7時人科集合で,ビートルに4人詰め込んでいってきましゅ.
帰ってきました.往復5時間一人で運転しましたが,ずっと愉快に話をしていたせいか,大してしんどくはなかったでしゅ.学会の報告については,また明日書きましゅ.
行きの名神は渋滞もほとんどなく順調.ツーリングに出るらしい豪華なバイクが多かった.関ヶ原手前で急に豪雨になり,どうなることかと思ったがその後は嘘のように秋晴れの空が戻る.結局7:15頃大学発で9:45頃愛知学院大学(長久手町)着.
受付が大混雑の大行列.「並ぶ」→「順番が来る」→「領収書を持っていない人(私の記憶が正しければ発表者以外もらっていないと思われ)は改めて臨時の用紙に氏名を記入」→「再度並ぶ」→「名簿との照合」→「不足金あれば支払い」→「レディメードのバッジをもらう(探索に時間がかかる)」→「資料をもらう」までが会員一人に対する作業となっていたことに,作業的に問題がありそうだった.
午前中は口頭発表セッションを3つ梯子.テーマ的にはあまり近いものがなかったので,発表がうまそう&内容が面白そうな「有名人」を中心に回った.高田利武先生イイ!
昼間はおべんともらって総会.今年も30分delayでポスター発表に5分かぶる.このこともあって午後はポスターだけにしたのだろうか.もっとも気になる例の件はとりあえず回避できそうな雰囲気...
午後はポスターセッション.2時間の間に100以上の発表が立っているので,とても回りきれない.結局CMC関連の部屋に沈没してほとんどの時間を費やしてしまった.久しぶりの方々と,久しぶりの意見交換ができるのはとても楽しいし,当然新たな出逢いもある.でも時間が足りなさすぎるよー!! 1つだけネガティブな感想を申し述べると「今後もうやる予定のない」研究の発表を聞いても,今後の展開について議論しようがなくて,ちょっと困ったです.はい.
ほぼ1年ぶりに清美先生と再会.研究の話として「最近の2chはねー」とか「1ch.tvはダメダメっすねー」とか言ってる私たち.ああ,早く今の仕事にカタつけて電子コミュニティの研究にも手をつけたい.カアラ先生曰く
しばらくは脱力しちゃうんじゃないの?
んー,そうかも?そうしたくはないが.
懇親会前はトミー先生の特別講演を半分聴いて,申し訳ないけど&面白かったのに後ろ髪を引かれながら中座させていただいて出版社等の出店をチェック.不景気のための経費節減か,社心レベルの学会だというのに随分小規模な展開.残念だねえ.日心に期待するしかないか.
夕刻からは懇親会.いきなり命先生(初対面である)にナンパされた後,ココロジー齋藤先生と話が盛り上がる.こちらも初対面.こういうことがあるから懇親会は面白い...と思えるようになったのはごく最近のことだ.ようやく座の中に知り合いが増えてきて,それより何より元気のいい講座メンバーがたくさんいるようになったので,回遊中の停泊ポイントに不自由しなくなったのがいい.こればっかりは,膨大に院生がいることのメリットだ.わーわーしゃべって2時間があっという間だった.その代わり,料理は天むす2個と味噌串カツ1つ(やっぱカツにはソースがいいよう),プティフール2個だけしか食べられなかった.
また今年も大坊先生にくっついて飲みに行きたいのはやまやまだったが,日帰りなのでそうも行かず,途中ガストに寄って空いた腹を満たしてから一路大阪へ.今度は雨もなくスムーズに走れた.途中多賀で30分弱の休憩を挟んで,20:45愛知学院発23:45阪大着.結局2時間半ということですね.
