Cosi e la Vita

_ 明日からの予定

25日

大学に出勤→非常勤→免許更新→JRで広島に移動→（時間があればホテルにチェックイン）→18時頃広島大学＠西条→宴会＠西条→ホテル＠広島

26日

朝ホテルでしばと朝食→学会会場（ポスタを見たり，洋書を物色したり）→宴会があれば宴会，なければさっさとホテルに戻って仕事をしよう

27日

午前から学会会場→午後発表→帰阪（多分車にて）

_ カウントダウン

なんだ，来週の月曜日もか．そういやまだ9月なんだったか．

_ おおおおおおおおとうさん！

こ，これはどうですか？ 本当はこれといいたいところですが…

後者の実物は写真で見るより寸詰まりでかわいらしいです．でも，ダメか…　まったく注文が多いなあ．

_ 今週のCL放映予定

9/26 19:00- Inter vs Ajax

9/27 24:15- Deportivo vs AC Milan

生放送はなし．Juve，Romaは放送そのものがなし．Romaはここで敗れることになるとカペッロ監督の首が飛ぶか．

_ YADA氏の好みそうなネタ

ぐぐるでこういう検索をすると，こうなります．

しかもキャッシュをクリックすると（笑

_ 朝から

懇親会の写真を送りまくったり，逆ギレ外国人になだめのメイルを送ったり，原稿の督促状を送ったり．後は「〆切に送れてごめんなさいごめんなさい」のメイルを送るのと，査読論文を読むのと，3限の授業に出るのと，Cul研で発表するので，一日が終わりそうな予感．

ようやく自覚が出てきたが，ちょっと仕事を引き受けすぎだ．研究もやりすぎだ．これを一人でやるのはなかなか超人的だぞ．誰に似たんだ．

結局査読論文を読むことはできず，自分の論文に来た査読コメントを整理するだけで精一杯であった．いかん，いかん．

_ お取引

InterLink君導入の結果，MURAMASA君はドナドナされて貴公子君の元へ8万円で売られた花嫁となった．そしてところてん式に押し出された貴公子君のMebiusは，私のご母君が3万円でお買いあげ．すばらしいコンピュータ連鎖．

件のInterLinkは今のところ快調に動いている．さすがにモバイル利用以外では相当画面が小さいので，来年4月以降は家ではデスクトップを利用してこちらは通勤途上に利用する予定．その頃にはエッヂなども導入した方がよろしかろう．

日心WSの時，パワポスライドを投影したら（特に凝ったアニメを出すときに）ちょっと不具合が出たことがあったが，これはディスプレイドライバのせいなのだろうか．まだ原因は解明できていない．

_ 年下占い

某所から情報入手．何を隠そう，何も隠す必要はないが，うちのご夫君は2つ年下だ．まず私を占ってみた．

鼻高々さん

女王様志向が強く、美意識に長けてファッションセンスが抜群。高級ブランド品を好みますが、だからといって無駄遣いをするわけではなく、丈夫で長持ちするものをしっかりとチョイス。自分のポリシーに忠実で、常に極上のものを求めます。当然ながら、恋愛も自分よりランクの低いオトコはノーサンキュー。相手にかなりのステイタスがなければ、「私にはふさわしくないわ・・・」と考えます。地位もお金もない年下くんとは、もともと縁が薄いほうですが、例外的に育ちのいいお坊ちゃまにハマって、陰険にライバルを蹴落とす行動に出ることはあるかも。

恋愛の弱点

敏感に相手の気持ちを瞬時にして理解する能力を持っていますが、時としてマイナス面ばかりに意識が向いてしまいます。そのために自分と相手の合わない部分にばかりクローズアップしてしまい、自分ひとりで勝手に落ち込んでしまうことも。欠点だらけの年下くんとの付き合いには、多くのことに目をつぶる寛容さが必要不可欠です。表面的には平静を装いますが、イライラが講じると、イヤミな言動に走りがち。年下くんのことは容赦なくイジメてしまいそう。別れの危機のときでも、プライドが邪魔をして、泣いてすがりつくことが出来ません。傷ついてボロボロになるよりも、自分のほうから相手をこっぴどく振ってしまい、後で後悔するなんてこともあるようです。

