りーり君から貸してもらったマテリアルを複写した.まだ,複写しただけで,読んでない.
最近蒸し暑さのせいもあってダレ気味である.やらなければならないことはたくさんあるのに,あまり効率的に処理できていない.すぐに片づけられるつまらない仕事だとか,キャリアマイレージには関係ない雑用だとか,イタリアでどこに泊まろうかとか,くだらないことに時間を無駄遣いしている.大きな目標をいくつか達成してしまったので,次に何をしたらいいか,明確なハードルが見えないのだな.途方もない目標なら,あるんだけど.
おうちのディスプレイを持ってきて,おうちのパソコンを新しくノートにするというのはどうかと考え始めた.ご夫君もノートを買うらしいので,一緒にお買い物だ! そうだ,20日は寺町に行くかい?
この新刊書,何か方向性が間違っているような気がするのですが,でも,読んでみたい気もします.同じ著者でこういう本もあります.内容によっては,学生が買っていたら殴らなければならないかもしれませんね.
アマゾンでのランキングは上位かもしれんが,紀伊国屋BookWebでは常にビリだ,と言っていた共著者から連絡があり,先月1ヶ月間の統計関係の書籍ランキングでは2位になっていたことが分かった.ここは集計が月単位で更新されるシステムなのだろう.
日経BP計画は,あまりうまくいっていない,かもしれない.まあ,そりゃそうだわなあ.ただ,購読者の多い媒体に書評が載ると売れ行きがいきなり違うことはこないだ体感したから,是非,どこかでなんとかなってほしいんだけどなあ.
すばらしい!すばらしい!すばらしい!
物価が高いぞ
地下鉄乗り放題チケットの適用が9:30からなので、それを待って出発。大英博物館を皮切りに「とりあえず」の名所を巡ってみる予定。夜はnmさんたちとディナー。
今日はロンドン基本的名所観光と,夜はnmさんご夫妻と食事会の予定.ホリデイ・インの朝食はコンチネンタル形式で全然愛想がないが,クロワッサンがおいしいので許可.
まずはOld Street駅にて,9:30から一日中適用される地下鉄の乗り放題チケットを購入.地下鉄網は距離に応じてゾーンが6つほどに同心円上に区切られているので,どのゾーンまで行けるかによって多少値段が違ってくるようだ.今日の私はほぼ市内の名所密集区域しか行かない予定なので,一番安い(といっても£4以上もするわけだが)ものにした.まずは大英博物館へ.
Wさんと入り口で別れてここからは自由行動.というのも,彼は博物館に長居するタイプらしいのだが,私は「世界一博物館と美術館を早く見る(通過する)女」として有名だからである.
大英博物館は国立かと思えばさにあらず,ある大富豪のコレクションを一般市民に公開してやっているぞというありがたい代物で,なんと入場料金は(寄付は募っているがそれほど押しつけがましくない)無料である.国内外から金に飽かせて集めまくったものが一同に展示されており,特に古代エジプト・ギリシャ・ローマあたりの展示が充実している.一番の「呼び物」はロゼッタ・ストーンやミイラだろうか.遠足の小学生,海外旅行客,さまざまな人でごった返している.私は例によって「ふーん」と思いながら足早にどの展示物の前も足早に通過.エジプトのコレクションは,先日イタリアで見たものもかなりの規模だったので,まあ大して変わりはない.遺跡とはいえ外国の貴重な財産を容赦なく切り取り,引っぺがして持ってくることに関してどう考えているのか,小一時間問いつめたい.日本コレクションは一部の部屋が次回展示の準備中で閉鎖されていたので,有名どころは見られなかった.
1時間ちょっと広い館内を歩き回って疲れたので,軽食と水を買ってしばらく休憩してから次の目的地に出発した.
なんとWさんはこの後16:30まで(つまり6時間以上だ!)ずっと展示物に夢中になっておられたそうだ.とても同じ人間とは思えない.恐ろしい.
でかい.でも地味.テムズ川方向から眺めるとまた違った光景があるのかもしれないが今日はとりあえずパス.すぐそばにできた巨大観覧車「ロンドンアイ」とのコントラストが面白い.
中に入ろうと思ったら警察官に止められたので何かと思ったら,ロイヤル・ファミリーの誰かが訪問していたようで,しばらく待っていたら聖職者たちに見送られて車で出て行った.誰だったのかは判然としないが,スカイブルーの服を着た女性だった.女王…ではなかったような気がする.送り出す間,寺院の鐘が乱打されていたが,これがチッピング・カムデン同様がんがらがんがらと何となくメロディのようでメロディでない気持ち悪い調子だった.イギリスの鐘はああやって鳴るのだなあ.結局,入場できなさそうなのであきらめて通過.