うちのサイトの更新が一昨日夜から捕捉されなくなっている。なんでかな。
帝塚山大学に行ってみよう、ということでテニスのあと11時半頃に奈良方面に出かけた。以前NAISTに数回行った頃は近畿道のあと国道を通って清滝トンネルを越え、随分時間がかかった覚えがある。果たしてどのくらい時間がかかるのだろうとかなり警戒していたのだが、近畿道→阪神高速東大阪線−第二阪奈道路であれよあれよという間に奈良県に入り、なんと家から30分強で東生駒キャンパスにたどり着いてしまった。初めて通った第二阪奈道路は、途中5.5キロと長い阪奈トンネルがあり、生駒の斜面に張り付いた住宅街の下を抜けるとそこは奈良県でした、という構図。通行料金はトータルで1300円かかるが、こーんなに早いのなら安心だ。料金が気になる場合は、帰りは一般道で帰るもよし。プール学院@大阪狭山より圧倒的に近いとは正直想像していなくて、本当にびっくり。
で、菜畑近くのフレンチでランチコースを食べ、帰りは清滝峠→外環→府14で帰宅。途中給油と洗車をしても、15時前に戻ってこれた。このフレンチも適当にぐぐって見つけたところだったのだが、なかなかうまかったぜ>ア・ヴォートル・サンテ 前菜にいただいたサラダ・リヨネーズはレシピがありました。家でも気軽に作れそう。
インモー強すぎ.JC行けばいいのに.
伊藤雄師によれば「本格化する来年秋は天皇賞→JC」とのことであるが,お化けのように強い馬に武が乗る,となるとそんな時期までこの馬が無事かどうかの方が心配でしかたがない.
今年の2回生は「現時点のアンケートでは」配属希望者が少ないらしい.どちらかといえば,いいことだ.
I am very sincere, responsible, loyal, considerate, mature, wise, fun-loving, open-minded, and witty. (snip) But perhaps my greatest asset is my wisdom.
翻訳本のまえ(あと)がき執筆.著者からの「日本語版への序」も翻訳できたので,これでほぼすべてのマテリアルが揃った.なんとか年度末までに発売にこぎつけたいもの.同書はインターネットにおける人間行動に関する社会心理学の研究が,かなり網羅的といっていいレベルでレビューされております.初学者から研究者まで,あらゆる皆様にお勧めです.
JR快速車内でhus非常勤の資料を手直ししていたら夢中になってしまっていたらしく,気がついたら西明石の手前だった.つまり乗り越し.快速電車に乗る頻度が低い(新快速か,そうでなければ普通)ので,時間感覚が適応できなかったらしい.
相変わらず新しい校舎の建設工事は盛んにおこなわれている.どうやら最近は「授業時間中は控えめにする」というストラテジーがとられているようで,早朝がうるさい.イヤな感じだ.でもそうでもしないと来年度に間に合わないのだろうし(ただでさえ台風や地震で遅れ気味のようだ),働いている人はめちゃくちゃ早朝から頑張っておられるわけなので,しかたがないわねえ.
13:30からだと思っていた判定教授会が実は12:30からで,欠席してしまった orz
それもこれも,いろいろ面白いニュースが入ってきてそれに夢中になってしまっていたから…じゃなくて,それはそうなんだけど,単に時間の覚え間違いでした.以後気をつけましゅ.
なーに,この適合度のよさったら.うふ,うふふ.
1,2限 社会心理学研究法,4限 情報処理演習
授業が終わったら脱兎の如く大学を出て,フェスティバルホールへ.
19:00〜 VPO@Mutiコンサート with ご両親様(のはずがご母君が風邪ということでご父君とご夫君という微妙なドリカム状態になることに).気づけば3年連続でこのオケを聴いているわけだ.ふと見ると明日のマーツェルのプログラムの方が私向きで,しかも料金半額(笑 でも,マーツェルの悪っぽさより,ムーティの華やかさは捨てがたい.
しかし昨日の阪大豊中といい,今日のフェスといい,どうしてこう微妙にみんな「遠い」んだ.
ExcelデータのSPSSへのインポート,変数やケースの挿入や削除,今後分析するための実データ(私が適当に作った質問紙)への回答,SPSSのインストールに関する説明.