次にご夫君．

犠牲者くん

犠牲者くんは、守ってあげたい愛玩動物のような、ラブリーさが魅力。神経が細やかで、ちょっとしたことで傷つきやすいところが、年上女性の母性本能をくすぐります。他人に不快な顔を見せたがらない、顔で笑って心で泣くタイプと言えるでしょう。虚勢を張り、ついついポーカーフェイスになってしまいます。感受性が鋭く気配り上手で、多くの人から重宝がられる存在です。ボランティア精神旺盛で、他人の役に立つことが何よりも嬉しいみたい。とらえどころがない雰囲気ですが、意外と芯がしっかりしており、ポイントはしっかりと押さえて的をはずさない人です。マメにコツコツと、完成度の高いものを目指します。好きになった相手には、とことん尽くすところがあり、謙虚なでしゃばらない態度が好感を持たれるようです。年上女性からすればかわいいチワワみたいな、ひざの上でなでなでしてあげたい、もっともペット向きなタイプです。

…ネタですか？これ？（笑

_ [tigers] 社心の写真

唯一？デジカメ専用機で撮った写真をだいぶ縮小してさらに私以外の人にモザイク処理したものを載せてみよう．私の向かって右手前におられる方のジャージ，右肩にワッペンがありますね．私のジャージ，ないですね．これが「優勝記念」かそうでないかの違いです．

_ [tigers] 黒ビール掛けTシャツ

巨人に3連敗はいくら優勝が決まっているとしてもよろしくない．伊良部しっかりしなさい．…今日は中止だな．

優勝当日に楽天で注文した黒ビール掛けTシャツが届いた．注文したときはまったく気がつかなかったのだが，注文した先は「オリックス野球クラブ」の通販部門だった．一緒に入ってきたカタログは青波グッズのものばかり．なりふりかまわぬというかなんというか…

_ 業務連絡です

11/8はどうでしょうか．10/25はH助手の都合が悪いようです．

_ 誰じゃ，殺すど

この日記のアンテナ設定の「更新チェック文字列（〜が含まれる行以下）」に「title=」なんてわけわからん文字列を入れたんはどこの誰や．お前のせいでアンテナが全然更新されへんかったやないか．お前が間違うたらな，アンテナにここ登録してる全員に影響するんじゃ．出てこんでええからそこから西宮の方角向いて3回土下座して謝りやがれ．このクソボケが．

_ ああ，来週から後期が始まる

8月末の小学生の気分…

_ ほどほどに

またかなり遅くまで作業してから寝たので睡眠時間を極力確保したかったのだが，6時前にものすごい音量の「ネコの鳴き声」（穏当な表現）が安眠を妨害．それ自体はたまにあることなのだが，今日のはそりゃもう，ちょっとお盛んすぎるんじゃないのというくらいのボリュームだった．20分ほど我慢してもまったく鳴きやまず，寝室のドアと窓を全部閉めてもまったく効果がないほどパワフルで，勘弁してくれよと言いたい気分．遂にあきらめて起きて外に出てみると，隣家の駐車場の一番道路に近い部分で，薄茶色したネコと真っ黒なネコが…（以下伏字）

いや，何かいたしていたというわけではなく，向き合ってちんまり座って，互いに声を限りと鳴きまくっていた．ガレージの門扉を境にして前に立ちはだかっても離れようとしないので，ホウキを片手にして突く真似をしたら，ようやくバラバラの方向へ逃げていった．

私はネコの生態に詳しくないのでよく分からないのだが，あれはどういう意図で「鳴き交わしている」のだろうか．そもそも性別組み合わせが不明である．異性同士のムムム中の声なのか，あるいは相聞歌なのか，それとも同性同士の意地の張り合いなのか？　前者ならさっさとやっちゃえばいい話な気もするので，後者なのかもしれない．

ご母君レポによれば，まったく同じように実家でも安眠が妨害されたらしい．隣の家の区画内にいたから石をぶつけられなかったとか．確かに，私もうちの敷地内ならつつく真似どころかホウキで殴り倒すところだ．凶暴なのは遺伝だ（ｗ

_ 11-10

昨日の横浜vs巨人の試合．何が楽しいってもちろん巨人が負けたこと…というよりも，9回1イニングだけ投げて4自責点にも関わらず勝ち投手になった門倉アゴ投手，という構図だろう．

