で好みがいろいろ、あるいはマイナー趣味な私は、今毎朝にこにこしながら見ているので

世良公則

と言ってみたら、その場の誰も知らなかった。そりゃ今年成人式な学生たちだもの、当たり前かもしれないけどさ…　しかもなんか別のバンドの変な人と勘違いされてたぞ。そりゃ確かに世良さんはちょっと自己酔っぱらい系でイタイところがあるけど、かっこいいんだよーん。

_ 震災から9年

あの時のことは、忘れない。今はまだ、思い出す努力をしなくても嫌でも思い出すが。

現在住んでいる地域は、当時震度7の大変強い揺れが観測された地域だ。死者も多く出たそうで、今もまだ空き地も多く、再開発が進行中。近所の高木小学校にはモニュメントもある。

_ センター試験

3年連続出場していたが、今年は無役で助かった。でも来年度からは何がしかのことがあるに違いない。しかも2006年度からは実施場所を高校に一本化するなどと文科省さまはぬかしておられるそうで…　ええと、試験場の設営とかやるのは大学の方なんですけど。まだしも自分ちの大学でやる方が簡単だと思うんですけど。トイレットペーパひとつから持ち込みしなきゃならんのですよ。しかも校舎のつくりをちゃんと把握できていないと「昇降口に受験生が殺到」して試験開始が遅れたりするトラブルも発生するわけで．

くそー、何が楽しくて高校なんかに出張すんだ。共学公立とか私学男子校だったら最悪だな。きっと、きったないぜー。

_ 昼寝

元・東佐枝子な島田楊子と沢村一樹が旅するシチリア島、というテレビ番組を見ていたが、あまり刺激のないまったりした番組構成だったので，リコッタチーズはおいしそうだったけど，それよりロケ中に島田は沢村を食ったろうかということの方が私としては興味深く，つまり番組はあまり面白くなく，途中で寝てしまった。起きたら17時半。いやあ、よく寝た。

_ ぶくおふ

山手幹線沿いに新しくブックオフができたので行ってみた。明るくて広い。心理学の棚には何があるかなーと眺めていたら、

「チャンス発見の情報技術」

が燦然と輝いていた（笑　教科書はやはりいかにも関学系ってものが目に付いた。CDはショルティ（ハンガリー出身）の振ったハンガリー系作曲家名曲集（リスト・バルトーク・コダーイ）などというマニアなものがあったのでお買い上げ。

_ 震災から10年

冷たい雨。犠牲になった方々、特に今私が住んでいる場所付近でお亡くなりになった少なからぬ方々の慰霊の気持ちをこめて黙祷。

あの日、実家やhusあたりは震度4と発表されていたと思うが、とてもそれどころではない揺れだった。というのも当時の震度発表は今からは考えられないほどアバウトで、大阪は大阪で一本化なのだからとてもじゃないが信じられたものではない。本棚がすべて折り重なって倒れていた指導教員の研究室、上階のホルマリン漬けのガラス瓶がすべて落ちて割れたため、天井からホルマリンが染み出してすごいにおいのしていた院生室、てっきり修論の〆切が延長になると決め込んでいたM君、いろんなことを思い出す。

_ あれから１１年

そしてあのときと同じ火曜日が，あれ以来初めて回ってきた．毎年この日だけは，あの日と，それからしばらくの間のことを振り返り，語り継いでいくために思い出さなければならない．もちろん，まだあのことを思い出す頻度は，年に１回などという頻度に落ちてはいないのだが．

_ ほりえたかふみ

というハンドルネームだった頃から彼を知っているわけだが，日本社会においてこうしたある意味「道化」的な役回りをさせられることになるとは感慨深い．ま，最終的には司直にかかって（一旦）終わりだろうな，というのは近鉄買収騒動のあたりから見えていたわけだが，一方であの楽天が「勝ち組」的な扱いを受けている（そしておそらく今後も受け続ける）ところがまた，いかにも日本だなあ，とも思う．

_ 非常勤

husは単回帰分析．さくさく．結構結構．

T大は卒論発表会の練習．驚異的なことに，途中でゼミをドロップアウトしたのに微妙に卒論書きたい感を（決して私をはじめとした教員にはアプローチしてこずに）ちらつかせていた学生は，当日事務に「卒論」を提出にあらわれたそうだ．まったく，世の中には人知では想定できない行動をする人がいるものだ．