サポートの人がついていてくださるので,必要以上に机間巡視に時間を取られなくてすむのは本当にありがたい.彼の報告によれば,授業中にオークションやったりしている学生もいるらしい.基本的に放置の方針だが,それできちんとスキルが修得されなかった場合に「ざまぁ見ろ」ですまないのが悲しいところだ.
来週は、質問紙回答結果をコピーして学生に配布し、データの整理・入力あたりを体験してもらう。
Mutiは眼鏡をかけていたが,相変わらず黒々した髪とてかてかとした肌だった(ただ2chVPOスレによると目の状態がかなり悪く,白内障かもしれないとか).キュッヒルさんもホーネックさんも,いつもと変わらずお元気そう.今回はビオラの首席がソロをやったが,やや怯えた留学生風の写真とは随分違う宮本亜門かラルフ鈴木かというカッコイイお兄さんだった.
今日は1階F列ほぼセンターという良席やや前目だったので,去年のように挙動不審のティンパニに苦しめられることはなかったし,音も途中で壁にぶつかってからやってくることもないから,環境としてはとてもよかった.内容は,尻上がりに調子を上げてきました,といったところで(もちろんその逆だと消化不良感が炸裂するからプログラムもそう組んであるわけだが),もっともよかったのは「指揮者などいなくても自動演奏可能」なくらいであろう,アンコールのフィガロの結婚だった.未完成は,ちょっとしんずりした感じ.モーツァルトのヴァイオリンとヴィオラの協奏交響曲は,第1章がバラバラでどうしようかと思ったが,後半ヴィオラのがんばりもあって盛り返す.休憩後のシューベルト3番は,やはり序盤で管がアラアラだったがだんだん乗ってくる,といった感じに聴いた.特に違和感を感じたのは協奏交響曲の第1楽章だが,あれは私が単にヴィオラのソロを聴き慣れていないからなのだろうか.耳が悪いのだろうか.わからん.
こういうとき「ムーティブログ」とか「キュッヒルブログ」とかあったら,演った本人たちがどう考えているか分かって,面白いんだけどな.
1席に31000円も払っているから,ついつい評価も辛くなるが,決してその辺の(例えば佐渡裕の振るような)オケと似たようなレベルだと言いたいのではない.あれは「エコノミークラスでまだしも快適な座席はどこのエア?」という評価であって,こっちは「アッパークラスで疲れ知らずの欧州フライトができるのはどこのエア?」という評価なのだ.ねえリカルド,私たち200エウロ以上払ってるんだから,1曲アンコールでバイバイしないで,せめてあとちょっと(笑
11日はアンコールが「運命の力」序曲だったらしい.がーん.いいなあ…
来年の来日はアーノンクールとらしい.あまり私向きではないのかも.難しそうだから.その次はヤンソンス.
2chでは「客層がひどかった!」と評判が悪かった.確かに,ゲホゴホ咳き込む音はよくしていたし,未完成の最初のところで特定のおばあさんらしき人が連続して咳き込んでいたのはかなりorzではあった.しかし去年よりはずっとマシだったと私は思う.老人が多く(それは今に限ったことではない.チケットの価格を考えれば当然),またきっと年を取ると根性さえあれば咳その他物音を立てずにじっとしていられるというこらえ性はなくなるのだろうと同情的に考えれば,思わず知らずそういう状態になってしまうのは仕方のないことなのだろう(ただし,ものを食うのは論外である).
しかも2chだと未完成は「名演」だったらしい.そう書かれると未完成ってのはああいう曲なんだと思うしかないか.