_ 蛙

疑心暗鬼になって非常に困惑しているのですが…

_ 楽天社長・三木谷氏

報道ステーションに出演．まあ，明らかにオーナーサイドの意を受けてホリエモンを潰しにきているのだから，こちらに決まるのだろう．ホリエモンの略歴は東大文中退ででk-ba.comやっててオン・ザ・エッヂの社長やってて離婚歴があって女学院出身の「彼女」を連れ回していることくらいしか知らないが，こちらは比較的高名な経済学者（であり，かつ私の勤務校に数年前まで教授でおられた人）の子息で，楽天「創業者」なのだし，そういう意味でも「安全」だと判断されたのではないか．

…にしたって「関西出身なので阪神ファンですが，あまりに強すぎるので冷めまして」などと言っていた．なんて適当な政治家的発言だろうか．プロ野球のことはよく知らない，商売になりそうだからやるんだと，正直に言えばいいのに．無理に情緒的なシンパシーを強調しようとしても，すぐばれまっせ．

_ 今日の予定

社心学会第1日．午後山びこ打ち合わせ，夕方ポスタ発表，夜懇親会．家が近所だとあれこれと予定を入れる気にならないので，さっさと帰る．

_ 社心学会１日目終了

いろんな人とやたらとテンションをあげて語った後に急に日常に戻ると，非常にテンションが下がる．下げても大丈夫だから下げてるわけで，より健全だとは思うのだが．

っていうか多分，明日のことが引っかかってるからだ．そしてバーサーカーを恐れていたからというのもある．貴公子君に「いつもピノキオより鼻っ柱の強いあさりんをいじめるなら今」とか言われたし．まったく，そのとおりである．同類に言われると，腹も立つが（笑

ポスタはいつものように在席責任時間でなくても基本的にずっといたが，普段よりは他の発表をいくつか見に行く時間があった．今回の発表は「これからこんなことをやります」と宣言するための道を整備しましたみたいな発表なので，これが成果というよりもむしろ今後が大事だ．聴きに来てくださった方とのインタラクションでもっとも重大だったのは，F大先生様にここのURLを教えたことだ！

懇親会では，いつもよりたくさんの（多様な）方々とお話しできたのでよかった．ご夫君が20時過ぎに迎えに来てくれたので，会が終わる前にさっさと引きあげ，会では例によって何も食べられなかった（遠慮深いからではなく，人とあれこれ話していると，食べる方は完全にお留守になってしまう）ため，晩ご飯を食べてから帰宅．

_ [tigers] 役立たずめが

というのは読売のお話．

今日は当然試合を見ることはできなかったのだが，懇親会の時にK御大と一緒に携帯で展開を確認した．8回に2点取られたのが藤川ではないかと御大も危惧していたのだが，どうやら能見だったようで．

K子園大学では優勝したら記念パーティが催されるそうだ．呼んでもらえるようにお願いしたが，みんな虎がらみのお宝グッズを持ち寄らなければならないらしい．な，なににしよう…ドキドキ．

_ 入れ替え

研究室PC不調につき，自宅デスクトップマシンを持って行ってHDDをぶら下げる．やはりHDDは壊れていなかった．あわよくば丸ごと中身を入れ替えてしまおうかと思ったが，研究室PCはデル製XPプレインストールを購入したので，パソコン工房マシンに入れてはならん（まあ，嘘つけばいけたかもしれんが）ということで，断念．ほとんどのソフトは自宅PCにも入っているから，当座の作業には障害は生じないだろう．

_ ごろ寝deスクアルミ

ああ「ごろ寝＋デスク＋アルミ」なんだ，と今気がついた．

mixi日記でWさんが紹介しているのを読んで3分後に「購入」ボタンをぽちっと（ご夫君が）クリックしたものが，3週間ばかり経ってようやく到着．ウェブサイトを見ても随分好評らしいことが分かる．アルミの天板に曲げ伸ばし可能な脚がついただけの単純なものだが，我が家の場合なら「寝たままでノートパソコンを使いたい」というニーズに応えてくれるものとなる．いや，もちろんこれまでも寝たままでPCを使うことがあったが，どうしても首を不自然に持ち上げなければならず体に負担がかかっていた．これなら少しは解消されるかも．ちょうどキーボードを操作する手首のところがゴムローラーなので，滑らないし，痛くもない．なかなかよいお買い物だった．

_ 早朝散歩

ウェスティン東京→JR目黒→（目黒川沿いの散歩道）→中目黒の折り返しコース．ウェスティンのオススメジョグコースにもなっていた．目黒川はさほど大きくない川だが，遊歩道がきちんと整備されており，びっしりと桜が植わっている．夙川のような雰囲気のところだった．昨日夕食を楽しんだ「バッチョーネ」の前まで行って，帰りは茶屋坂を踏破するショートカットコースをとった．80分ほどで6.3キロ．今日はこれから学会だから，ちょっと短めで．