_ すごいよね，センター試験

大学教員系のブログは土日このエントリーで埋まると思われるが，ほんとに今年のセンターはすごい．特に英語のリスニングテスト＠土曜日はすごい．私たち試験監督者は，とりあえず３０分間無言無音の行を強いられる．

当日は受験生はもちろん，試験監督者である我々も，試験場本部に８時集合，リスニングテストでトラブル事案が生じたら，試験終了は１９時半．おまけに説明会は一般のが１時間少々，リスニング専用のが２時間少々だ．試験監督でこれだけ拘束されることは，空前のことである．絶後であって欲しいが，残念ながら今後毎年か．

しかも現在のところ土曜日は雪の予報だよ．ぐへー．

_ 12年目

今年はうっかりして5:46を寝過ごした．毎年地震のことを思い出す頻度は減っているけれど，しかし忘れているわけではない．自宅前も舗装され，年度末までには周辺道路もそれなりにきれいに整えられるだろうけれど，震災の記憶が消失するわけではないのだから．

_ センター試験　英語リスニング　トラブルもうご免

今年は幸運にも土日どちらの試験監督にも当たらなかった．去年リスニングが導入されて以来，特にリスニング実施日の監督者説明会はとんでもなく長くなった．去年の経験からすると，優に2時間近くかかるのである．リスニング用ICプレーヤーは大変チンケな，いや，軽量かつコンパクトな中に最新鋭の技術が詰め込まれた素晴らしいシロモノなのだが，そのあまりの軽さと見た目のチープさ故に，実際に眺めて操作してみればみるほど「壊れるのではないか」という不安を喚起させるところがある．また，有事対応のマニュアルはおそろしく分厚く，これもまた「何かあった時に適切な対処をするためには，まずマニュアルのどこに該当事例があるかどうか探さねばならないが，それを探すのに時間を要するあまりに適切な対処が遅れるのではないか」という不安を喚起させるところがある．リンク先新聞記事によれば，DNCは「機械を使う以上、不具合はどこかで発生すると思うが、起きたときの対応さえ決められた通りにできれば混乱はないはずだ」と強調しているそうだが，マニュアル通りのことが起きてくれたらそりゃ混乱しなかろうよ，と言いたい．

ちなみに，現場で鼻血その他を出した場合は途中でストップ→再実施（自動的に試験監督者の拘束時間は1時間ほど増える）なのだが，トイレに行ったりするのは自己都合なのでそのまま実施され続けることになっている．ということは何があっても我慢せずにその場でやらかしてしまえばいいんですかね，と同僚Y先生に言ったら，

そりゃアナタ，そういうこと考える余裕がある人は試験もちゃんとできるのよ

と喝破された．そうかもしれん．

_ 今季のテレビ番組

のだめ録画は出勤前にちらっと見た．まあまあ．千秋君はよりマンガらしく（つまり玉木宏から遠く），ハリセンはより豊原功補らしく（つまりマンガから遠く）なっていた．一応継続して見る．

ヤスケンはあんまりかっこよくないらしい．がっかり．でも一応今日は見る．

_ ハケンの品格

第2回目を見たわけだが，少なくともこの回は

ぜっんぜん面白くなかった

わけのわからない正社員vs派遣社員の対立構造がきっと今後徐々に変わっていくのだろうが，あまりにもプロットが薄っぺらい．何と今日はハケン嫌いの正社員クルクルパーマの洋ちゃんと「スーパーハケン」時給3000円の篠原涼子が「ホチキス対決」とかで書類1000部をどちらが早く綴じるかで眦を決して対決（しかも周囲の全社員は松方部長以下それぞれの応援に回る）していた．

…どんだけ暇な会社やねん

ヤスケンについても8年前の彼の思い出を大事に取っておく方がいいことが分かったので，もう見ない．

_ 震災から13年

ちょうどあの日地震が起こった時刻である5時46分52秒，今日の私は強風吹きすさぶ真っ暗な中，西宮北口駅への道を歩いていた．13年前のこの時刻，このあたりの町内だけでも数十人の方がお亡くなりになったのだ，と思いながら．

いつも震災の日周辺になると，Web上にあるいろいろな記録を読み/見返している．例えばニコ動やYouTubeに上がっている震災10年目の特番「阪神大震災全記録」（THE GREAT HANSHIN-AWAJI EARTHQUAKE（読売テレビ制作）など．

