昨日テレビでやっていた.当然吹き替え.DVDの吹き替え版ともまた違う日本語になっていて,まあ,なんというか,だいぶ日本風になっていた.よく言えばこなれた訳であり,悪く言えば原作の良さが消えている部分もあった.
さっき知ったんだが,佐渡裕氏がベストドレッサー賞を授賞したらしい.写真のオレンジ色のでかいのです.はい,お恥ずかしい.ここまで縦横に大きいと,こんなキテレツな衣装を着てもそれなりに色に負けないのはすごいですね.おまけによく見たら佐藤裕ってキャプションついてるし^^;
生ガキに中りまくる私だが,今年は幸いまだ0/1である.しかし,アサヒコムの報道によれば,生ガキで赤痢が流行っているとのこと.これは疑似風邪食中毒どころの話ではない.気をつけなければ.
私は見かけによらず謙虚な性格なので(などと書く時点で既に謙虚ではない,という指摘を受けそうだが),論文を書く際に大風呂敷を広げるのが苦手だ.ボス曰く,博論というのは,
「こんなことが,こーんなに分かっていいかしら」
というくらい大風呂敷を広げてもいい,いや,広げた方がいい,らしい.その意を受けてまた論文を修正しているのだが,たかだか数年にいくつかの実験をやっただけの段階で,そんなことをでかい面して言う方が研究者として誠実ではないような気がして,まだ小さいハンケチを広げたくらいのものにしかなっていない.もちろん,今後の社会に対する応用可能性という意味であまりに限定的なものであってはならないことは理解できるし,その意味でボスの助言は大変有意義なのだが,である.某ホスピス御大やボスのように,研究生活の集大成で博論を書くことを許されている世代は,確かにそんな大作をものしてしかるべきかもしれない.しかし,私にとって博論はこれから大海に漕ぎ出すための運転免許に過ぎないのだ.それがないと,たらいの舟に乗って荒海に漕ぎ出すようなものなのだ.だから,要するに,言いたいことは分かっているね.
「交流的リーダーシップ」をもう少し詳しく説明せよと言われたので,何か典拠になるものからひいてくるのがよいだろうと思って「リーダーシップの統合理論」という本を出してきました.交流的リーダーシップに関する章があったのを覚えていたからです.読んでみたけど,何が交流的リーダーシップなのか,あさりんちゃんにはじぇんじぇん分からなかったので,結局他の論文の内容を抜き書きしたスクリプトから取ってきました.きっと,翻訳した人が悪いんですね.わらわら.
関西の社会心理学者連中が集まっての研究会の,毎年恒例の忘年会.毎月の定例会はほぼメンツが決まっている(私はその中に,1/3くらい身体を突っ込んでいるくらいの出席率^^;)のだが,忘年会ばかりは多くの人がやってきて賑やかになる.今年は貴公子氏が発表担当で,非常に頑張っていた,,,ようだ.というのも私は研究会本体には出ず,忘年会だけ出たのである.しかし,M2でそこまで頑張るのは,さすがだね.忘年会は千中の甘太郎→千里阪急Hの流れ.ひたすらしゃべりまくりであった.
今日はJR→バスで行ってみた.大蔵谷伊川谷IC手前の交差点周辺で工事をしていたせいで渋滞があり,駅から20分以上かかってしまった.やっぱり車の方が(高速で渋滞があっても)早いんじゃないかな.心理的にも楽な気がする.
新任スタッフのほとんど(欠席3名)が初めて一同に会しての打ち合わせ.私はめでたく「ぺーぺー」に逆戻り(笑 再来年からのことでも,入試は来年秋から始まるし,建物は来年3月に「竣工」していなければならぬのだから,もう仕事は大急ぎモードと言ってもよい.とはいえ,設計図を見ただけで実験室を考えるのはまったく初めてなので難しい.今までは制約が多すぎて何でも「できない」がデフォルトだったせいか,「なんでもできそう」な空間を目にしても具体的なプランが思い浮かばないのはつらいね.
とりあえず亀岡方面に見学に行ってみることにしたい.