15分ほどバッキンガム方向に歩いて今度は大聖堂へ.さっきの寺院は国教会,こちらはカトリックである.塔に上れるというのでエレベータで上がってみたが,高さが足りず,眺望はいまいち.しばらく椅子に腰掛けてゆっくりした後,併設しているショップをチェック.ロザリオを買おうかと思ったが,あまりよいデザインのものがない割に高かったので,革ひもつきのペンダントを購入.
また10分ほど歩いてバッキンガム宮殿へ.今日は女王はいらっしゃるようであった.
もちろんここには(特別なツアーを除けば)立ち入りはできない.しかし今日は門扉の前から正装した男女の鈴なりの列.なんだろうと思ったがパーティなどあるということだろうか.みなオレンジ色のカードを握りしめていて,どうやらそれが招待券であるらしかった.大体は夫婦連れで,女性は必ず帽子をかぶっているが,男性はタキシード姿のじいさんもいたが総じてラフなスーツ姿だ.たまに勲章らしき頸飾(っていうのかな)を着用している人もいた.黒人は少なからずいたがアジア系は数えるほどで,職業が明らかに分かるのは,軍人,聖職者あたりがいただろうか.総勢1500人は超えるだろうという人々が宮殿の周囲をぐるりと取り巻いて列をなしていた.「ねえ,今日は何のパーティ?その券見せてよ」と言いたくて仕方がなかったが,鼻で笑われそうだったのでやめた.
ヴィクトリア駅まで歩いて戻ってまた地下鉄でセントポール大聖堂へ.途中駅の乗り換えがものすごく大変で体力を消費する.ロンドンの地下鉄は深さがひどくさまざまで,上がったり降りたりが多くて大変だ.
件の大聖堂は,ガイドブックに寄れば「圧倒される」ものだそうだが,別に… という感じ.ひょっとして中にはいるとすごいのかもしれない(BBCの生放送があるとかで入場できなかった)が,多分そうでもないだろう.私は建築様式のことなどまったく知識がないので,建物は「地味−派手」という軸でしか判断していないきらいがあり,その基準からするとここは「とても地味」である.しかも「やや小さい」ので,想像とは違ってちょっとがっかり.
今日は最高気温が28度と予想されていて,しかもかなり湿気があるので体感気温はかなり暑い.一心に歩いてかなり疲弊したので一旦ホテルに帰ることにした.地下鉄をまた乗り継いで駅のOld Street に戻り,駅の売店でミネラルウォーターの1.5リットルペットボトルを仕入れたあと,16時半頃に部屋に戻って休息.
18時半にロビーでWさんと待ち合わせて再びお外に出発.今度は はてなアンテナ つながりのnmさんと"つま"さんに初めてお目にかかるためにコヴェント・ガーデンに向かった.nmさんがサバティカルで3月末からロンドンに来ておられるので,この機会に是非お目にかかりたいと思ってお願いしたのだ.nmとは「阪神狂」であるという非常に強固な共通点があるので,ここ数日(阪神にマジックが出たというのに)周囲に阪神ファンがあまりおらず(せいぜいM後輩くらいだ),口がうずうずしていた私としては,ロンドンで存分にタイガース談義ができるなんて,僥倖である.
夕刻にさしかかったコヴェント・ガーデン駅はとても混んでいて,しかも地上階に上がるのになぜか階段がなく,リフトを待つ長い長い行列ができていた.待ち合わせの時間に遅れそうだったので「階段で行こう!」とそちらに回ったらなんと200段近くのそれが(笑 世界のさまざまな塔を登ってきたので段数の多い階段には慣れているけれど,ここはたどり着いても「地上」だから,あまり面白くない.つまらぬことでイギリスの地下鉄は実に深いところを通っているのを実感することになってしまった.
ひーひーと息を切らして地上にたどり着くと,待ち合わせ場所の聖ポール教会に向かった.通りはとても賑やかで,大道芸をやっているパフォーマーなどもいる.まずはさわらび師匠と合流,しばらく待つとnmさんご夫妻がやってきた.いつものことながら,既にWeb日記を通じて毎日の生活の概要を知っている相手同士が「初めまして」と挨拶を交わすのはなんとなく気恥ずかしく面白いものだ.早速先日「飛び込み」でやってきた医学研究科の留学生Sさんが教えてくれたベルギー料理のお店「Belgo」に向かう.ロンドンの通りは決して計画的にできていない迷路のようなところがあるので,少々迷ってしまったようだ.しかし,15分ほどで目的の店に到着.