2限の2年ゼミは,今日から各自ゼミ生が関心を持った学会発表論文を元にプレゼン.21名もいるので,一日2人で回すとあっという間にすべての予定が埋まってしまう勢いだ.今回のゼミでは「質問ルール」を設けた.プレゼンを担当する2名以外のすべてのゼミ生は,必ず1回は質問しないと出席とはみなさないというルールである.無理矢理にでも質問を考え出す努力をすることで,少しでも発表を熱心に聞き,あわよくば面白さを発見してもらえればと思っての試みである.今日は初回なので甘めに裁定したが,今後は「ためにする」質問にはどんどんダメ出ししていく予定.
今週は授業以外の時間にゼミ生との個人面談を入れていたのでそれなりに多忙だったが,それでも努めて論文執筆に時間を割いた.今頃になって,カテゴリカルデータ,あるいあもっと広義の質的データの分析方法もちゃんと学んでおけばよかったと思っている.そういうのって人科だとどの科目を取れば学べたんだろう.少なくとも行動系の統計の科目ではほとんど無視されていた(いやY君,君を責めてはいないよ).多分,社会調査系なんだろうな(今なら太郎丸さんがやってるんだろう,きっと).たいていの場合,そういうことは後になって分かるのである.嗚呼.
しかし学んでいないからできないというわけにもいかないので,泥縄式にお勉強中の昨今なのであった.太郎丸さんの本とか,知らない間に出ていた柳井大先生のSPSS本とか.
阪急芦屋川駅から芦屋川沿いに芦屋浜まで南下し,海沿いを歩いて西宮砲台跡まで行き,阪急今津駅まで出て帰宅.約11キロ.案外直射日光が厳しく,帽子を被らないで出かけたことをやや後悔.
芦屋のマリーナでは関学らしい漕艇部の人々が一生懸命かけ声をかけながらカヌーを練習していた.とてもきれいな青空の下,すべるようにやってくるカヌーという情景はなかかよいものだった.
書き忘れていた.
土曜日,三宮に出た帰りにHAT神戸のヤマダ電機(テックランド神戸本店)に立ち寄った.別にヤマダを積極的に選んだわけではなく,家電量販店に行きたくて,たまたま帰途立ち寄りやすいところにあったから行っただけである.
DVDメディアやら電卓やら,あれこれと研究・教育用の消耗品を見繕っている間中,店内放送では何度も何度も,
「官公庁や教育機関の方は,公費による支払いに対応します.詳しくはお近くの公費カウンターまで」
と言い募っている.大した金額のものを買うわけではないので立て替え払いでまったくかまわなかったのだが,一般家庭向け量販店の割にはやたらと公費購入をPRしているし,そういえば研究室にもヤマダ電機の営業が来ていたし,と思って,そのカウンターとやらに商品を持ち込んでみた.「公費で買いたいんですが」と申し出たら,慌てて出てきた店員はこう宣った.
「あ,すみません… 今公費担当の者が出払ってまして…」
出払っているからどうなのか.
「じゃあ,何分くらいしたら戻ってこられます?」
っていうか,あなた処理できないの?
「30分くらい…」
できないなら放送するなよ!! 腹が立ったので,もうヤマダでは一切何も買いません.私の心の中で「ふつう」から下に落ちてしまったものは,当分回復不能なのです.
著者sのうちのお二人,村井さん@文京学院大と安野さん@中央大からご恵送をいただいた.お二人とも私と年代が近く,気安くお話しができる,そして活発な研究活動に邁進しておられる方々である.この本には「新版」とあるとおり,初代がある.初代は末永俊郎先生(東大名誉教授)が編集されたもので,私が学部時代に社会心理学のゼミに所属した当初の3年ゼミで講読した懐かしの本である.初代もとてもよく整理されたよい本で,時勢に合わせた改訂が行われるのを楽しみにしていたので,今回新版が出たということはとてもうれしいことだ.早速学生たちとゼミで講読したいと思う.
まだ耳の中がごわごわしている.