帰途,明石駅で新快速にギリギリ乗り損なったので「やあ,次のに乗ろう」と同じホームの反対側の乗り場に来た新快速に乗ったら,姫路行きだった.まあ,電車が来た方向を見ていればこんな馬鹿な間違いはしないのだろうが,人と話をしていたので全然分からなかった.Honestly speaking, 多分方向を見ていても分からなかった可能性も高い.ペルージャでアッシジ目指してフィレンツェ行きの列車に乗ってしまった時のことを思い出しつつ,一緒にいた人には説明しなかった私は,仕方ないので西明石で降りて,もう一度順方向の電車に乗り直した.どうやら明石と西明石では「新快速の停車するホーム」というのと「普通と快速が停車するホーム」という分け方をしているらしい.わかるかい!西明石で同じことをやって加古川まで拉致されるよりはマシだった,と自分で自分を慰めた.
今朝の爆笑問題がやっているニュース・ショウで太田光に激しく同意した2点@ノーベル賞ネタ
田中さんの純朴さは,そろそろ鼻についてきましたねえ
小柴さん,キャラ変わりましたよね
明らかに小柴さんのキャラはどんどん変わってきている.どうしようもなくマスコミ受けする田中さんとの相対化というか,好々爺キャラで行こうと決めた(のが本人かどうかは知らぬが)ようだね.
気づくと茨木に行ったのは久しぶりかも.事情により朝昼まともにご飯を食べていなかった(ケーキ1個だけ)ため、やや控えめに,ランニングは1.2kmでやめた.よわよわだ.
ようやく冬.
といってもご夫君が出張したのはグルジアではない.ジョージア州のColumbusという片田舎(想像…と思ったら「全米百大都市」には入るらしい)だ.予定は2週間.連中はXmas Holidayに入るので,スケジュールは絶対delayしないからまだましだが,年末のクソ忙しい時に海外に派遣するたぁ,安月給しか払わないくせに人使いの荒い会社だ.某みかか系会社を見習って,Cクラスにくらい乗せてやれよ.
大体ね,寒い時に寝るのは,ご夫君がいないと大変なんだよ!私が寝る前に布団を温めておく役割の人がいないと,寒いじゃないか!
学士会も会員集めが大変らしい.今日は「学士会ダイナースカード」の勧誘リーフレットがメイルボックスに入っていた.私はあくまで「端くれ」大学の「端くれ」学部を卒業して在職している「端くれ」会員有資格者であるせいか,かえってクレジットカードに学士会のロゴが入っている方が恥ずかしい気がしてしまうので,そう思わない人が是非入ればいいと思いました.
過大に語ると,みながそうであったかのように誤解を受けるかもしれないが,当然そうではない.そんなエピソードが山盛りだったら,とっくに私はぶちきれですよ.
あとこれだけ(たぶん読者から見て)しつこく嘆くのは,相手が自分の後輩だからだ.まあよくあるじゃないですか「近頃の若者は…」という老人の繰言.あれですよ,あれ.
関数電卓の件は何か誤解がありませんか.私は「表計算ソフトを使っちゃう」人は,ああそういうのを使う方に頭が行ってしまってるのね,と思うだけで別に訴追していません(必ずしもこの場合ポジティブな評価をしているわけでもありませんが).それもできないし関数電卓ももってないし電卓は家にないから平方根は出せません,という主張をする人が存在することにただ驚き感心しているだけです.
私は情報処理実習Iという講義を担当しているのであって,そこで実施する講義内容は「統計学のさまざまな手法をSASプログラミングによって実行する方法」です(と,シラバスにも書いてあります初回の授業(授業登録〆切前)で告知しています).よってそれを受講する学生は,そこで扱う統計学の手法(のほとんど;因子分析や回帰分析については未知であることを前提としているし,それについては統計学の授業ほどではないが解説を加えます,と話しています)をあらかじめ習得しているべきであると思うし,そのための科目は既に必修で受講しているはずです.無理な要求はしていません.この科目では(SASプログラミングを単に教えるだけでも多くの時間が必要だから)統計的な知識に関して講じている時間はないので,そういった点に関して自信のない学生は,きちんと自分自身で復習しておくように,そうでないとこの講義を受講する意味はなくなる,と何度も告知しています.