店は地下に広いホールがあって,かなり混み合っていた.ムール貝が名物ということで,さまざまに味付けされたものがキロ単位でバケツに入ってどかんと出てくる形式のようだった.それをつまみながらベルギービールを楽しむのがセオリーであるらしい.私たちはサイドメニューをいくつか頼みつつその形式に倣ったのだが,私が頼んだチキンは(おいしかったけど)やや量が多かったかも(笑 とにかく大賑わいの店内は若者たちの声がわーわーと反響していて,「天狗」並みかそれ以上の状況だった.たかが5人が会話するのでも大声を発さなければ相手に(いや,自分にも?)聞こえないくらいの感じだった.イギリスに来てまでも〆切に追われているというnmさんは,ここのところあまり人と話をしておられないそうで(笑 途中で声が枯れてしまうというありさま.しかし確かに(私は元来声がとても大きい人なのでたいがいの状況には耐えられるのだが)このうるささは尋常ではない.
ムール貝は1キロで50個ほどだろうか,私たちはサイドメニューも頼んだので5人で1バケツで十分だったが,隣の席の若者たちなどは,一人1キロのバケツを抱えてビールを飲みまくっていた.確かにおいしいけど,飽きないかなあ… ベルギービールは「赤・青・白(?)」と3種類あって,私は赤と青を飲んだが,青の方が若干すっきりした味だったような気がする…けどよく覚えていない(笑
2時間ほど経つうちにいよいようるささが増してきたので,河岸を替えましょうと外に出てしばらく店を探し,カフェに移動.ちなみにBelgoの会計は一人あたりほぼ£20だったから,イギリスにしては安いほうだろう.
カフェも音楽がかかっていてそれなりにうるさかったけど,それでも先ほどの店よりはましだったろう.こちらではかなり「濃い」阪神談義が炸裂.「ON時代の阪神vs巨人」あたりのことや「江夏・田淵」がいた頃のことを知っている人と,せいぜい掛布@巨人に寝返った男が活躍し始めた頃からしか知らない私とでは,今の状況のとらえ方がちょっと違う(前者の方がより「屈折」度が高いだけですか?)のかもしれない.ええと,nmさんは阪神が優勝したらロンドン塔からテムズ河に飛び込むんでしたっけ?(笑
楽しく時は過ぎて,23時過ぎに解散.ロンドンは夜の交通がかなり発達していて,この時間になっても公共交通機関が不自由ということはないらしい.お目にかかれてよかったです.ありがとうございました.
日付がかわりかけくらいの時間にホテルに帰還.
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これまでの欧州帰りよりマシな気がする.とりあえず目さえ開けていれば起きて普通に行動している.但し,目を瞑ると即時昏睡みたいな状態だし,起きていても深い認知的処理は望めない状況だ.
そして講義をやるとボケていることがすごくよく分かる.PCとプロジェクタをつなぐアダプタ忘れるし.なんかしまらないまとめになってしまって学生には申し訳なかった.
授業は終了.用事を片づけたら帰りたいが,帰りたいという気を思い切り削ぐ暑さである.
M君の意見に全面賛成.今度は庶務から郵便が来て「退職時に書いてもらうべきだった書類を書いてもらい忘れていた.ついては署名捺印して送り返せ」
ってお前らのミスなのに,なんでわざわざ私が金を払って送り返させていただく必要があるのだ!アホか!!
1,2限連続で心理統計法補充講義,その後夕方まで論文執筆
1限
分散分析の基本的な考え方を説明した後は,「コンビニおにぎり味比べ」と題して,被験者間1要因(4水準)分散分析の実践.穴埋め形式のプリントを配って,すべての手続きを実地で経験させた.自分的にはうまく説明できた,はず.
出席者は100名は超えていたが,やや通常時より少なめだ.試験の配点をちょっと考え直さないと,Dを量産してしまう悪寒.
15分の休憩を挟んで2限
13回目で扱った分散分析における多重比較(テューキー法)と,ほぼ同じデータを被験者内1要因とみなした分散分析の実践.やり方は先ほどと同様.時間がちょっと余ったので,2要因分散分析で考えるべき3つの効果(主効果2つと交互作用)と想定可能な3つの計画(被験者間・被験者内・混合)の説明.