_ WS＠社心3日目

お客さんたくさん．大御所系の方々もたくさん．よかったよかった．

指定討論は，話題提供が中身が濃かったこともあって時間が押してしまい，15分弱でしゃべるつもりのものを10分で片づけなければいけない状況に押し込まれる．仕方がないので久しぶりに

「まるで息をしていないような」

話し方スイッチを押して，脱兎の如く話したのであった．

_ 多磨霊園

リーガロイヤル早稲田で打ち上げランチ（まったく想像していなかった一飯の恩恵に預かる．ビールを飲めばよかったと後悔）の後，多磨霊園へ．思えば今日はお彼岸．墓参りの人がたくさんいて，ヤブ蚊もまだたくさんいて，ちょっと墓巡りにはいい日ではなかった．それでもなんとかうろうろ歩き回って見学．詳しい感想は後記．

_ 帰途は

私はJAL，ご夫君はANAに泣き別れで同時刻19時のフライトで帰阪…のはずがJALは20分遅れ．ああ，待たせてしまったなあと伊丹で携帯の電源を入れると，なんと向こうさんはその上を行く整備不良＆機材変更で45分遅れ．ご存知のように伊丹空港は着陸制限が21時までなので，一トラブルあると関空にダイバートになってしまう．そんな目に遭ったら踏んだり蹴ったりだよなあ，と思ったが幸い私が到着してそばを食べてANAのターミナルまで歩いていったくらいで伊丹に着陸してくれた．よかった．そんなこんな（ここには某チームの勝敗も含まれている）で疲れて帰宅．

_ 続・お下がり

するめは2匹（数詞がおかしいことは気にしない）分あることが今朝になって判明（笑　ご母君から「昆布と一緒に松前漬にしたら」という提案がなされたので，今度チャレンジしてみよう．検索すると松前漬というものには普通は数の子も入るようだが，まあ，なくてもよろしかろう．あとはかき揚げにするか，大根と一緒に煮るか，その辺かな．

トウモロコシとパイナップルは，何が問題って，好きじゃないということだ．トウモロコシは，最初は粒をうまく芯から剥がそうと慎重に食べ始めるのだが，段々面倒になってがしがしとしがんでしまい，結果として歯の間に繊維が挟まりまくるのが不快である．パイナップルは…なんとなく味が嫌い．酢豚に入れたりするのは大大大NGだし．

しかし，我ながらひどく呪術的思考なのだが，お下がりをダメにするのは罰当たりな気がするので，食べなきゃなあ．

_ 改稿一応終了

共同研究者に投げる．だいぶ時間がかかった．

_ 赤川鉄橋

昨日はお昼にちょっと食べ過ぎた（といっても普通のランチメニューなのだが）ということで，日が西に傾くのを待って再度お出かけして，JR新大阪〜赤川鉄橋〜阪急淡路と腹ごなしのウォーキング．赤川鉄橋を歩くのは2回目で，前回は何も調べずに行ったら偶然貨物列車がやってきてめちゃくちゃ面白かった．今回は一応ゆるーく調べて行ったのだが，残念ながら貨物は現れず．多分祝日で普段とは異なる運行だったのだろう．私たちと同じ風の夫婦連れが明らかに「っかしいなあ．なんで来ないんだ？」という顔をしてうろうろしていた．貨物が見られなかったのは残念だったが，自転車が横を通り抜けるだけでバタンバタンと跳ねる木板の上を歩くのは相変わらずスリリングで面白い体験だった．

貨物が通過すると例えばこんな感じ．ただ前回見たときは最徐行くらいだったので，怖くはなかったけど，面白さは大きかったような．

_ 歯磨きチューブ

研究室置きの歯磨きチューブが残り少なくなったので，甲山大学生協に買いに行った．あれこれ探してあったのは3種類．

石けん歯磨き
泡の立たない歯磨き
歯ブラシ＋小さな歯磨きチューブ（なんかフルーツ味）のお泊まりセット

いや，それらを売るのはいい．でも，せめて普通のやつも売ってくれまいか？ 石けんが嫌だと思うのも，泡の立たないのが嫌だと思うのも，くだらない固定概念に過ぎないことは分かってはいるけれども，それらをよしとする思想に共鳴できない人は抱き合わせ販売の割高のもので我慢しろと？