ですから,昨日私が与えたトリガーとそれに付随して得られた(らしい)学習効果は,本来学生たちが自分自身で既に習得しているか,あるいは復習しているべきことだと考えています.そういう意味で,この授業ではこれまでトリガーを撒かないでやってきて,授業を受けて理解ができるだけの事前知識を受講者自身が獲得してから授業に臨むという態度を(hus後輩の努力を最大限信頼して)期待していました.しかし,それが残念ながら受講生にじゅうぶん伝わっていない場合が少なからずありました.回数を重ねるにつれ「分からないので理解できない」という状況を放置したまま先に進むことに困難を来したので,授業予定を大幅に変更して,本来はこの授業以前に習得しておくべき事柄を一から説明することになったのです.一から説明すれば理解はできたようなので「トリガーを与えればなんとかできる」けれども「自分から授業を受けるのに必要なことは何かということを察して,そのための学習をする」というような努力をする人は残念ながら少ないのだなあ,という感を持ったわけです.
要するに主張したいところは,「ぶんさんぶんせきってなぁに」ということを理解すること,そしてそれを理解することの重要性を理解するためのトリガーを与えるのは,私の役割じゃないでしょう,ということです.
電卓を持ってこいといったのは,手計算(に限りない近い形)で分散分析をおこなうことで,分散分析というのが一体どのような手法であるかを体で分かってもらうためです.先週には「来週は分散分析を手計算でやってもらうから,そのためには何か計算機能のついたものを持ってきた方がよい.多分関数電卓が一番いいが,そろばんでできるというならそろばんでもいい」と言っています.分散分析をWeb教材で予習するように伝えており,それを読めば最低限平方根が登場することは分かるので,それが計算できる状況を整備しておくことが必要だということは察することができるでしょう.なお,その教材の中ではこれらの計算にExcelを用いていたので,表計算ソフトを使うという方略が出てきたものと思われます.
学生にどこかで期待していたいって,先週持ってこいといったものを持ってくるのを期待するのは,どこかおかしいのでしょうか.それを期待しないで教員に授業をせよというのは,明らかに学生の横暴ではないでしょうか.誰ももってこないだろうと予測して関数電卓を人数分用意しておけとでも? え?どうなのよ,Shohei君(w
もちろん、学生が全員「はーい(^^)/」と電卓を持ってくるとは限らないでしょう(ちなみに、M君のT大ではきっちり持ってきたらしい、さすがだ)。しかし、忘れてきたら何らかの方法で自分でケツを拭くのもまた当然でしょう。
下宿だからもっていない(自宅だからもっている),という理屈はよく分かりません.
なぜなら,統計学を学ぶ時に関数電卓を座右にもつというのは,私にとっては常識だった(そう教えられたし,本務校も1年生入学時に実習費で購入しています)ので,特におかしなことだと思っていませんでした.つまり,統計学を既に履修している学生が電卓をもっていないということが想定できなかったのです.SASも何も知らない状態で統計学を学ぶ時に電卓なくて支障を感じないんだったら,平方根も頭の中でできそうな気がします.
当然ですが分散分析そのものをおこなうとき,平方根は登場しません.データの素性を理解する一番最初の部分で標準偏差を求めているので,登場するのです.
1,2限社会心理学研究法,実験1本,4限情報処理実習II,実験1本.
合間にチャット論文の修正完成と,来週月曜日の附属高校模擬授業の資料準備.どうやら疲労が溜まっているらしく,半分風邪気味っぽい感じで,2限連続でしゃべると気力が尽き気味.今日は早くかえり…たいけどねえ.
結局昼一の実験を終わらせるまでごはんを食べる暇がなかったので,かなーりつらかった.しかし,食べたらいくらか回復.