関テレで梅田淳からインタビューを受けているのを見る.
非常に面白みのない,東京ステレオタイプにとてもよく当てはまる人だということが改めてよく分かった.ただし,あの梅田に絡まれて少なくとも平静を保つのだから大したものだ.だから好ましい(=嫌われない)のだろう.嫌おうにも嫌うポイントがない.野球さえ下手でなければ.
なお,血液型性格判断にマイルドに否定的な発言をしていたのは,好印象♪
午前中は梅田のディアモール大阪へ.最近レナウンのバーゲンにJ.CREWが入らなくなったので,やむなくショップのバーゲンに出かけたのだ.気持ちよくガラガラのディアモールでさっさと3点ほど購入し,他に寄るところもないので30分強でおさらば.行きは阪神高速神戸線の中之島西出口で降り,帰りは環状線の堂島入口から入ったら,「乗り継ぎ」とみなされ,行きの通行料金だけで往復できてしまった.休日2割引もあって,梅田まで往復560円だから,駐車料金300円,ガソリン代を考えても電車で行くのとほぼ同程度の出費で済んだ.1時間以内なら乗り継ぎが適用されるようなので,これからもちょっとした用事で梅田に行くときは活用しよう.
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昨日のウィンブルドン男子決勝観戦は第3セット途中,日本では日付が変わる頃にダウン.第3セットはフェデラーの勢いがすごく,これはこのままずるずる行くかな,と思ったのだが,その後フルセットまで持ち込んだようで.王者交代まで後一歩のところまで追いつめたナダルもすごかったようだ.今日のスケジュールがなければ見続けたかったものだ.
というわけで今日は六本木ミッドタウンでMTG2本のため上京.とはいえ夕方には戻ります.
Susanからまた「ここがよくわからないわ」的メイルが来たので伊丹のラウンジで対応して返信.そのメイルで「ごめんねpoor Englishで」とへりくだってみた.羽田でまたメイルチェックしたらさらにまだ「そういやここもわからないの」的メイルが来ていて,それには,
「気にしないで.私の日本語よりよっぽど上手よ」
…すいませんねえ.
→かくして太平洋を越えた熱いやりとりの結果,ようやくSusanの疑問はすべて氷解し,掲載に向けて最終的なGoサインが出されたのであった.いつの日か,Susanの日本語と私の英語,どっちが下手か対決をしなければなるまい.
六本木ミッドタウンは2回目.両方ともランチMTGを入れていたのだが,ミッドタウンを一歩出るとバラエティに富み,なおかつ比較的お財布に優しいレストランが揃っていることがよく分かった.ミッドタウン内だとコーヒーでも「いや,いくらいつも買ってる豆の店のアンテナショップだからって,この値段ではねえ」と思わせる価格であることと比べると雲泥の差だ.ミッドタウンとはいえIT長者ばかりが住まうわけではないのだから,当然と言えば当然か.しかしご馳走になっておきながら「この辺の店はリーズナブルでいいですよね」と言ってしまう私にも問題はあるかもしれない.
昨日えらい目に遭った雷雨だが,本務校付近も猛烈なことになっていたらしく,隣の講義棟は丁度坂道の底にあることから床上浸水状態になり,教室の中まで水が溢れてきたのだそうだ.
しかし今日は特に雨が降ることもなく,会議が終わった18時半には夕焼けも見えるほどの穏やかな天気.そうだそうだ,野球中継だよ,と思ってラジオをつけたら,なぜか聞こえてくるのは広島戦の実況.何?これ?と思ったら甲子園は雨天中止とのこと.
え?雨降ってんの??
甲山に来てから,この言葉がやたらと多用されている状況である.浅学なのでそもそも綴りから分からんなと思っていたが,どうやらconvenerらしい.辞書を引くと「会議の招集者」「議長」などとあるが,要は比較的小規模チームの「とりまとめ役」という意味合いらしい.ぐぐって引っかかるのは割と自然科学系の学会が多いのだが,甲山では学部を超えて全学レベルで使用される用語のようである.
遂に残り3回(頼まれないのに全15回やってる科目は一体いくつあるだろうか).うち実質的な実習は2回.やるのはSEM.
4月に初めてデータ解析を学び始めた人にとっては,ようやくボーゲンの形ができてきたかな?くらいでいきなりマッキンリーの頂上に連れて行って「さ,降りてきてね」というようなものだ.