甲山生協はだいぶラディカルらしいということを学習．

_ Yahoo looks to improve search experience

札幌I君のblogより．Duncan WattsがColumbia Univ.からYahoo! Researchに転職したという，素直に驚きの大ニュースだ．日本で言うとバリバリに活躍中の東大教授（例:IKKN先生）が突如Googleジャパンに転職するようなものだろうか．Duncan Watts? Who?という人も，いわゆる「スモールワールド仮説」はご存じではないか．「人は自分の知り合いを6人以上介すると世界中の人々と間接的な知り合いになれる」という仮説だ．あれを電子メールでやった論文をScienceに載せたのがWattsの研究グループである．情報系の研究者ならともかく，社会科学者を引き抜くところが「やるなあ，アメリカ」って感じ．

Dodds, Peter; Muhamad, Roby; Watts, Duncan (2003). "An Experimental Study of Search in Global Social Networks". Science 301 (5634): 827–829.

_ スタック中

学会の年次大会というのは，日常はなかなか感じられない知的刺激に接したり，なんだかんだと互いに考えるところを吐き出し合うディスカッションをしたり，対人ネットワークをメンテナンスしたり新規開拓したり，非常に重要な機会なのだが，それがほぼ1週間連続してあると，ついついその楽しさに没入して日常を忘れてしまい，そして終了後の日常への復帰に著しい困難を来す．さらに今回は秋学期の開始と重なっていて，なおさら厳しい．

というわけで，仕事がスタック中．．．

_ でも飲み会三連荘目

同僚たちとJR西宮近くの彩苑へ．相変わらず客ではなく肉優先で生きる店員女性は口やかましかった．が，優先されるだけの良さはあるので，がまんがまんｗ いつもと違ってビールしか飲まなかったせいか，門限を心配することもない「よい子」の時間に終了．涼しい風に吹かれながら西宮北口まで歩く．S君はさらに他の飲み会に参加すると言って，夜の梅田（間違いではない）の街に消えていったのであった．彼の研究は2chにスレが立ったこともあるのだが，

＞日本大学大学院の泰羅（たいら） 雅登教授、米ロチェスター大学の佐藤暢哉・研究員らのチーム 
は泥酔して家に帰ったことがないと思われ。 

んなこたぁないｗ　彼は間違いなく自ら研究成果を確証するために生きている．

これで飲み歩きシリーズは一旦終了．そろそろ自宅でワイン会やりたいな．

_ 信貴生駒スカイライン

引き続きよく晴れたさわやかな一日．

早めに買い物と洗車を済ませた後，今日は奈良方向へドライブ．信貴山側から信貴生駒スカイラインに入るというので平群町あたりの国道を走っていると予想外の渋滞．どうやら道の駅で開催されている朝市に詰めかける人たちによるものだったようなのだが，他の何より渋滞が嫌いなはびーは，あとちょっと我慢すれば普通の道でたどり着けるスカイラインに脇道から行こうとし始めた．同じだけの時間，あるいはちょっと余計に時間がかかっても，そして遠回りになっても，多少迷っても，のろのろ運転で進むよりは「どこかに」前進したいらしいのだ．たとえそれがまっすぐ目的地をめざすものでなかったとしても．方向感覚絶無で，脇道に逸れなくても道に迷う自信がある私は，渋滞しても目的地に直接行ければよしとする性向なので，まったくもって対照的な行動である．

普段ならそれでも大概何とかなる（私が考えるに，ほとんどの場合は時間短縮にはなっていないのだが，ドライバーのイライラ感は低減される）のだが，今回は大変だった．国道から右（山側）に折れるとしばらくは住宅があったがすぐに農道になり，舗装道路でなくなり…　それくらいなら普段でもあることなのだが，あまりの急な下り坂で車に乗っていると先に道が続いているのか崖なのかもわからないくらいの状況になり，車を降りて確かめる始末．ここはアイスランドの荒野かっちゅうねん．しかし今さら折り返そうにもその狭隘な道（のようなもの）以外の部分は畑だったり崖だったりするのでどうしようもない．途中で山間の集落に入り，今度はどう考えてもこれは街道ハイキングロードだろというような道を抜けて，ようやく2車線の舗装道路に出た…