最近朝食は菓子パンをかじることが多いのだが,中でもメロンパンがマイブーム.焼きたてメロンパン直売のブームは世間では既に遠く過ぎ去ったが,私の中では焼きたてでなくてもメロンパンがブームである.ほとんど私はメロンパンナちゃんか,というくらいの勢いだ.メロメロパーンチ!
被験者間1要因分散分析の多重比較だけじっくり.先週やった心理統計法の例題でまずやって,その時に手計算でやったTukey法の結果と同じ(といっても出力が厳密に対応するわけじゃないんだが)だということを確認させた後,自分たちの手元データに応用.前で実演してから,従属変数を入れ換えたものを独力でやらせて,結果を記述させる,という最近決まってきたパターンにはめた.
今日はなんせ多重比較しかやらなかったので,学生も随分楽に進んだようだ.そんな充実感の溢れるコメントが,オンライン大福帳にいくつもあった.学生が充実してくれていると,私もうれしい.
大掛かりな忘年会だけではなく、すべての忘年会がもれなく「自粛」だそうだ。この辺、ボウリングJRと比較すると、やはりかたや元親方日の丸、こなたたたき上げ民間、というところの違いが出てくるものなのだろうか。
昼一に予定していた参加者からメイルがあって,体調を崩して来られないとのこと.正直,助かった…
午前中の授業を終えた後,昼ご飯もそこそこに科研実験の最終準備.私はまだしも,毎回奈良から鳴門から駆けつけてくれる共同研究者たちには感謝感謝である.最終的な手続きのチェックまで一応終わったが,またもや不測の事態が発生し,片方のアイカメラの片眼の視野画像がうまく撮れていないことがわかった.業者との折衝の結果,急遽月曜午後に代品を持ってきてもらうことになった.とりあえずこの2年で1500万くらい買い物した(といってもその業界的にはお安いものかもしれないが)ので,ちょっとくらい無理を聞いてくれるだろう.いや,聞け,お願いだから.
そんなこんなでふらふらしつつも来週月曜日から実験開始.
今日は本務校でK御大+Y先生のKSP研究会+忘年会なので昼前に大学へ.昨夜は急に雨が降って驚いたが,その後寒さは若干緩んだようだ.
研究会前にKさんが研究室にお見えになり,現在手がけている研究プロジェクト(のうちの1つ)の話を聞かせていただく.このKさん,私がどんな研究をしても,あるいは私の周囲の人がどんな研究をしても,「似たようなことを僕も今やっているんですが」とおっしゃる驚異的な方である.
KSPの発表テーマはリスクコミュニケーションについて.SRA尺度については,もうちょっと量とバラエティのあるサンプルでデータを取れば,さらなる発展性が見込めそう.それにしても,相変わらずK御大のお話がちっとも古びず明晰であることには敬服する.そして私のことをこれほど強烈に阪神ファン認定してくださっている方も他におらず,お目にかかって「こんにちは!」とご挨拶したら,即行きがけに読んでこられたのであろうサンスポをご下賜くださった.
研究会後は近所のお店で懇親会.20名強が参加.結局今日も貴公子君をいじって過ごしたのであった.
理論のユニークさはもちろん,名前の読み方が難しいので,社会心理学を学ぶ人々の印象に残りやすい方であった.NY Timesにこれだけ大きな記事が載るとは,さすがである.
寡聞にして,His Wifeが かのHazel Markusだとは知らなかった.びっくりした.
連絡が取れなかった4年生の家に電話した.夕方から何度か掛けて出ず「まさか借金苦で一家夜逃げとか」などと変な想像に走りかけていたところに,20時を過ぎてようやくつながった.お母様が出られたので,さてどう話をしようかと思ったら,
今ちょうど本人がそばにいるのでかわります〜
と勝手にかわられてしまった.どどどどうしよう,と思ってあたふたしたが,本人の反応は至って普通.なんと,11月下旬からまったく携帯メイルも電話もやりとりができていなかったらしい.原因は不明だが,こちらの環境は全く変わっておらず,他の学生との連絡にも支障は生じておらず,私以外の学生からの彼への連絡も届いておらず,翻って学生の方は携帯を変えたらしいので,その影響で「何か」が生じたのだろう.っていうか,大学に出て来てりゃもっと早く事情が判明していたものを.人騒がせな….