しかし私は受付付近をうろうろしていたのでまだ楽だった.気の毒だったのは「軟禁刑」と「引き回し刑」に遭ったスタッフたちである.軟禁刑に処せられたのは「準備委員会の作業室に終日待機する」という担当だったK君である.作業室にはコンベンションセンターの会議室を半分に仕切ったうちの1つが充てられていたのだが,もう1つの方は普通に口頭発表やワークショップのセッションに使われていたために,そちらで使うマイクの音声が普通に筒抜けで(今考えてみると半分にしか流さないというコントロールができなかったのかという気もする.できないなら半分に仕切れてもあまり意味がないではないか)がんがん響いてくる.それに加えて私に「残イヤフォン感」をもたらしたトランシーバをずっと装着していて,その音にも注意を払わなければならない.もちろん常時出入りするスタッフとの対面コミュニケーションも必要である.携帯電話がかかってくることもある.ひどく雑多で不規則な音にさらされるわ,外に出られないわ… ジンバルドの監獄実験も真っ青の劣悪な環境である.
そういえば私は最初の計画では,そのK君と共に待機する役を割り当てられそうになっていたのだった.人員配置のボスが「私は受付が好きだから!」と主張できるH君だったからよかった.そうでなければ私も今頃拘禁反応が出ていたに違いない.
以前からいろんな仕事でご一緒を願っているakoさんが研究室を訪ねてくださり,新しい研究プロジェクトに関するMTG.「がっさりログをいただく」ことができた4事例目(2ch→Doblog→知恵袋→今回)なので,大事に活かしたい.
そのついでに,akoさんのお知り合いで甲山では私の同僚にあたるcharlieさんとランチをご一緒させていただいた.charlieさんは「まるでライブ」な講義風景がニコ動にもアップされているのだそうだ.しかし私語に関する悩みでは共感しあえた.多分学生はテレビでライブ中継を見ている気分で「ねえねえ,いいよねこの講義」とべちゃくちゃしゃべってしまうのだろう.何度となくマイクを床にたたきつけているらしい.ロックだな.
くらいの腰痛に昨日の昼前くらいから襲われ,昨夜を頂点として激痛に悩まされ,授業を休講して会議もお休みして現在に至る…
前回は2006W杯のさなかで,やはり1週間分の授業をほぼ休講する羽目に陥ったのだが,その時以来は,たびたび腰痛そのものは再発するが,ここまでひどい目に遭わないレベルでごまかしていた.今回はさしたる分かりやすいきっかけがなく,昨日6時に研究室に到着してPCに向かい,11時にさてゼミだから出て行こうか,と思ったらまっすぐ背中を伸ばして立てなくなっていた,というのがきっかけといえばきっかけ.思えばここ数日咳が出てゲンゲンやっていたが,それが遠因なのかもしれないが,ひどいというレベルのものではなかったのであくまでも要因の一つだろう.そうした事情だけに急にここまで悪化するとは思ってもみなかった.不意打ちな魔女の一撃には注意したくてもできないというのが正直なところ.
昨夜は寝転んでうとうとしかけると,自分では意識できない不用意な動きで脳天直撃の激痛→飛び起きるという状況だった(のでろくに眠れなかった)が,今はそのレベルの痛みはなくなった.それでも姿勢を変えるときに「うぐっっ」となるくらいの痛みは残っている.なんとか「うっ」くらいにまでなだめたいものだが,そのためにはともかくも安静,だ.
それでも一応,前回の経験を生かしてはいる.前回はくしゃみで「ぎっくり」来た直後に下手に柔らかいマットレス敷きのベッドに横たわってしまったため,体位変換もままらならずに用を足すのにも不自由を来した.今回はまずは用を足して,ベッドには一度寝転びかけたが同じことになりそうだったのですぐにやめて,今朝からはリビングのフローリングに布団を敷いて寝起きしている.ともかくも,あの激痛だけは半端ない.