_ 松宮台の家を見て思った

主寝室の防音をよくしてベッド対面の壁に映像が投影できるような「遊び」はちょっといいなあ…．

_ 今日の仕事

一日フリーなありがたい日だったので，いろいろと片付けた．

・OnPro参加者の一部に構成案へのコメントを送付
・ひみつ仕事の内容を最終チェックして「完了」
・日常コミュニケーション調査第3回目の結果の整理
・次年度4年次生連絡用ML参加状況のチェックと参加督促
・某講習会の内容案作成

明日以降2月半ばまでは3年次生のプレ卒論めいたものの面倒を見るので結構予定が詰まっているのである．

_ [book] 小林哲夫「ニッポンの大学」（講談社現代新書）

腐ってもこちとら業界人の端くれ，ということで買ってみた．まだ前半1/4しか読んでいないのだが，なんだか微妙な雰囲気の内容だ．「根拠あるデータによるランキングこそ重要」と最初に滔々と主張されているのだが，じゃあ著者の集めてきた＆自分で作成したランキングはどうなのさ，と言いたくなるんだなあ…．多面的な視点で大学を評価しようという考え方と実際にやってみたという意気込みは評価するわけだが，さまざまなランキング間の関連については検討されてるんだろうか（まだ最後まで読んでいないので分からない）．例えば「もっとも美しいキャンパス」をもつ某大学は，最近猛烈な状況に陥っているわけなんだが．

帯にでかでかと名前が載っている内田樹大先生はこれでよかったんかいなあ．

_ 長く生きてきて

また今日初めて知ったことがあります．

角膜とは黒目である

ということです．

_ 阪神大震災から14年

平日だとちょうど震災でもっとも大きな被害を受けた地域を電車に乗って通過している頃だが，今日は土曜日なので，寝ていた．まあ，寝ている場所も震度7地域なのだ．5年前はまだそこここに震災の爪痕が残り，再開発途上だったこの土地も，昨年末で「復興事業完了」が宣された．

GIGAZINEに震災の記録ムービー集がまとめられていた．特にこの日に限ったことでなく，大体年に1回くらいはあの時のことを思い出し，紹介されている動画を見ているように思う．

_ 多忙自慢やや解消

海外誌査読その1ようやく終了．生殺与奪案件も10/11が終了．明日はセンター試験の監督業務なので，集合時間までに後者の1/11を終わらせ，その後は監督をしながら，いや，監督の合間に，ええ，合間に，海外誌査読その2に着手する予定．

_ 今日のフェアウェル西宮北口

夢打庵．しかし今日から「やくじんさん」の大祭なので大晦日に次ぐ大混雑＆限定メニュー体制だった．仕方がないのでもう一度引っ越し前日の夜に行き直すことに．だって，おにぎりがどうしても食べたいんだもん！

明日はご夫君リクエストにより彩苑．もちろんいい肉をちょっとだけ．

_ 阪神大震災から15年

正直，だいぶ記憶も危機意識も薄れてきたけれど，1年に1度この日くらいは思い起こすようにしたい．

前任校には震災で停まった明石天文台の時計が移設され，再び時を刻んでいたが，甲山大学でも学生15名，教職員8名が震災の犠牲になったとのこと．いつもバスで通るあたりでもいくつもの古い木造アパートが崩壊して，その下敷きになってしまったケースがあるようだ．大学の裏手の仁川沿いでは大規模な地すべりが起き，30名以上の犠牲者が出た．身近に震災の記憶を感じることが「できる」立場にある者として，きちんとそれを知っておくことは重要だと思う．

_ 発掘MTG

高槻M君との発掘MTG2nd．今回は甲山にご来臨いただいた．西宮北口で今津南線に間違えて乗車するお約束を実行されたようだが，賢明にも発車前に気がついたとのことであった．本件エラーへの対応は，私のウェブサイトでいくら強調しても効果がなさそうなので，是非大学には，

1)路線名を「阪急甲山大学線」に変更する

2)公式ウェブサイトのアクセス情報で乗り間違えないことをもっと強調する

のいずれかの対策をお願いしたいものである．

MTGでは，前回に引き続き，発掘作業を地道に続ける．今回はマイニングする対象が大変興味深かったので，ついついログに見入ってしまった．が，まだ本格的に価値のあるものを探り当てるには時間がかかりそうである．