安心はしたけれど,今から1週間弱で何とかしなければならない卒論が1つ増えたと思うと…ため息.
昨日は授業を終えた後に三宮に出向き,冬用のちょっと良いスーツを購入した.狛犬ラヴァーが長く通っているショップなので,ちゃんと買い物のヒストリを記憶している担当の人がついてくれる.あれやこれやととっかえひっかえの着せ替えショーを楽しみながら買うものを選ぶことができるので,とても楽しい.昨日はお直しのピンが背中に打たれたスーツを着たまんまで(客観的に見るとかなりマヌケ),1階と2階を縦横無尽にうろうろしてしまった.
普段「一見」レベルの店で(当然)見知らぬスタッフに話しかけられることが大嫌いな私なのだが,こういうところは別なのだった.アメックスの特典で,プライベートショッピング,すなわち「閉店後のお店を貸切でショッピングできます」というのがあるのだが,その感覚に近いかもしれない.
そういえばルミナリエのシーズンで,駅周辺はざわざわと賑わっていた.あちらこちらの店の呼び込みがうるさい.これもまた「プライベートウォーキング」できれば見に行く気にもなるというものだが.
そろそろこのtDiaryのエラー出まくりも直さねばならぬなあ.バージョンダウンすればなんとかなるものであろうか.
今日も今日とて水曜恒例の多忙日.9時から会議→ゼミ→(昼食)→講義×2→教授会(選挙などあり3時間)→人権問題研修会のコンボにて終了は21時.教授会後半にエネルギーが切れてきて,研修会はほどんど抜け殻状態で「一応座っている」だけだった.3人もいらっしゃった講師の方も会議が終わるまで待たされておられたわけだから傾聴しなければ申し訳ないと分かってはいても無理なものは無理.会議室の暖房も効きすぎていてセーターを脱いでシャツ(ヒートテックだけど)1枚になっても暑いというありさまな一方で,外に出たら雨交じりの北風.なかなか劣悪な環境であった.
体調が悪いわけではないが何せ「ちからがでない」ので,帰りはタクシーで駅まで行って,コンビニでサンドイッチを買って,ホームの待合室でむしゃむしゃ食べた.それでようやく目が開いた.
来週の水曜日は,9時から会議→ゼミ→会議→講義×2→研究科委員会→臨時教授会→臨時研究科委員会というスケジュールになっている.どう考えても2つめの会議で何かを「むしゃむしゃ」しないと,そして夕刻以降の3連会議にはあんぱんの一つも持ち込まないと,今日よりひどい目に遭いそうである.それぞれの会議には,しっかり準備をして臨まねばなるまい.
今日も引き続き卒論生のお相手.
午前中は,昨日原稿を添削していて発見した「重大なミス」を解消するために急遽呼び出した学生.ある社会的場面で出会った見知らぬ同年配の女性,という設定で3枚の化粧の濃さの異なる刺激写真を見せて,どれが「もっともその場面にふさわしいか」を1〜3の順位でつけさせたデータ(つまりいわゆるイプサティブデータで,2週間ほど前は,これの分散分析をどうしたらよいかで悩んでいた…解決した)なのに,平均値を見ると1点未満のものがある.思わず目を剥いて,他の個人的好ましさなどのデータ(こちらは各写真について5件法による回答を求めている)も確認してみると,これもどう見ても直感に合わない「低すぎる」データが並んでいる.SPSSの出力と照合してもやっぱり合わない.何なのこれは,と本人に確認すると,
「よりふさわしい方が点数が高くなるように点数を変換したんです…」
とのこと.なるほど,それならそうとして,どういう変換をしたのか,とさらに問い質すと,
「3から回答値を引きました…」
とのこと(--;) 1か2か3を取るデータを逆転させるのに3から引く++(2字伏字)があるものか.各刺激写真の絶対評価の方も,予想通り5からの差をとっていたので直感と合わないデータになっていたのだった.他にもいろいろと結果の記述がこんがらがっていたのを解きほぐすと,結局話は,
「で,どのデータやシンタックスが最新なわけ?」
などという話に行き着く.人のことは言えないが,このあたりの細かいことを随時きちんと整理しながら進めないと,いよいよ切羽詰まってきてから何が何だか分からなくなって,意外に時間を食ってしまうものだ.多分当該学生は徹夜して明日の卒論添削大会にやってくるに違いない.