と喩えてみた.しかしAmosってほんとセンスない.
GDNL(某学会のニュースレター)用にと依頼されていた原稿(17日〆切)を,どう書こう何書こうとしばらく逡巡していたが,昨日手を着けてみたら一気に書けそうなネタが溢れかえってきて,半日ほどで書き上げることができた.おまけにそれらをほぼすべて書いたら4000字を超えてしまい,ニュースレター原稿としては紙幅を食い過ぎてしまうボリュームに.依頼主(学会広報委員長)にご相談申し上げた結果,「じゃあ削って」とは言われずに「じゃあ2回連載で」というお許しをいただくことができた.早速今朝になって元原稿を2分割.1回目に当たる部分を送付してとりあえず完了.興に乗ってうわーっと書ける,というのは頭を使いまくるのでシンドイけど楽しい.
ちょっと心配なのは,次号の発行タイミングが半年弱先なこと.ネタ的に考えて,今書いている「第2回目予定」のものが思いっきりオールドファッションになっている可能性がなきにしもあらずなのである.どうか状況に大きな変化がありませんようにと祈るばかりだ.
ま,あまりにも変わりすぎたら「連載なんてなかったこと」にすればいいんだな.うん.
欧米に野生のサルは(ほとんど)生息していない.
そういう前提で,サルにまつわるいろんなエピソード(進化論だの,monkeyという言葉の使われ方だの)を考えると,今まで見えなかったものが見えてくるような気がした.つまり彼らにとってサルはまったく身近でない動物なのだ.
昨日の今日で何とも意気が上がらないところだが,京都はキャンパスプラザにてキバンエーのMTG.今回は研究グループレベルのものなので,実際にこれからどう連携していくかの具体的なところを話し合った.冒頭に早速3割減の話をしたら,メンバーのうちお二方(いずれも基盤Aの研究代表者であり,吹けば飛ぶようなお金しかもらっていない私とはレベルが違う方々だ)はそのニュースをご存じなかった.本学も同様だが,まだ各大学の担当事務からの周知は進んでいないようである.うちお一方が3割減と聞いてまずおっしゃったのは,
「人ひとり雇えなくなりますね」
やっぱ,そうなりますよね… やや黒い考え方をすれば,そうしておじゃんになったポストに就くはずだった人材をうちのPDに,なんてこともありかもしれないのだが,ことが科研費だけにとどまるとも思えず,なんともはや.先が見えないとはこのことだ.
MTGの方は,あれこれ意見交換ができてとても有意義だったが,やや時間切れ気味のところで終了.次は夏明けにということになった.とりあえず,各々ができることをできる範囲で粛々と進めていくしかなさそうである.
からりと晴れ上がった週明け月曜.午前中は自宅書斎で一仕事して,午後は大学院ゼミの一環で大阪電気通信大学の小森政嗣さんの研究室にお邪魔して,実験室見学+研究会をした.そもそもは小森君が「勤続10年ようやく実験室ができた\(^o^)/」と言うのに「じゃあ見せてよ!」と食いついたのがきっかけなのだが,せっかくなら他のゼミもご一緒しませんかと声をかけたらS君ゼミご一同様+O君もやってきたという次第で,総勢10名で寝屋川くんだり(いや失礼.うちからは近い)まで押しかけさせていただいた.
寝屋川は淀川を渡って向こう側で,おそらく前を通ったことは一再ならずあるはずなのだが,失礼ながらこれまで電通大を意識したことがなかった.実は距離としては10キロ弱で,しかもほとんど(関西的な表現で言えば)まっすぐ行けば良いのだった.理工系の単科大学らしく,見た目にはかまってない感が横溢していて,ただ一つ言えることは「電波はよく飛びそう」な建物群だった.小森君の研究室はだだっ広い部屋をやや無理矢理めに仕切って教員研究室+学生用活動スペース+奴隷船の船底のごとき雑魚寝スペースを確保しており,訪問したときもたくさんの男子学生がいた.いかにも理系研究室である.しかし阪大の場合は理でもΣでも確か教員研究室は別にあった気がするので,そこは違うか.
13時過ぎからしばらくスタンフォードとつないでM君と3人でスカイプミーティングをした後,まずは実験室見学.モーションキャプチャ装置を備えた暗室でデモを見せていただいた.この装置はそれなりにお金がかかっているはずだが,小森君はそこまで高価ではない機器でも,あれこれと工夫してちゃんとしたデータを取るためのアイディアを豊富に持っていて,そちらのTIPSあれこれを聞くのも面白かった.お金と研究が今ほど密接にリンクしていなかった古き良き時代を思い出して,ねえ.