ようやく卒論生の実験が花盛りの時期を迎えた.昨年はそもそも実験をする学生が少なく,また一人が春学期中にほぼデータを取り終えるという素晴らしい成果を挙げてくれていたのだが,今年は着手の早い学生がいなくてこの時期に(実験室を使うものだけで)5件が集中する事態になってしまった.少人数グループを対象にして映像刺激を見せて評定させるだけの比較的ライトなものもあれば,アイカメラを使う実験,あるいは4名集団による実験(うち1名は外部からアルバイトで来ていただく方,残り3名が参加者)というヘヴィなものもある.
アイカメラ実験ではなかなかキャリブレーションがうまくいかないやら,それだけかと思いきやビデオカメラからPCへのデータ取り込みがうまくいかない(ことがある)やらで大変.フランスに旅立ったFさんがスカイプMTGでフォローしてくれてはいるものの,先週末から週明けにかけては卒論生が半ばパニックになってしまい,大変だった.実験なんてそんなもの,アイカメラなんてそんなもの,とこちらは分かっているけれど,卒論生がパニックになるのは無理からぬ話である.キャリブレーションは慣れてきたらだんだんうまくいくようになるよ,となだめたり,バックアップの機材を借りたり買ったり,スカイプMTGがiPhoneではうまくいかないと言われればウェブカメラを提供したり.あるいは最悪データがまともに取れなければどんな卒論にさせるべきかを考えたり,と忙しい.
集団実験はポスドクがメインでやってくれているので幾分マシである.しかし参加にあたってかなりの長文を読むことを伴う質問紙調査に答えていただく必要があるため,参加応諾率が悪い.それをクリアしてくれた3人の参加者が誰もドタキャンせず時間を守って来るという確率も,これまたあまり高く見積もるわけにはいかない.どうしても,同じ学科の学生たちに「君達は心理学科の学生なんだから先輩の実験には積極的かつ誠実に参加しなければなりません.情けは人のためならずなのです」とよくよく諭して(言い方を変えると脅迫して)参加依頼をすることになる.それに応えてくれる真面目な学生がどれだけいるかが勝負である.
社会心理学の醍醐味は実験であると思っているので,みんながみんな(安直に大学生を対象とした)調査をするという事態は避けたいと思っているのだが,さまざまなコストを考えると,現状ではあまり実験にチャレンジする学生を増やすわけにもいかないというのが正直なところだ.
関西社会心理学研究会第394回例会@甲山大学にて,ポスドクayaさんが発表させていただいた.木下選手をはじめとして30名弱の参加者がおいでになり,借りた教室のサイズとほぼぴったり,多からず少なからずのso-soだった.
ayaさんが3年の産休・育休を経て研究者生活をリスタートさせてから1年半が経った.いろいろ大変だった(私がではなく彼女がである)けど,論文を書くことも,データを取ることも,そのための情報収集も,できそうなことはおそらく全部と言っていいくらいやってきた.今年の1月に久しぶりに研究発表をしたときは相当に自信なさげで挙動不審で正直こんなんで大丈夫かと思ったものだが,今日は2時間半の長丁場をほぼ無事に堂々と乗り切った.KSPは木下選手やうらっぴ先生のように大所高所からコメントを下さる方もあれば,テーマに強い関心を抱いて専門的なコメントを下さる方もあれば,素朴な疑問をぶつけて下さる方もいるので,学会発表よりも面白くて,難しい.それでもそれぞれに応じてちゃんと調べたことや自分の考えを述べられたのは,きちんと誠実に研究テーマに取り組んできたからこそできたことなので,何よりであった.
懇親会は西宮北口に最近オープンしたという居酒屋にて.開店早々であるせいか廊下が滑りやすくて驚いた以外は,大変安価(16人で飲み放題つけてトータル35000円ちょいとかびっくりだ)だし生ビールはちゃんとビールの味がしたし料理もso-soだった.個室にぎゅうぎゅうに詰め込まれた参加者間の親密度も高まったはずである.院生たちも学内あるいは年の近い先輩だけに限らず,こうした機会に乗じて少しずつネットワークを拡げていってくれれば言うことはない.
Before...
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