事ほど左様に,毎年繰り返される卒論騒動がそろそろ盛り上がりつつある.明日で一区切りとできる学生が何名か出てほしいともくろんでいたが,この様子ではおそらく難しいだろう.
小学校までを地元の学校に通い,大学入学まで住んでいた兵庫県赤穂市では,12月14日の義士祭に向けて「忠臣蔵ウイーク」なるものが始まった.今年初めての大がかりかつ長期間にわたるイベントなのだそうだ.その実行委員長を幼稚園〜小学校の友人矢野君が務めていることもあり,いや,そのせいで,いや,そのご厚意で,イベントウイーク初っぱなに講演会をさせていただくことになり,はびーと一緒にお招きをいただいて,赤穂まで1泊の予定でお出かけ.
10時過ぎに自宅を出発し,紅葉シーズンも終わった週末の高速道路は渋滞もなく,途中の三木の早めの昼ご飯を食べ,トンネルを通るたびに「こわいよー天井落ちてきたらどうしよー」と怯えながら,12時頃には赤穂に到着.講演は13時からということで,洗車などして時間をつぶしてから会場の赤穂市民会館に入った.35年前,ご幼少のみぎりにピアノの発表会でステージ立ったのと同じ「大会議室」での講演ということで楽しみにしていたのだが,意外なほどにステージは小さく,よくこんなところでピアノを弾いたものだとびっくりするくらいだった.まあ,今回はステージには上がらなかったわけだが.
とても冷え込んできていたのでどのくらいのお客さんが来るだろうかと心配していたが,講演直前になってある程度わらわらと市民の皆さんがいらっしゃり,結局は70名超の方にお越しいただいたそうだ.地元中の地元,昔の自宅のご近所の方々もたくさん,なんと11名も来て下さっていたのだとか.ありがたい限り.フロアはいい感じに埋まってるな,という感じで話しやすかった.忠臣蔵の社会心理学,ということで,リンク先のような資料で80分弱のトーク.忠臣蔵についてほとんど何の知識もなかったはびーの評価は「ロジカルにはつながってた」とのこと.そいつは科学者にとっては何よりうれしいコメントである.考えてみればこうした歴史絡みのネタを社会心理学的観点から眺めるという仕事はしたことがなかったので,いい経験にもなった.
講演終了後は赤穂城趾近くのホテル(を実行委員会よりご提供いただいた)にチェックインして一休みし,夕方日が落ちる前に旧本丸前の広場に招集され,天守閣イルミネーションの点灯式に参加した.赤穂城はもともと天守閣は築かれていなかった(計画図面だけが残されていた)のを,21世紀の今流に「再現」しようじゃないかという企画で,建物ではなくイルミネーション(つまり骨組みだけ)として浮かび上がらせようというイベントである.とっっっっっっても冷え込んでいたのでコートに手袋それにアイスランド製ニット帽というロシア人風の風体をして出かけたが,それでも存分に寒かった.いきなり「来賓」のひとりとしてスピーチさせられ,ついでにイルミネーション点灯スイッチの押下までさせてもらえ,しかも赤く輝くイルミネーションは割といい感じだったので,寒い中を出ていった甲斐はあった.
その後は赤穂で一番大きな真宗のお寺(永應寺)の本堂で新潟県新発田(堀部安兵衛の産地なのだそうだ)からやってきたオーディオドラマサークルの公演を拝聴したり,彼らの打ち上げに混ぜていただいたりして,珍しく日付が変わるまで活動.慌ただしくはあったし,何よりびっくりするくらいの寒さだったが,矢野君ご夫妻にしっかりサポートをいただいたので居心地のよい一日であった.
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