その後は研究会と称して小森君の「苦労を重ねて撮り溜めた子どもの顔写真から合成した平均顔がいかに可愛いか」を主たるポイントとする現在の研究テーマに関する話を聞き,KG勢も3件の発表をしてあれこれと議論.いずれも顔や表情についての研究だが,非常に幅広いアプローチがあることを実感できて面白かった.子どもの平均顔はぱっと見で確かにとても整っていて「きれいだな」と思ったが,小森君曰く「子どもを持っているかどうかで実感の度合いが違うかも」だそうで,確かに私はそんなに感情を動かされることはなかった.しかし素材となった方の顔群を眺めてびっくり.確かに平均顔は図抜けて可愛かった.均すってすごい.
ところで,電通大の建物で最大に衝撃だったのは男子トイレ.女子トイレは数は少ないのは致し方ないとして中に入ればごく普通だったのだが,こちらの(少なくとも小森君の研究室のある建物の)男子トイレは外側非常階段の踊り場に作り付けられていて,間仕切りも何もなく,吹きっさらしで小便器が並んでいるのだ.つまり,非常階段を使って移動すると,中にいる人とコンニチワしちゃうのである.ガラス張りの研究室同様,慣れちゃうとなんともない,という話だが,しかし,まあ,慣れるまでっていうか,イニシエーションとしてはどうだろうか… 学年に数名しか女子学生がいない理由がちょっと分かった気がした.
春学期最後のゼミが終わり、夏休み前に全員と最低1時間ずつを目処に個人面談をするフェーズに突入。本日は3人。
データが取れていない学生は具体的な中身や日程の相談、取れている学生は中身のざっとしたチェック、それに加えて夏休みに序論を10ページ書く、という宿題を出したので、それの構成の相談。10ページというのには特段の意味はないが、うちの学科の仕様であれば5000字程度だ。もちろん5000字書けばそれでよいということもないし、5000字書けなければダメだということでもないが、ある程度の量は質を反映すると思われる、その「ある程度」として設定してみた。
本日の3人は、期待していたよりしっかり構成案を考えて来たので、少し観点を付け加えたりメタな意味での執筆の際の視座をサジェスチョンするくらいで、スムーズに面談は進んだ。これからの学生もそうだといいなあ、と思うが、まあ、あまり期待しないでおこう。その方が意外な喜びが大きい、はず。
週末のテレビ視聴は笑点を除いてほとんどグリーンチャンネルという我が家においては、やたらと宣伝が目についたので昨日今日と競走馬のセリ市「セレクトセール2013」生中継を、さすがに生では見られない(9時〜19時)ので録画して見ている。昨日が一歳馬(2012年春生まれ)のセールで、今日は当歳馬(2013年春生まれ)のセール。一歳馬は馬体がもうかなり大きくなっているのでかわいげはだいぶ消え失せているが、当歳馬は生まれて数ヶ月だからまだ小さくて、ふわふわしていて、たいていはお母さん繁殖牝馬が寄り添って登場する。こんな早い、まだ調教も開始されていない時期に購買される馬は当然血統がよい場合が多く、活躍した/これまでに産んだ子どもが既に活躍しているお母さんとディープインパクトお父さんの間に生まれた馬など、1億円からスタートしてぽんと2億に跳ね上がるような極端な値付けがされたりする。最低価格は500万円スタートくらいだろうか。安ければ値段がせり上がっていく単位も少なく(50万くらい)、だんだん刻みが大きくなってきて1億を超えると1000万か2000万単位で金額が上昇していく。さっきも書いたようにまだ調教も開始されていない時期なので、これから投資する金額だって大きいし、デビュー前にダメになる可能性も小さくないのに、リスクテイカーたちの値付けというのは怖ろしいものだ。数億で買ってその分を回収できる確率はどのくらいあるだろうか。兄弟が超活躍しておこぼれに預かり種牡馬入り、といった幸運事象でもなければ、本馬が走って賞金を稼がなければ将来もないのに… 馬は経済動物と言うが、金や株式とは違って、生き物ですから。。。
などと思っている限りは馬主などにはなれないのだな、と納得しつつ、個人的にはオークショニアの煽りを発話分析すれば面白いだろうなあ、と思って飽きずに眺めていた。週末の札幌出張のついでに市場の現場を興味深く眺めてくることにしよう。
Before...
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