その間，おそらくたかだか10分程度だったと思うが，酷い目に遭った．車に傷が付かなかったのは不幸中の幸い．確かに最初の頃に「信貴山4.3キロ」という看板はあった．しかしあれはおそらくハイカー向けのものだ．「どうしてあの程度の渋滞で適当に脇道に逸れるのだ！」と言ったら，さすがに大抵は「そんなん言われても，僕は渋滞が嫌いやねん！」と逆ギレするはびーも「素直にごめんなさい」と言う程度に，なおかつ，きまりの悪いのをごまかそうとしてかご自身お気に入りのJ-POPに合わせて鼻歌するのを睨んだら黙ってフォーレのレクイエムに切り替えるくらい，酷かった．

_ そば切り・粋人

信貴生駒スカイラインを生駒方向に抜けて阪奈道路に降り，新石切でそばを食した．お初の店はいつものとおり鴨南蛮と鴨ざるにてご機嫌伺い．そばと出汁/つゆの双方がなかなか我々の好みに合っており，トップ集団に入るおいしさだった．普段づかいには遠いが，こちら方面に来たときにはまた立ち寄ってみよう．

_ 仕事は降り積もる

根雪を溶かさないと路面は見えてこないのは分かっているのに降りしきる新雪ばかりを掻いているうちにますます根雪の方は凝り固まっていく，といった状況である．かといって，どれも投げ出すわけにもいかない．同じような思いでこの秋を，いや毎秋を過ごしている同胞は多かろう．学生指導のサポートはポスドクや院生に，事務仕事は秘書ちゃんに，投げられるだけは投げているのだが，その分でできるかも，という仕事に欲張って手を出すと，まあこういうことになるわけですね．つらくはないけど，厳しいでしゅ．

と言っても，アメリカでテニュアを取れるか取れないかのギリギリで闘っている人たちの話を聞くと，われわれの状況など暢気なものだ．私たちから見ると暴力的なレベルで業績を挙げている人たちですら，ようやくフルプロフェッサーになっただの，まだそれに向けて必死に論文を書いているという話を聞いて心が寒くなった．とてもつらくて，とても厳しそうだ．

_ 輪読ゼミ

ポスドクAyaさん実験中のため4名参加．

私が紹介したのは今年2つめの創造性を高めるテクニックの研究．前回読んだのは格言をembodyせよ＝「四角く歩きながら考えるとよい」という話だったが，今回は「やってるうちに気が散ってきそうな簡単な課題をやってるとふとよいアイディアが思いつく」というmind wanderingの効果の話．次々回に報告予定の論文では「緑色が（白やグレーや青や赤よりも）創造性を促進する」という話である．

ということは，アイディアをひねり出すのに疲れてきたら，気分転換に緑濃き森の中で四角を描いて歩きながら簡単なゲームでもしていればよい，ということなのか．つまりそれぞれで創造性を高めるとされている操作を重ねるとよいのか，それともそれらは打ち消しあう可能性があるのか．最適な組み合わせはあるのか．是非誰かに検討していただきたい．

それにしてもプライミング系の研究には正直うさんくさいものが多すぎて困る．どうしてこうなった．

_ 卒論ゼミ

4年生にとっては大学生活オーラスの秋学期が始まった．卒論の〆切まで3ヶ月を切った．良く言えばゴールが見えてきた，実際のところは追い込まれた状況（笑

夏休みに「序論を10ページ書いてくる」という課題を与えていた．うちのフォーマット（35文字×25行）だと7000字くらい書くとだいたい埋まるくらいの量である．蓋を開けてみると，1000字も書けていない学生から8000字程度の学生までかなりの幅があったが，それはまあ予想通り．分布がどちらに偏るだろうかと思っていたがやや右だった．

もちろん量が足れば質が足るとは限らないし，それぞれの完成度がどのくらい高いかはじっくり見てみないとわからない．しかし夏休み前の面談でパラグラフライティングを口うるさく言ったのをしっかり守って書いた学生も多くいたので，今後の展開はこれまでより楽になる，と信じたい．これまではどちらかというと手を入れすぎな指導をしていたのだが，私の負荷は高い割にいい論文に仕上がることが少ない（とてもよい論文は出ない）ような気がして，少しはかれらの力を信じる作戦に切り替えつつあるところである．

_ 今読んでる本

先日あるもあ君に教えてもらった三陸鉄道の震災からの復旧記録を綴ったマンガ「さんてつ」の流れでこのルポを．日航機墜落事故の「墜落遺体」はすさまじかったけれど，これもきっと．しかし，覚悟をしてでも読まずにはいられない．