昼は久しぶりに大学会館ポプラでランチ．先だってのソムリエF氏がホールできびきびと働いておられた．が，他の連中はいかにも不慣れなバイト君がてんこ盛りで，M君のオーダーを盛大に間違えるわ，隣のテーブルから下げる皿を盛大に落っことして割るわで大変だった．下げる皿だったから被害はなかったが，これがもし料理が載っていたら，私の獣毛獣皮コートにソースがべったりくっついて，どえらいことになっていたに違いない．

「きっとあの二人はランチが終わって客が捌けたら土下座やで」

と言い合うわれわれであった．

_ 研究打ち合わせ

午前中は個研で雑事．最近雑事を片付けることに時間を使いすぎていてよろしくない．

午後は関大高槻キャンパス（山の上の方）に出かけて科研費研究の打ち合わせ．まだ依然としてほとんどローな状態のデータとにらめっこ中である．前回高槻キャンパスを訪れたのは去年の冬だったが，ちょうど天候が悪く雪が舞うような日だったので，ああ，山の中すぎるなあ，としか思わなかったのだが，今回はよく晴れていたので下界をすっきりと見渡すことができた．そうして見るとなかなか気持ちの良いところであった．しかし，寒かったｗ

_ レポート祭典その1

昨日の帰りと今朝の行きの電車内でざっと読んで「良い」「ふつう」「良くない」の3つに分けてあったオムニバス講義科目のレポートを，さらにもう少し内容を検討して採点．

このオムニバス講義は3年生以上が対象で，教員14名が担当してそれぞれ課題を出し，うち2名分を自由選択して提出することを求めている．2名分の課題について執筆を求める科目にはもう一つ1年生のオムニバス講義があるが，こちらは課題の内容はほぼ決まっており，1名はこちらから指定＋もう1名を自由選択で執筆することを求めている．そのため，3年科目の方が「誰を選ぶか」の嗜好がはっきりあらわれ，某先生が抜けた一番人気である．その理由はここでは詳らかにしないが，学生はよく見ている．私は4番目くらいに多く22名分あった．出題したのは，社会心理学系の「面白い」雑誌論文を1本選んで要約し，何がどう「面白い」と考えるのかをコメントするという課題．数本「面白い」レポートがあったので，まずまずだろう．

_ リサミ

ポスドクAyaさんによるHLM講習会．まずは分析の基本的なコンセプトを確認した後に，ソフトはデモ版を，データはAyaさん本人の既に公刊された研究のものを使って，分析手続きと結果の読み取り方をトレースした．シングルユーザ×マルチライセンスが$750なので若干高いが，今年度の個研費か科研費間接経費で買っておくか…

時間が若干残ったのでM1ちゃんのオンライン実験（予定）のシナリオを検討．論文を書くと大東亜戦争っぽくなってしまう彼女だが，こうした作業は得意のようで，なかなか面白いものができつつある．

_ レポート祭典その2

こちらは期限が明日まで．にも関わらず提出させてから1週間というものずっとほったらかしていた，さすがに1日では無理そう＋明日の午前中は昨日の心理科学基礎統計の試験採点でつぶれる，ということで嫌々着手．

出題は4問で，WVSのデータアーカイブから抽出した第5波データを対象とした定型3問（探索的因子分析・重回帰分析・クラスター分析）と自由作成1問（必ず多変量解析を含むという制限をつけた）なので，1問ずつ片付けていくことにした．因子分析であれば，まずざっと読んで(1)因子負荷行列と共通性の情報が正しく示されているか，(2)因子間相関が報告されているか，(3)因子命名の根拠と内容が適切か，をチェックしてから，もう一度読み直して20点満点で点数をつける．提出されたのは70名分ほどで，春学期ほどではないが結構な部数なので集中力が続かずしんどい．

春学期は完全コピペレポートがあり，しかもそれを当該学生に指摘したら「協力したらそうなりましたが何か」的に逆ギレされて一悶着あったのだが，今回はそこまでひどいものはなさそうだ．しかしクラスター分析の設問でほぼ完全なコピペ案件が1つ，重回帰分析の設問で考察の表現がきわめて類似している案件が2つ，それぞれ発見された．もちろん当該設問の評価は0点で，全体評価からも相応の減点をする．相当厳しくコピペを戒めるコメントを講義中に繰り返したつもりであり，しかも実行犯たちは欠席ばかりしていた学生たちというわけでもないので，大変遺憾である．このくらいならかまわないa/oばれないとでも思っているのだったら甚だ愚かしい話だ．

何とか2問分の点数を付け終えたところで今日は時間切れ．明日の午後に片付けられますように．